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『好きたち』の話~ミン・ヒジン先生の話をしたい f(x)編~

ミン・ヒジン先生の話をしたいんです。

皆様こんにちは、omusubiです。
今日は韓国カルチャー好きの私が
お話ししたい人物の1人、
ミン・ヒジン先生についてです!
ヒジン先生はもう知らない人いないでしょって
くらい有名なアートディレクターの先生ですが、
私は何を隠そうf(x)がとてつもなく好きなんです。
今はもう見ることが難しいのですが…
悲しいTT
で、そのf(x)の世界観を作り出したのが
ミン・ヒジン先生なのですね~
今回はヒジン先生f(x)編ということでお話し
させていただこうかなと思います
(少しSHINeeも)

今はHYBEのNewJeansちゃん達で再び
ヒジン先生にも注目が集まってますが、
元祖はSMエンタなんですね~
ヒジン先生の世界って
個人的に思うのは90年代や00年代の
少し懐かしいカルチャーや
世界を題材にすることが多い気がします。
先生の中でそこに自分の核があるのかなと
特にf(x)はよく独特な世界観とか
独自の世界観とか言われてましたよね
私はそういう個性的なf(x)にしか出せない
あの世界観をヒジン先生が作ってくれてたことに
感謝感謝なのですが、
f(x)は5人の個性というかキャラクターを
存分に活かしてクリスタルやソルリを中心に
世界が広がっている感を勝手に感じてたんです。
先生の中のアイコンがクリスタルやソルリ、みたいな。
NewJeansちゃんはまだデビューしたばかりなので
これからはわからないですが、
NewJeansというアイコンを作ってる感が
私はします。
ヒジン先生のことなので、
皆が新しい姿を期待してうずうずしている時に
きっと何か素敵な世界観でカムバしてくれるんでしょうね!
期待しかないですね~

ヒジン先生の世界はその1回で完結はせず、
淡くても続いてるのがこちらを楽しませてくれる
要因だと思います。
f(x)やRedVelvetなどもカムバのたびに
これはあの時のあれか?
みたいな小さな仕掛けが散りばめられていて
誰かの考察を見るのも楽しかったです(笑)
MVとかもそういうのがあるので
長く推そうと思うんですよね~
まさに沼!
ヒジン先生がどこまでの範囲を
ディレクションしてるのか不明ですが、
私はSME時代の衣装設定も好きで
私は10年以上変わらずSHINeeが好きなのですが、
Odd期は世界観も色感も衣装も
全て最高に好きですね~
キー君もあの時の衣装は反対されたみたいなこと
言ってたけどあの衣装たちどれも可愛かった
90年代のアメリカのストリートでバスケしてる
男の子たちみたいな感じで
メンバーのビジュアルも最高にマッチしてた…

f(x)とヒジン先生

これは私にとって
出会えて良かったな~と思う事の1つで
ありまして
ヒジン先生が作り出す
f(x)という世界は
もうこれから先誰も作れないんじゃないかなと
思います。
それはf(x)というメンバーとヒジン先生でなくては
ダメであって、
仮にヒジン先生がNewJeansちゃん達で
同じことをしたとしても
決して同じにはならないと思います。
それくらい私はあの世界は
最高であって
素敵なアートだったんじゃないかなと
そう考えます。
f(x)は当時には珍しく
多国籍グループだったし、
コンセプトも実験的というか
今では当たり前な
抽象的なコンセプトも
果敢に挑戦していて
ちょっと強い言葉で言うと
「わかる人にわかってもらえれば
それでいいです」
みたいな
芸術性を感じるものが
そこにはあった気がします。
今ではちょっと風変わりなコンセプトや
テーマも韓国のアイドルの皆様は
しているけれど、
f(x)はその先駆けではないのかなと
特にガールズグループにおいては
普通の可愛くてダンスの上手い
女の子の集まりじゃないんだよと
そんな風に言われてる気がしました。

f(x)のコンセプトで1番好きなのは
「Nu ABO」
ですね~

このMV見た時本当に衝撃走りました
「なんだこのかっこいい女の子達は!」と
髪型も衣装も今考えると
ちょっと変わってますが(笑)
でも私は今でもこの曲もコンセプトも好きで
よく聞きます。
なんか初期f(x)感を存分に楽しめる1曲かなと
個人的にはホッサマまでが初期f(x)です(笑)
多分、今のヒジン先生のコンセプトとは
少し違う気がするのですが、
当時、「オンニ聞いて!」という歌詞が
話題になったそうで
今では当たり前かなとも思うのですが、
ガールズグループの歌詞でオンニが珍しかったようですね
普通オッパだろうと
あとはクンディクンディという謎のあだ名(笑)
この曲本当に斬新な曲なんですよ(笑)
私はそういう個性的な所が好きですね

そういう歌詞含め
CDのブックレットや
当時出たティザー写真なんかも
世界観素敵で
フィルムのような写真の色味で
5人の個性が活かされていました。
そういう所は今も変わらない
ヒジン先生の世界観がありますよね
ちょっと懐かしい感じと言いますか
今でいう「エモい」という感じ
エモいとか初めて使いましたが(笑)


あとはその後に出した
「Pinocchio」
これも好きです~

これはこの色味ですよね!
この色味は誰も真似できない
それと今では考えられないような
アナログなセット(笑)
でもピノキオなので
おもちゃ感やレトロ感は狙ってたと思います。
このアナログ感は今のグループでは
なかなか無いかなと思います。
ジャケットも手書きの落書きみたいなイラストと
メンバーの写真が合わさったデザインで
個人的にはとても好みです
これも今ではコラージュみたいな
ジャケットもありますし、
韓国デザインのシールとかは流行ってますが
そういう雰囲気も感じますね!


