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第一種衛生管理者に1週間(23時間)で合格する方法


〇このnoteを書いた理由

私が衛生管理者を受けようと思った時にこの資格の情報や攻略方法がネットでは少なく感じました。そこで効率よく合格できたのでこれから受ける人のタメになればと思い、書いていきます。
私が体験した第一種衛生管理者の勉強や試験の内容を知りたい方は③から読んで下さい。(①、②は衛生管理者の説明になります。)

①第一種衛生管理者とは?

衛生管理者は50人以上労働者がいる所には必ず一人は置かないといけない必置資格です。第一種、第二種と種類があります。第二種は特定の業種にのみ使えますが第一は全ての業種で使えるため、取得するなら第一種衛生管理者をオススメします。

②衛生管理者を取るメリット

①でも述べましたが必置資格となります。なので会社はこの資格を持っている人を一人は保有しておきたいはずです。そのため、下記のことが考えられる&ネットで調べると出てきます。

・転職に有利
・安全衛生に関わる部門で働ける可能性が上がる
・昇進、昇格に必要となる
・会社からお金がもらえる

・転職に有利
必置資格なので一人は会社が保有しておきたい…そう考えると持っていて損はない資格であり、プラスに捉えてもらえそうです。

・安全衛生に関わる部門で働ける可能性が上がる
衛生管理者は企業の規模によっては専任になることや安全衛生に関わる部署では特に資格取得が求められることもあります。そういった仕事をするなら持っておくとアピールになるかもしれません。

・昇進、昇格に必要となる
会社によっては管理職になるための要件であったり、評価の対象になるようです。

・会社からお金がもらえる
会社によっては資格取得時に祝い金が貰えたり、毎月の給与で手当てとして貰える場合もあるようです。

③誰でも受かるのか?

衛生管理者は必置資格であることや昇進、昇格に関わることから会社から取得を求められて勉強し始めるケースも多いようです。そんな時にこのnoteの題名を見たら「本当にこの時間で受かるの?」「衛生管理者は化学物質とか出てくるし、文系には難しそう」と思うかもしれません。

でも私はバキバキ文系です

しかも横文字を見るとATフィールドを展開してしまうタイプです

つまり、学生時代の理科に苦手意識があったタイプでもなんとかなります

求められるのはある程度の時間+ある程度のやる気+最低限の理解力です。
当たり前ですが「勉強を全くしなくてもいけますか?」は流石に無理だと思います。

④実際の勉強スケジュールと勉強方法

実際の勉強スケジュールはこんな感じでした。
・1~2日目 参考書読み込み(5時間半)
・3~7日目 過去問解答+解説を見て理解+分かりづらい所をノートにまとめる+過去問以外に出そうな範囲を読み込む&ノートづくり(16時間)
・試験本番 過去問と参考書見返し(1時間半)
合計23時間

・1~2日目
ひたすら参考書を読み進めて内容をなんとなく入れました。この段階では正直なところ、中身はあまり理解できてませんでした。

・3~7日目
過去問をひたすら解く→解説や参考書で理解を深めるのを基本に進めました。過去問は6回分載っていたので6周しました。1日に6回分を1周するイメージで取り組みました。
この時に注意したのが「なんとなくで良いから選択した解答に理由を持つ」です。参考書を読んだだけでは内容を理解はできてませんでした。なので過去問の解答をただ選択するだけでは頭では理解できないと思い、自分なりに理由づけしながら解答することで頭への定着率を良くしようと思いました。(普通の勉強方法なので特別なことではありませんが)
1周目は過去問の正答率40%台位でしたが間違えた所を過去問の解説や参考書でしっかり頭に入れました。また分かりにくい所はノートにまとめました。そのおかげで2週目は過去問の正答率60%台、3週目は80%台、4週目は90%台と徐々に理解度が増しました。また同じ問題を解いているため、過去問の解答を覚えてしまい、解答スピードが速くなっていきました。そのおかげでノートづくりなど苦手克服の時間を作れたかもしれません。(ネテロみたいだなあと思ってました)


3週目を終えた辺りから「過去問の正答率を上げることは簡単だけど実際の試験では過去問以外からも出題されるから過去問以外をカバーしよう」と考え、過去問にない部分を参考書で調べて学んだり、ノートを作成しました。

・試験本番
これまで勉強してきた中での苦手分野を見返しました。

⑤試験本番

当日の心境は「過去問は完璧だし、それ以外の所がよほど多くなければ合格するだろうな」と余裕がありました。
そんな緩い雰囲気の中、試験会場で参考書を見返していたら突然、「試験を始めます」と言われました。受験票をよく読んでいなかった私が悪いのですが衛生管理者は15分前から試験の説明が開始します。そのため、その段階で参考書やテキストは見えなくなります。

想定より早く参考書が見えなくなり、少し焦る中、試験が開始しました。試験中の最初の感想としては「思ってたより過去問と違う!」です。ネットなどを見ると「過去問解けばなんとかなる」みたいな感じになっていますが実際は割と違います。
具体的には
問題の
4割 過去問そのままor過去問の知識で解ける
4割 過去問の変形問題or過去問の知識を活かせる
2割 未知の問題
みたいな構成でした。
なので試験中は結構焦りました。特に2割の未知の問題は「洗浄剤を浸したマットを置く」みたいな初めて聞いたようなワードがあり、結構驚きました。(またしてもネテロ状態)

ただ解答自体は40分程度で終わり、時間に余裕がありました。
その段階で点数の予想を出してみました。

解答した問題を感覚的に正答してそうな確率で分類しました
〇(95%くらいあってそう) 19問
△(70%くらいあってそう)   6問
◇(50%くらいあってそう)   8問
?(全くわからない)     11問
〇を正解と捉えると点数の19/44は確定で正解
△の6問×70%=4
◇の8問×50%=4
?の11問×25%=2
→おそらく29/44くらい正解してそう。

衛生管理者は6割正答で合格なので試験時から多分合格してるなとホッとしながら帰宅しました。
帰宅後に記憶を辿りながら正答している問題を考えた所、32問くらいはありそうだったので安心しました。そして合格発表日に確認しても難なく合格してました。


⑥まとめ

・勉強時間は1週間でも足りるけど1ヶ月がベター
私は1週間(23時間)で合格しましたがやはり出題範囲の広さもあるので1ヶ月くらいかけて勉強した方がいいと思います。でも50時間あれば十分な感じがしました。ネットに100時間とか書かれてますが本当にそこまで時間かける必要があるのでしょうか…

・過去問は9割は取れるようにしたい
実際の試験では過去問から4割、過去問の変形が4割、未知の問題が2割でした。未知の問題は余裕がないなら真面目に対策するのは手間に感じます。なので過去問が解ければ、「過去問から4割、過去問の変形が4割」は対策できるので過去問はしっかりと解いて理解をしておくべきです。私は過去問6回×6周してますが3周したら内容をある程度把握できた感じなのでその辺りまでは解いてみるのをオススメします。

・過去問にない問題の対策
私の参考書には「過去問にはないけどここ出るかも」みたいなのは分かりやすく表示はされてませんでしたが過去問にない問題はおそらくある程度は出題されるはずなのでそこを対策できる参考書があるなら探してみても良いかもしれません。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
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