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仲間集めはバンドの如く(自分なりの経営組織思考) 2/3

 (昨日の続き) 

 ただ、ベンチャー等見ていると、同じ偏差値の高い学校を出た人達どうしや、経歴はあるがどこから引き抜いてきたかわからない人が、ボードメンバーとなっている企業を見受ける事が多く、一体何が特筆していて、旧来企業と異なるのか、私には懐疑的に伺えて、入りたいと思わない企業が散見されます。

 同じようなパートや経歴を持つ者が、多く集まっても、会社経営が必ずしもうまくいくとは限らないはずです。
 例えば、組織面においていうのであれば、以前、「会社は、10人なら10人の経営、100人なら100人の経営、1000人なら1000人の経営」という事を話していた経営陣がおりました。
 私自身も言われる前からそう考えてました。
 組織は最初から大きく事を構えての経営では、そもそも回りませんし、大所帯となっても、昔と同じでは無駄が発生します(雑音、共鳴音が響くだけ)。
 その時々に応じて、序列の再考も含めた組織改編がいるはずです。
 あるいは、そのままでいるならば、常にルパン三世のように、個人ごとがかなり高い能力で遂行(ルパン自体は、個人で動かせる協力者集団を持っているようですが)し続けられることが求められるはずです。攻殻機動隊なんかは、個人個人が癖のあるスペシャリストで、個人プレーを推奨しているが、結果としてチームとして成功しているというケースもあるでしょう。

 逆に、いつまでもボードメンバーが同じという事に、問題はどこかで発生するかもしれません。
 そこで、準メンバーとして、サポートメンバーを数名持つという事も考えられるでしょう。そのサポートメンバーは、協力会社や個人のつながりによるフリーの方などです。
 但し、この時は、あるアルバムを作る時だけ、ライブやコンサートといったイベントの時だけといった、特別プロジェクトの時に召集される組織体制でもあります。
 このようなケースでは、自社社員を増やすことなく、その時だけに集めるといった、日雇いやソフト業界でいう偽装派遣企業のかき集めに相応しますが、これですと、単なる端役(戦闘員)集めでしかなく、私が述べている事柄とは、かけ離れてしまいます。

 そこで、最近考えるようになったのは、個人でも働ける時代にもなってきていることから、ギルド的経営の企業が良いようにも感じてきているのです。
 組合や協会といったところでしょうか?。
 そこに登録しておけば、いつでも出入りして、貼られている案件に申請できるといったもの。よく漫画やゲームの世界である光景ですね。
 ですが、これだとハローワークや、昔からある、お仕事依頼情報での仕事探しと同じなんです。

続く

情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。