仲間集めはバンドの如く(自分なりの経営組織思考) 1/3
転職繰り返してしまった経歴ですが、こう何度となく会社というところに失念続きでいると、自分が会社経営者だったら・・・という事を、幾度となく考えるのです。
経営の「け」の字も知りませんが、つまるところ、会社というのは、「利益を得て、税金を納める団体」なのです。それだけがわかっていて、利益も出して、税金も納める事が出来ていれば、それで経営として成り立っているのだと、(この年では)結論付けてます。
ですが、それだけだと、労働者保護は大丈夫なの?と他方における質問をされもするでしょう。
会社は、経営陣が経営するものですが、何かしらパワーがたらなくなるから社員を集めているわけですが、それをすることで搾取に似た労働問題が出てきてもおり、少なくとも日本の場合は、ロシア革命の資本家と労働者のような関係が、ずーっと続いている社会でもあると言えるでしょう。
もしかすると、今後は社員不要になる企業が増えてくるかもしれません(既に、社員不要の書籍も出てますし)し、昔と違って、脱サラといった後ろめたい言葉無しで、個人で十分以上の生計を立てる事が出来る時代にもなってきてますしね。
某漫画には、友情とかなんだとかのテーゼがあるそうです。
会社経営も仲間集めの一種だと思ってます。
特にスタートアップの時は、誰と組むかが重要だそうで、一緒にやる人を見つけるのではなく、一人でやるにしても援助・支援をしてくれる人を探す事においても重要なのでしょう。
ただ、個人的に、この「仲間」という事に疑念と危うさを感じてもおりますが、あくまでも創業時やずっと小所帯で経営していく場合を元にして、書いていきます。
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一人ではできない何かを起こすには、バンドメンバーを探すのと同じ行為があるのではと感じてます。
今回は「人」を対象にしますが、人ではなくてもいいのです。
ロックにするのか、ヘビーメタルのするのか、ヴィジュアル系にするのか、特異なものにするのかといった、マーケティング的な売り思考があるはずで、これは会社の事業戦略になるはずです。
楽曲においても、同じ系統のバンドであると、題材が同じで、パッとしなくもなります。この点は、事業内容になるでしょう。その時々や時流により、変わる事も考えられます。
そして、バンドである以上、各々の担当やパート(持ち分)があり、これは、組織体制に連なるでしょう。固定的なパートはあれど、ツインギターやツインベース、あるいはピアノや管楽器奏者が入ったり、ある曲では入れたりもします。よって、基本的な組織体制を持つ企業もあれば、そうではない企業もあり、それは事業内容や方向性と連動もします。これが連動してない企業は、経営もドタバタするでしょう。つまり「今回のアルバムは、らしさがでてないね」、「迷走してるねえ」といった具合の感想です。
漫画に転じれば、それぞれが持つ能力が集まったキャラクターで作られてる作品が多いと思います。
思い当たるものとして、ルパン三世、ワンピースとかね。あるいは、持つ技ごとに違いがあるなど、聖闘士星矢なんかも思い浮かびます。
時代小説だと、一時期読み漁っていた水滸伝などは、最初は小さな企業体に似た山賊やらフリーランスが幾つもあり、ある時点で総合併して、巨大企業になるといった疑似的思考が働くものが思い浮かびます。
よって、それ以外の演者は、完全な端役扱いとなりますが、会社はそれら能力者がふんぞり返って端役を使う集団よりも、個々の能力を持つ者を集めたトップチームたる主メンバーが主体となって動く事で、魅力のある活動をするのが理想形であり、企業が企業として特色のある経営をしているという事にもなるでしょう。
(続く)
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。