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ベリーダンス コンペ後に変化した意識

新型コロナ禍になり多くのパフォーマーには
つらい年になりました。

これからは普通にステージやイベント、スタジオや
お教室レッスンなども
去年までと同じようにはいかないだろうと思います。

本来であれば、今年の4月からレッスンを再開する予定でしたが
こうなっては生徒さん募集もかないませんし
レストランショーもレストラン自体が芳しくないので
ステージで踊ることもほとんどなくなりました。


以前までは 芸術のコンペなんてどうせ主催者側の
お金儲けなんでしょうと斜め目線でみてたこともありましたが
このご時世、コンペで踊ることも
一つのショーなのだと思うようになりました。

だって 踊るところがないのですから
普段も自分の練習すらしなくてもいいと
怠ける心も働きます。

しかしコンペに出ようと決めてからは
練習練習また練習の日々。

数か月 インスタやYoutubeにただ自分のダンス動画を上げて
自己満足に浸っている生活から
なんと喝!がはいったことか。


これほど練習にあけくれたのは
レッスン生だったころ以来です。

正直、レストランショーはお客様が喜んでくれるのが
一番の優先順位なので
お客様はベリーダンサーの技とかステップとか
同じベリーダンサーは興味がありますが
そうでない一般のお客様には
それほど興味はないと思います。

一般のお客様の興味は
ベリーダンスってどんな?
楽しい!とか
一言でワオ!って感じでしょう。

レストランショーでは
お客様が喜ぶ!笑顔になる!
楽しんでもらえる!という使命感に燃えますので
コンペのために練習するということとは
若干違います。

さて コンペのために練習するということを終えてから
結果的には最優秀賞をいただけ
それもまた 自分の承認欲求を満たし
次の目標に向かっています。

コンペに出る=沢山練習する
という経験をして
新型コロナ禍で踊れず 悶々とし
自己満足で動画をあげていたころと比べて

コンペに出るということも
一つのステージにおけるパフォーマンスだと気が付きました。

コンペに出て 1位とれるかどうか
何の賞をとれるのか
それは審査員次第であり 審査員の好みです。

コンペ後に絶対後悔しないことは
沢山練習をし 踊りこんで
そのダンスを自分のものにし
本番では 邪念がでないくらい踊りこんでおくことです。
勿論 健康に留意することは忘れてはいけませんが。


コンペ?え? 一位二位決めるのおかしいと思っていた私ですが
今回 コンペに出るそのための練習をして
コンペに出ることも大事だと
新しく違う意識が芽生えました。

コンペに出て 優勝することは本当に素晴らしいですが
優勝できなくても
コンペに出るために一生懸命練習する
ダンスを自分のものにする
ということは
その曲が自分の一つの宝で

この世で唯一のもの。

自分の人生で世界で一つだけのものを創作するって
本当に素敵なことですね。

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