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受け入れて欲しい男、愛が欲しい女 <結婚できない男と女>

恋愛できる能力があるのに、結婚できない人たちが世の中にはたくさんいる。結婚するのは、そんなに難しいことではないのに、なぜかうまくいかない。そんな人は、自分や他人の欠点を洗い出す前に、これを知っておいた方がいい

男女の結婚の目的の差

男も女も、自分の理想はあるものの、結婚に望む基本姿勢はひとつだけである。

結婚したい女=「愛が欲しいだけ」

結婚したい男=「自分を受け入れて欲しいだけ」

これだけだ。なのに、付きあっても、結婚できない男女は、お互いがこれを満すことができず、破局してしまう。女は男の仕事や生活態度を受け入れ拒否し、男は女に愛を精一杯伝えることを怠ってしまう。

お互い愛し合っているのに、一体何故、こんなことが起こってしまうのだろうか?

「愛が欲しいだけ」の女

女の脳は、何故か男より早く発達する。小学校高学年にもなると、同学年男の幼稚さに呆れるようになる。好きな人はできるものの、その彼が、男同士で話をしていと、「子どもだな」と感じずにはいられない。女は男より、脳内発達のスピードが早い。これはいわば常識的に皆が知るところだと思う。

ところが、恋愛ではそれを理解する男が少ない。きっと勉学では差がないからだ。

20代前半で結婚しなかった女性も20代後半頃ともなれば、結婚前提での付き合いを考えている。付き合いが始まると、ほとんどの女が3ヶ月で結婚を意識し、半年で焦り始める。自分の誕生日やクリスマスでのプロポーズを期待し、1年過ぎて何もなければ、別れを考え出す。

ネットやお見合いで婚活する女性も、本気で3ヶ月や半年の付き合いで結婚できると考えている。

しかし、一般的な男は、そんなに早くに結婚を考えない。せめて一年は付き合い、お互いをよく知ってから結婚を考えている。貯金が無ければ、まずはそれを作ってから。やるべきことがあれば、まずはそれを片付けてから。そう考えるのが普通の男だ。

ところが、女の考える結婚はすぐなのだ!何故そんな考えがおこるのか?これは先に話した、女の脳の仕組みの違いからだ。女の恋愛は、男の2倍の速さで進んでいる。女は一旦恋愛を考え出すと、何をする時もずっとそれを考えている。朝起きて、歯磨きしながら、仕事の片隅で、テレビを見ている時もずっと。だから脳内は恋愛で詰め詰めなのだ。

そんな女が男に求めるのは「愛の言葉」だけ。

お付き合いが始まる時、彼の告白という「愛の言葉」を夢見る。付き合い、3ヶ月経てばプロポーズという「愛の言葉」を夢見る。しかし1年が過ぎる頃、「愛の言葉」がないと、女は男を受け入れられなくなる。

女は会話というコミュニケーションをして人間関係を築く。だから同じように会話で男から愛を伝えられないと、コミュニケーションが破綻するのだ。

「愛の言葉=愛」女性が言う「愛」のほとんどは言葉である。

「愛の言葉」がない男に対して女は、徐々に別れの行動を取り出す。連絡が途絶えたり、機嫌が悪かったり、「私ってなんなの?」とか言い出す。そんな時に「愛している」と言えない男がいる。女が欲しい言葉が「愛の言葉」だということに気がつかないのだ。その言葉さえ言えば続く関係を、自ら壊してしまうのだ。

これは、単身赴任の夫の場合もそうである。妻との離婚危機に夫は妻に対して愛の言葉を忘れる。女が欲しい言葉は「愛している」「別れない」これだけだ。

女はいつも「愛の言葉」が欲しいだけ。それを男は知らないのだ。

「自分を受け入れて欲しいだけ」の男

女の脳は分散型であるのに対し、男の脳は一点集中型に出来ている。そのためか、狩に目覚めた男は、周りがすぐに見えなくなる。

恋愛初期であると、現実が全く見えないくらい恋愛に集中する。その結果、女に対し「過剰な熱意」の誤解を与える結果となる。

3ヶ月で結婚しそうな勢いを見せた男の行動も、徐々に落ち着く時期が来る。一旦狩りが終わると目標変更するからだ。もちろん、責任を取るために仕事に集中するのが真面目な男というものだろう。

男は、恋人に対して「自分を受け入れて欲しい」という願望を持っている。自分を愛しているのなら母親と同じ、行動をするに違いない!と無意識にからだが感じているのだ。その結果、仕事優先の付き合いをする。

自分の仕事を女が「受け入れて当然」だと考えている。将来、子を作り、自分が養う結果を想定すると、女が仕事を理解することは当然なのだ。

仕事で潰れるデートの時間が、女性の気持ちに多大な影響を与えていることを理解できない。仕事は彼女との関係を守るために仕方ないことだからだ。

男の愛は行動で示される。男の漫画を参考にすればよくわかる。拳と拳を合わせたのちに和解する。だから女も「愛は行動で示す」に違いないと考えている。しかし女はそれが出来ない。仕事を理由にデートをキャンセルする男が許せない。

また男は母親がした自分への賞賛を、女が与えてくれないと「自分を受け入れてくれない」と嘆く生き物だ。その結果「もう自分にできることはない」と、男は女に別れを告げる。

男はいつも「自分を受け入れてくれる女が好き」だ。仕事や自分を理解し、やさしく抱きしめてくれる女と結婚したい。それだけだ。

男と女が結婚するために

男と女は、結婚するために勘違いをしている。見た目、お金、若さ。条件はいろいろある。ところが結局、女は頻繁に愛を口にする男と結婚し、男は受け入れてくれる女と結婚する。結婚詐欺師のやり方は男も女もこの通りだ。そこに気が付けない人は多い。

つまり、

女と結婚したければ、最後まで愛を叫べ。

男と結婚したければ、理不尽なことがあっても受け入れろ。

結婚に必要なのはそれだけだ。外側に見えている方法に惑わされてはいけない。ただそれだけのことなのだ。


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