Il listorante Niko Romito 2023.06
はじめに
ブルガリホテル東京のイタリアンレストラン、「イル・リストランテ ニコ・ロミート」へランチに参りました。
唯一無二の高級感ある雰囲気で、イタリア本土のイタリアンを!
勝手に評価!
総合評価:3.6 グレーゾーン…?
料理・味:3.5
サービス:3.7
雰囲気:4.2
コスパ:3.5
実際に食べたもの
ランチコース「MENU DEGUSTAZIONE ALL’ITALIANA」(16,000円、税サ込)に追加でパスタを2種類頂きました。
前菜その1
前菜4種類が同時に到着します。
ふわふわなパンがトマトソースふんだんに吸っています。
柔らかな酸味のあるトマトソースが口の中にじゅわ~と広がります。
ブカティーニというパスタをチーズクリームソースと合わせ、コロッケのように揚げたもの。
サクッとした衣の中には、とろ~りとチーズが!
女子が好きなやつ!!(笑)
ヒメジの火入れが飛んでもなく、良かった。
火が入りつつ、中の水分や脂が保たれています。
ただ、マーマレード風味のソースとの相性は「?」でした。
ソースはマルゲリータを彷彿とさせるお味。
アンチョビやバジルが脂乗りの良いカンパチにアクセントと爽やかさを加えます。
ただ、それぞれが美味しかっただけに、別々に食べたかったかも…
前菜その2
こちらも同時にご提供いただきます。
火入れが抜群なアスパラガスに、パルミジャーノ・レッジャーノの芳醇な香り、そしてレモンピールの爽やかさ。
間違いないよね!
むっちりタイプなイカに驚き!
こちらのレストランは、火入れが上手いです。
ホロホロな仔牛と練り込まれたじゃがいもペーストとの組み合わせ。バジルソースはバジルの爽快感が抜群!!
これは初めての美味しさ!!
ソースはまさに、ツナ缶を濃縮した感じ。
辛くないチリが濃淡になりがちなトンナートにアクセントを。
パスタ
これが一番美味しかったです!
口に入れた瞬間に、チーズが口の中で渋滞!!
パスタはモチモチとした食感を感じつつも、気付いたら口の中でソースと合わせて消えていく…
これは、おかわりしたかったです!!
こちらは半分でのシェアができないため、取り皿で分けて頂きます。
トルテッリとの感動とは相反し、こちらは残念だったかな…
パスタは言わずもがな美味しかったのですが、野菜が完全に半生。
草っぽさを感じました…
メイン
低温調理された豚肉の火入れが最高でした!!
身がしっとり!!
脂身はぷるんぷるんながらも、歯切れ良い。
皮目はパリパリ。
ソースは北京ダックのような甘塩っぱさとマーマレードの甘酢っぱい風味。
デザート
「温かいホワイトチョコと冷たいティラミスの組み合わせ」に惹かれていたのですが…
結論、生温かったです。(汗)
また、コーヒーシロップがスポンジから染み出ており、ベチャベチャに…
もしや、作り置き…?
こちらは美味しかった!!
フワフワと軽やかなな生地とカスタードクリームはねっちり。
一口サイズであることが凄く残念でした…(笑)
サービス
ズバリ、「良い!」とは言えなかったけれど、これから良くなるんじゃないかな?という印象です。
理由としては、皆様がプロフェッショナルな意識を持たれたように感じたからです。
例えば、日本語が喋り慣れていない方も、ユーモアでご冗談など仰ってくださり、「楽しませよう」という思いを感じました。
また、マネージャーレベル(と思う)の方々も、空になったお皿下げたり、バッシングされたりしていました。
きっと、都内でもトップクラスのホスピタリティを有するホテルになると思います!!
お値段
ランチコース「MENU DEGUSTAZIONE ALL’ITALIANA」(16,000円、税サ込)、追加パスタ2品、ドリンク4杯。
トータルで46,000円/2名。
ブルガリホテルのレストランなので、このくらいはするかな?
まとめ
良くも悪くも、日本人じゃ作れないな〜と感じるお味。
イタリアンを食べ慣れていない私からすると、時折「?」と首を傾げるお品もありました。
(ただ、小麦系は全体的に美味しかった印象です)
正直、味を求めるならば都内にもっと良い選択肢があるとは思います。
しかし、ブルガリのラグジュアリーな世界観を体験するにはもってこいのレストランです!
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