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瀬戸内国際芸術祭2022 夏会期 ③ ~女木島編~
おことわり
瀬戸内国際芸術祭2022に行ってよかったことを伝えるための記事です。先に瀬戸内国際芸術祭2022 夏会期 ① ~直島編~と瀬戸内国際芸術祭2022 夏会期 ② ~男木島編~を読んでいただいた方がスムーズに話がつながると思います。
3日目~移動(行き)~
この日は少し早起きです。荷物をトランクに詰め込んで、ビジネスホテルからチェックアウト。バスに乗って、高松駅のコインロッカーに大きな荷物を預けました。私の場合は、マリンライナーを使って、家に帰る予定だったので、駅に荷物を預けましたが、もし、フェリーで帰る場合は、高松港総合案内所に荷物を預けるのが便利そうです。
今回、女木島に行くのには、増便されているフェリーを利用しました(9:10発)。増便用のフェリーは、めおん2。
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めおんに比べると、小さめで、ちょっと旧型(?)かな。鮮やかな赤色が素敵です。たぶん、しましまのめおんが新しいのだと思います。
検温スポットでの検温も慣れたものです。
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全部で何色あるのか気になるところですが、メインポスターが3種類と考えると、3色かもしれませんね。慎重にはがせば、綺麗にシール部分がはがれるので、3本とも大切にとってあります。
3日目~女木島~
この日、女木島のアート施設の1つが臨時メンテナンスとなってしまいました。少し残念でしたが、アートは繊細なもの。そういうこともあるかと思い直しました。また、縁があれば、見ることができるでしょう。
最初に訪問したのは『結ぶ家』
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私は編み物が好きなので、こういう紐状のものを見るとドキドキします。実際、さいた古い布を使った編み物的な試みって、あるんですよ。私はあんまり変わり糸を使わないのですが、興味はあります。
お次は『MEGI Fab』
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手芸工房で、布やボタンやリボンが売られています。手芸好きとしては、かなりうずうずしましたが、家にあるボタンが缶の中でみしみしなので、ボタンの瓶詰めを買うのは控えました。その代わり、ボタンがついた絵葉書を購入。もし郵便ポストにいれたら、その衝撃でボタンが外れそうですが、不定形で送れるのかな?ちょっと興味があります。
住吉神社にご挨拶して……
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とてつもなく急な坂道(100m)を登って……
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フェリーを降りてすぐは、町の真ん中に行く人が多かったので、1人で景色を満喫できました。登るのは大変でしたが、その価値のある景色とアートです。オブジェは信楽焼でできているとか。
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町をぷらぷら歩いていたら、かわいいブロック塀に出会いました。ぐるっと一周して写真に全部おさめるぐらい、かわいい絵がたくさん書いてあります。
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鬼ヶ島なので、鬼が楽しそうに色々活動しています。
その後『女木島名店街』を訪問。ここには8個のアートが詰め込まれています。どのアートも素晴らしかったのですが……
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『ティンガー・ベルズ ファクトリー』のこの椅子!イチオシです。
本当に座っていいのか?という疑問がよぎりますし、だいたい、ちょっと座面が高いので、座るのに一苦労します。丸いところに足をかけて、よいしょっと登りました。
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ハンドルを回すと……ぜひ、実際に回してみてください。さすがにこれは……!と思ったので、通りがかったお姉さんに、写真をお願いしました。その上で、座って、ぜひぐるぐる回してくださいと、めちゃくちゃオススメしておきました。(優しいお姉さんたちだったので、実際座ってぐるぐる回してくださってました)
『複製遺跡』もオススメです。
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色々埋まってるので、よさそうな物があれば、買い取ることができます。買い取るときに、その物のエピソードも一緒にもらえる、というシステムです。今回は買い取りたい物は見つからなかったのですが、せっかくなので、これから埋めてもらえるよう、ヘアピンを置いてきました。
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あまりにも変哲のないヘアピン。埋め込んでもらって大丈夫か、一抹の不安がよぎりますが、18番にヘアピンを埋め込んだカードも書いてきました。もし、また行くタイミングがあったら、使ってないギザギザのピンバッジとかを埋め込みたいですね。
最後に『ガラス漁具店』でマドラーのワークショップを体験しました。あつあつ言いながら(ガラス細工はえてして熱いものである)、なんとか、マドラーを完成させました。
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すぐには持って帰れないので(ガラスの状態を安定させる処置が必要)、後日送付してもらいます。カルピスを混ぜるのに使おうと思います。