Electric Shockは個人的には
NuABOとPinocchioのハイブリッド
いいとこどりな気がしてます(笑)

このMVも何回見たことか…
本当に可愛いですよね
この時のティザーも本当に独特な世界観で
メンバーが動物の被り物してるんですよ
被り物って言ってもディズニーとかにある
可愛い帽子みたいなのじゃなくて、
ドンキとかに売ってるキリンや馬のガチ系のやつ(笑)
それを森の中で被ってるんです
でも本当に素敵に見えて!
普通おかしくなりそうなのに
ヒジン先生とf(x)の世界だと
芸術になるんですよ!
こういうのこそセンスですよね
センス以外の何物でもないです。

Rum Pum Pum Pumも本当に
世界観が可愛くて
この赤チェックの衣装なんて
他のグループで見たことない
可愛すぎ
f(x)でしか見れない世界ですよね?
個人的に思うのは
f(x)ってMVアナログなセット
多くないですか?気のせい?(笑)
そこがまたレトロ感あって良いのですが、
この前初めてaespaのMV見て、
CGすご!って思ったんです(笑)
コンセプトとかあると思うので
世界観が全然違うと思うのですが、
f(x)ってわりとアナログな
イメージがあります(笑)
Electric Shockも実際に
電飾利用してセット光らせてたし
なんかそういう感じが
個人的には好きです
もちろんバチバチにCG使ってるのも
かっこいいし
今どきな感じがして
それはそれで好きなんですが、
良い感じにアナログ感残して
技術使ってるところが
f(x)のレトロ感も出してて良いなと思います。


このMVもこの時のカムバも良かったですね~~~
今でこそ迷彩とか
ちょっとミリタリーな雰囲気の
衣装とか使うガールズグループ多いですが、
f(x)はこれも先駆けではないですか?
そんなことない?(笑)
制服とかチアリーダーとかは
ソシからよくあるガールズグループの
アイコン的衣装と言いますか、
誰しも1度は通る道的に
皆着てますが(笑)
なかなかこういうアーミーな
ガールクラッシュ的な衣装着てるグループ
あまりないのかなと
個人的には思います。
今はY2Kファッションも流行っているので
ちょっとボーイッシュなスタイルや
カジュアルなストリート系は
衣装では良く見るのですが、
こういうアーミー路線て
あまりない気がするんですよね~
ほんっとうに可愛いな~
クリスタルはf(x)のセンターですが
この時期あたりで
髪がどんどん派手になりましたよね
その前は赤髪で
今度は金髪
センターですがそれまでは
黒や茶が多かったので
こういうスタイルもさすが
似合いますよね!
もうヒジン先生はティザーの
作り方が本当にお上手でして
この時も新しいf(x)の姿が
見えた気がします。
それまでちょっとノスタルジーな感じもありつつ
女の子の絶妙な雰囲気も混ぜてた気がするのですが、
これはノスタルジーにすこしダークな感じがして
今までの少しふわっとした
女の子の独特な雰囲気だけでなくて
少し毒のあるような
そんな感じも混ざってて
個人的には素敵だなと思いました。
ティザーも確かモノクロの写真が
多かった気がします。

最後はこれこそ今のヒジン先生の
作風に繋がっていくのではないかなと
思わせてくれる世界観ですよね
久しぶりに見返したのですが
なんか切なくなるような
気持ちが揺さぶられますね
結果これが今のところ
f(x)最後のMVになっているのですが、
そういうところも含めて
なんか考えさせられます。
ヒジン先生の得意とする考察系と言いますか
考えずにはいられない
完全に映画のような作りですよね
あえて画面もいっぱいに使ってないサイズ感や
色味とか懐かしい雰囲気のする作り方が
もう世界観作りまくりです。
何かあるような伏線があって
回収してるような
タイムリープしてるような
そんな雰囲気で物語が進んでいく
ちょっとハラハラした展開や
ヒリヒリした表現など
ドキドキする展開で
見る方は目が離せなくまります。

私はNewJeansちゃんのMV見たことないですが、
Twitterで考察してる人の
コメント見るの好きで(笑)
それ見てるとほんとこの
4Walls思い出すんですよね
考察系MVと言いますか
ちょっとヒリヒリする展開ある感じが
f(x)の最後と同じ空気を感じます。
曲自体も好きですし、
このMVからは想像できない
ダンスナンバーなんですが、本当は(笑)
ダンスもすごく素敵で
大人な感じがして好きです。

このベルボトムが特徴的ですよね
レトロな世界観を表現するのに
ピッタリな衣装で
大人なグループでないと
こういうのは着れない気がします。
若いグループはミニスカートとか
おへそ出したり
なかなかロング丈着ないので
斬新で新鮮でこれぞf(x)って感じ!

ということで長々と私のf(x)愛と
ヒジン先生の天才っぷりを
語らせていただきました!

f(x)は大手SMEにいながらとても苦労してた
グループだと思います。
単コンもなかなかさせてもらえなかったし、
ファンクラブも出来たのが遅かったし
ファンダムの名前や
ペンラも何もかも遅かった気がします。
カムバも年数の割には多くなかったですし
なんでそういう待遇だったのか
理由はわかりませんが、
歌手をしていて歌を歌えない、
ファンと直接触れ合う機会が少ない、
というのはきっともどかしいこともあったのかなと。
結果全員バラバラの道を選びましたが、
それもf(x)らしいところなのかなと
今はそう思うようにしてます。
こんな素敵なグループがもう活動しないのかも
と思うともちろん寂しいですけどね…

でも私はいつかf(x)が復活してくれることを
密かに祈っています…
なかなかこういうグループ出てこないので
貴重な存在です。

お付き合いいただきありがとうございました。


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