ゆの

自分史をゆっくり書くつもりです。 しかともない田舎のババアです。

ゆの

自分史をゆっくり書くつもりです。 しかともない田舎のババアです。

最近の記事

言い訳なのだが。 コロナ前は、泳いでいた。ヨガも軽く取り入れて大型オバさんだけども、動きは軽かった。あれこれオシャレをする訳じゃないけど、見た目はなんかスポーツしてたんだろうな。みたいな風だった。 プールが使えなくなって、少しずつ運動が疎かになり始めた頃、もれなく鬱のような症状に駆られた。自律神経なのか更年期なのか、生き死には脅かされないものの、なんか調子悪い。仕事も続けられなくなり、どうにも立ち行かない。夫は給料が上がったのを良いことに、ゆっくり過ごせと甘やかす。ありが

    • とにかく取り急ぎ美容室を予約した。 明日、一番早く空いてる近所の初めて行く店。 カメラに映った自分を見て驚愕したのだ。 悍ましいババアに成り下がっている。 これでは、私の口から出た言葉なんて誰も信用しない。10倍増で信ぴょう性がない。 自分で分かったからね。まだ良しとしておいて欲しい。ここでは姿も見えず誰にも聞こえないけど、申し訳ない。本当に申し訳ない。心よりお詫びさせて頂く。 今ひとつ、自分自身に自信が持てなかったのも自分自身のせいだ。いや、情けない。 取り急ぎ

      • 牛スジ肉で、ビーフシチューを作ると言う。 牛スジ肉は生臭くて冷凍保存の匂いがするので嫌だと言う。料理にしても硬くて食べられないと言う。 だったら、筋の少ない細切れなんかの牛肉で作れば良いのに、もうすでに牛スジの塊肉が鍋に入っている。 そしたら圧力鍋でやれば良いじゃないのということでパントリーから重い鍋を出してやると、今度は蓋が閉まらないと一人不機嫌になり、ガチャガチャと大きな音を立てる。 私も私だ。 相手にするからいけない。もう何年も繰り返しじゃないの。この一部始終を

        • 目に入れても痛くないと聞いていた、孫との付き合いは、少し息苦しさを感じる。 送迎時の確認の為の保育園の連絡帳アプリや、孫写アプリ。見た日時が刻印されるし、少々添えてある言葉なども相まって、まるで娘夫婦の生活を覗いているようだし、絶対に孫を可愛いと思わなければならないプレッシャーがのしかかる感じの圧がある。 はっきり言って、孫の世話は娘がかわいいからやる。それだけだ。 娘が幸せになればそれで良い。ささやかでも、一瞬でも、肩の力を抜いてホッとできる瞬間を持たせてあげれること

          4だったかな…5かも

          夕飯の買い物に出たら、なぜか珍しい渋滞がおきてたので、方向転換して普段あまり行かないスーパーへ。綺麗なお肉が売りのスーパーだから、値段設定がお高いので…ウチは量が必要なので…国産にはあまり拘らないので、本当に滅多に行かないのだけれど。タイミングで、いつもは高嶺の花の牛タンが半額表示。迷わず買い占めましたよね。 この店は、祖父が運転する車で祖母と買い物によく来ていた。祖父宅には私からみた伯父が一人いて、伯父が大黒柱となって私を含めた四人家族を養ってくれていた。 今だから分か

          4だったかな…5かも

          朝から、母親を刺した14歳少女のニュースを見た。 全部は見ていないがヤフコメには、我が子は大丈夫と過信せず子育て頑張ろうみたいな趣旨のものが多かった。 私がもしヤフコメを書くなら、その子と同じ頃、私も母親をいつか殺そうと虎視眈々と狙っていた時期があると書くだろう。中学を出て働き始めた頃、無性に腹が立ちテレビのコードで首を絞めているところを、私を可愛がってくれていた勤務先の社長の娘さんが止めた。 彼女は、その後、20歳の成人式を終えた後、不慮の事故で亡くなった。葬儀に参列し、

          プロレスが好きで長く追いかけています。どの団体も淡々と平等に見ています。今は配信があり簡単に見れるようになったので忙しい趣味になってしまいました。よく八百長だの言われますね。しかし考えてみてください。ギリシャ神話も三国志も日本昔ばなしも学ぶものが多いけど、どれもだいたい嘘くさい。

          プロレスが好きで長く追いかけています。どの団体も淡々と平等に見ています。今は配信があり簡単に見れるようになったので忙しい趣味になってしまいました。よく八百長だの言われますね。しかし考えてみてください。ギリシャ神話も三国志も日本昔ばなしも学ぶものが多いけど、どれもだいたい嘘くさい。

          頭がおかしくなりそうな毎日を過ごしている。 私だけが大変とか、私は世界一苦労人なんて思わないけど、私が友達にはなりたくないタイプの人を惹きつける運は天才的だと思う。 どういうタイプかというと、ネガティヴで積極的なタイプ。否定を押し付ける。不幸だと自慢しまくる。とにかく文句を言うのが得意な人。 もっと、カバンを買って嬉しいだの、雨が降ったから水やりしなくて楽できただの、息子に好評だった昨日の夕飯だの…ほんのり笑顔になれる話しを少しでも言ったり聞いたりしたいと思わないものだろう

          ささやかな防御

          人生の最も幼い頃の記憶は、祖父に抱かれて裏庭を散歩したこと。 裏庭は全て祖父の自作で、そこでは大雨の後に野良の亀を見つけたり、枝垂れ梅を見たり、畑で作業する祖父を追ったり、丘から見える世間をぼんやり眺めていた。とにかく思い出が多い場所。 私の趣味嗜好の類い、クリエイティビティはそこで育まれた。また、あまりに深く考え過ぎる無駄に哲学的で学者気取りの思考も、そこでの空気や草花に長い時間見守られて成長した。 そんな祖父の最後を看取ったのは、私。 薬の副作用で幻覚を見て自分の若

          ささやかな防御