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託されるコレクター、守り継ぐ美術館
1.4度目の取材(くもり時々晴れ)こんにちは、ヒョーゴミュージアムサポーターズ美術チームです!
今回は2月24日に取材させて頂いた、兵庫陶芸美術館の特別展『令和の新収蔵品展-「コジン」からの「オクリモノ」』での驚きや高揚感を皆さんにも共有出来たらと思います。
本展は、兵庫陶芸美術館が令和に収蔵した作品のうち、摂津や丹波、但馬、播磨、淡路など兵庫県内各地で制作された古陶磁と、4人の個人コレクター
未来へ続け!極めし陶芸の技と美、篠山の輪
1.秋晴れに出会う、伝統工芸のチカラ
サポーターズ美術チーム、三度目の兵庫陶芸美術館訪問。
雨天・曇天続きのこれまでとはうって変わって、目も冴えるような青空と、秋めく風の香りを堪能しつつ、なんとも穏やかな一日を過ごすことができた。
帰り際には大雨が降り注いだが、大事な日に天候が悪くなるのは雨女(筆者)の宿命。活動時間に晴れてくれるだけありがたいので、ノーカウントとしよう。
さて、本取材のメイ
超絶技巧が織りなす逸品 デミタスカップの"推し"を語る
1.取材班、手のひらサイズの芸術と出会う
7月1日、くもり時々雨。
灰色の空とどんよりとした空気の中で、我々取材班は美術館を前にワクテカ(死語)していた――。
遡ること1時間前、今回のメンバー約6名はJR相野駅で1時間に1本しかないバスを待ちながら、こんな会話を繰り広げていた。
『え、デミタスカップめっちゃ楽しみやねんけど』
『え、それな。絶対ゆっくり見たいやつやん』
『いやーほんま。そ