見出し画像

読書記録「使命と魂のリミット」

今日の1冊です。

東野圭吾さんの「使命と魂のリミット」を紹介します。

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」との脅迫状が送られた帝都大学病院の心臓血管外科に研修医として務める氷室。

「医療ミスなどない」と話す西園教授だが…。

彼女は、心臓血管外科の権威西園教授が執刀した手術によって父親を亡くしていた。

氷室は西園教授が意図的に父親を死に至らしめたのではと疑いを持っていた。

・読後の感想

大切な家族を失ったことに疑問を持つ研修医。

医者として人の命を救う使命を全うしようとする医者。

婚約者を失った悲しみと苦しみを抱えつつ、その仇を取ろうと苦悩する者。

一人一人には、絶対に守り抜きたい使命がありました。

言葉ではなく姿勢で語りかける医者の姿に感動しました。

読書中は、ハラハラして最後一体どうなるの!?と緊張しっぱなしでしたが、読後は心が温かくなるような作品でした。

東野圭吾作品の上に、医療ミステリーということで、最初から最後まで夢中で読んでしまいました。





この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?