寺山修司著 不思議図書館 角川文庫刊
フィジカル的にも完全に疲れ切っていた時、やはりウイルスにも侵されダウンはしたが、不思議なものでメンタル的には完全に動いていた(だがしかし、このnote には移行出来なかった)。自己の内部機構は完全停止状態までには至らなかった。私は病床で、青森県三沢市で入手した文庫本を読んでいた。不思議図書館司書の選書を読み、幻想的で蠱惑的な世界へと高熱の最中に読み進めてみた。不思議図書館の中へとダイブしてみると、ちらほらあのビアズリーのタッチを見つけた。すると変態的な共感ではあるのだが、自