豪華なガラス細工が所狭しと飾られてるので、カバンや傘を引っ掛けないように気をつけましょう。
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『女木島名店街』を出て、『女根/めこん』を訪問。『めこん』を作製されたアーティストさんは、『直島銭湯「I♥湯」』も手掛けておられます。過去4回の訪問では、毎回、『直島銭湯「I♥湯」』で入浴していて、小さい写真集まで買うほど好きだったので、この作品のことも、とても楽しみにしていました。女木小学校の一部がアート作品となっています。
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どこもかしこも素晴らしくて、たくさん写真を撮りました。ちなみに、トイレは、普通にトイレとして使えますよ。
お昼ごはんは『鬼の台所 福』さんでいただきました。鬼うどんというメニューが気になっていたのですが、売り切れていたので、女木島カレーを注文。
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女木島で取れた野菜が使われているとのことで、おいしくいただきました。配置がおもしろい。
水分補給が大切なので、カフェラテも頂いて…
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予定より早い便(14:10発)で帰途につくことに。
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スタンプの埋まり具合は、こんな感じになりました。(自分で押すから、たまにひっくり返ったりしてます)
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ちなみにEがついているところは、日付が決まっているイベント用のスタンプを押す箇所だと思います。
3日目~高松港+移動(帰り)~
高松港に到着した時点で、まだ電車の時間まで余裕があったので、高松港周辺のアートも見て回りました。地図通りにアートに近寄っていったはずなのですが、謎の場所に入り込んでしまって、港の職員さん(フェリー会社の人かも?)に助けてもらいつつ、順調にハンコを増やしました。ちなみに、地図の点がちょっとずれているように見受けました。ちょっとだけ。
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高松駅からは予定どおりのマリンライナーに乗って、瀬戸大橋を渡り、岡山で新幹線に乗り換えて、それほど遅くならずに帰宅できました。帰りの電車で寝そう!と思っていたのですが、逆に疲れすぎていて、全然眠くなりませんでした。
3日目のまとめ
3日目:女木島+移動(帰り)でした。
この日は、天気予報は外れて、澄み切った空に照りつける太陽という大変な晴天で、非常に暑かったので、予想よりも体力の減りが早かったように思います。2日目に行った鬼ヶ島大洞窟以外は、一部の地域に集合しているので、丸一日はかからないかな?という感じでした。
さいごに
さて、3日間で3つの島を巡る旅程をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。これから瀬戸芸に行く方、秋会期に行く予定の方の参考になれば幸いです。私は秋会期には、小豆島に行けたらなぁ、と思っています。それ以外にも、大地の芸術祭に興味があります。
さて、最後になりましたが、いくつか瀬戸芸に行くにあたってのアドバイスをさせていただきます。
服装
ぜったいスニーカー:めちゃくちゃ歩きます。3日間の平均が18000歩でした。特に男木島の坂道を考えると、ヒールは無理です。
できればズボン:自然豊かな島々なので、体全体を覆っておいた方が無難です。虫にさされたり、植物でかぶれたり、そういうリスクを下げることができます。
帽子か日傘:今回は雨の日、晴れの日があったので、私は傘で行きましたが、特に夏会期は日光から身を守るものが必須です。
一応上着を持っておく:フェリーの中や建物の中は涼しかったりするので、夏でも上着は必要かなと思います。体温調節は自分でできた方がよいです。
小さいカバン:めちゃくちゃ歩くので(二回目)、荷物は極力減らすことをオススメします。
もちもの
現金:千円札をいっぱい持っておくのがオススメです。直島においては百円玉も必須。基本的には現金決済が一番安全と考えておいてください。大きな施設ならば、クレカやバーコード決済も使えます。一応、PayPayが使える飲食店は増えたような気がします。
おてふき:コンビニでもらったけど使ってない感じのおてふきがあると便利でした。手ピカジェルみたいなのもいいと思うのですが、おてふきは手もふけるし、そのあたりもふけますので。
カメラ:スマホの電池と容量にめちゃくちゃ自信があるという場合はともかく、別枠でカメラは持っておいた方が無難です。写真撮影可能な作品がほとんどで、色合いが鮮やかなので、写真撮りたい欲を刺激されがちです。私の場合は、荷物を軽くしたい一心で、iPod touchをカメラとして使用していました。音楽も聞けますしね。一眼レフを持っている人もたくさん見かけました。
のみもの:夏でなくとも、めちゃくちゃ歩くので(三回目)、のみものは持っておかないと、命に関わります。水筒は保温できるのが魅力ではありますが重かったので(結局トランクでお留守番してもらいました)、ペットボトルの方が無難かな。
地図:案内札は豊富に設置されていますが、絶対に地図はあった方がいいです。ガイドブックは結構重いので、案内所で配られている地図をもらうのがオススメです。
それでは、皆様、よき瀬戸芸ライフを!
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