漫画感想BAN 第九話特別編「その着せ替え人形は恋をするが長文過ぎて・・・」
はじめに
こちらでは、着せ恋を読む為だけにヤングガンガンを購入した僕が別のblogに書こうと思っていた内容をこちらの方で沢山書いてしまいました。
本編はこちらになっているので、こちらも宜しくお願いします。
ネタバレありで宜しくお願いします。
特別編 その着せ替え人形は恋をする 104話感想戦
第一節 ディスコミュニケーション
過去一しんどい回だった・・・。最初の頃に戻してくれ・・・。
完全に最初の頃みたいな感じで2人の会話がかみ合ってないのが、しんどいわ。そもそも、ごじょー君と海夢ちゃんのの会話がちゃんと噛み合ってるかと言われると微妙なだけに最悪過ぎるんだが・・・。
一番悪いのは、ごじょー君なんだけど、そもそもコミュ障で1人で抱え込むし、あのコミケ以降、殻に籠ってる彼の疎外感がそもそものきっかけなんだけども、相談出来る相手も居ないし、海夢ちゃんばかりが目立って、自分の存在価値に疑問持ってるんじゃないかと思う描写ばかりなだけに残酷過ぎる。
最悪なタイミングでごじょー君は頭師になる為の夢なんて話しちゃうもんだから、海夢ちゃんがその邪魔になってると勘違いするまでの流れが綺麗過ぎるんですよ。
一緒にレイヤーとして、活動しようなんて、口が裂けても言えないし、これ以上、自分の人生に干渉して、頭師の夢を捨てさせることは出来ないからと海夢ちゃんが離れる未来しか見えないんだよなぁ。
最後の海夢ちゃんが泣いてる場面が、もう過去一きつ過ぎて、しんどい通り越して、病んでしまいます。
第二節 のんちゃんの過去
何より、残酷なのはごじょー君のトラウマであるのんちゃん。子供だからこその残酷さが余計に悲壮感況して来た感じですね。
要するに事故のトラウマを慰めたかったのに、自分の相手はしなかった癖に、ひな人形で癒やされるんだと言う身勝手極まりない行動なんだよなぁ。
ただ、忘れてはいけないのは、のんちゃん自身もこのことが相当な負い目になってること、ここで忘れてた位が良かったのに、これを鮮明に覚えてるんだから、余計に質が悪い。
子供の時のことで、かまって貰えなかったフラストレーションがあったとはいえ、仕方ない側面はあるし、どうしようもない側面も大きいけど、それでも、好きなものを全否定し、大嫌いと言われ、家族を失った子供に対してにしてはきつすぎるし、その結果がこれだと思うとやり切れない。
まさか、ぱくもぐがここで繋がるの面白過ぎるだろ。アニメや漫画が好きでもないけど、ぱくもぐだけは知ってたごじょー君というのが、繋がるのは、伏線回収として、見事過ぎる。
のんちゃんの質が悪いのは、全部押しつけがましくて、全部自分のエゴを他人に押し付けていて、ごじょー君の気持ちなんて、何一つくみ取ってあげてない（布団に頭被ってたので、どういう反応か分からなかったから、どうしようもない）と言う所から来て、そのことを彼女自身、謝りたい気持ちもあるから、余計に情緒が狂ってしまいそうです。
このまま、悪人のまま、そんなことあったっけ？忘れちゃったぁ位の気持ちだったら、どんだけ、のんちゃんをディスれたことか・・・。
これを見ると海夢ちゃんとのんちゃんは意図的に寄せてるのかな？同じように自分のエゴを押し付けてるけど、自身の行動に強い罪悪感を感じている所がそういうことなのかな？
ただ、海夢ちゃんはちゃんと気持ちを汲み取るが余り、守りに入ってると言う違いはあれど、このままだと、2人の関係が終了しますね。
第三節 大切に思う気持ち
ごじょー君にとって、海夢ちゃんの存在がどれだけ大きくて、彼女が居たから、頭師としてのスキルが上がってることを知らないので、これもちゃんと教えてあげたし、ごじょー君が居なかったら、海夢ちゃんはここまでの人間になり得なかっただけに、ちゃんと会話してくれよと思うばかり。
これで、海夢ちゃんは1人、レイヤー事務所に所属し、ごじょー君から遠ざかり、またしても、彼は1人になってしまうと言う負のスパイラル。
そもそも、レイヤーになりたいなんて、一言も言ってないし、なるつもりも無さそうな所が引っかかるんですけど。海夢ちゃんにとって、コスプレは趣味の延長戦であって、仕事はその趣味を楽しむ為のものと割り切ってる所があるので、言われてみると海夢ちゃんの夢って、何なんだろう？
推しの衣装着て、推しへの最大の愛を注ぐことなのか？
話を戻すとごじょー君にとって、海夢ちゃんの存在の大きさに気付くまでがワンセットと言うのが、普通の漫画なんですけども、果たして、こんなテンプレ展開になるんでしょうかね？今一番あり得そうな展開なんですけど。
ここに来て、海夢ちゃんの同級生達の言うように、彼女を1人にしてはいけないが、効いて来る気がするな。海夢ちゃんは特に誰かといないと輝けないタイプなだけに、ごじょー君が海夢ちゃんへの思いに気付けるかが、今後の注目ポイントになりそうです。
言ってはいるけど、ごじょー君のような自己評価底辺男子にとって、海夢ちゃんの言葉は届かないのかもしれないけど、あのコミケの時にちゃんと一緒に居たから見えた景色なんだよみたいな感じの言葉を言えてたならと思うとやり切れないし、
第四節 夢
個人的にごじょー君の夢は頭師だけど、本当に彼は頭師になりたいかと言うフラグ出て来た気がします。
小さい頃、綺麗な人形を観たのが、きっかけで、この夢を叶えようと邁進し始めましたが、言い方は悪いけど、彼を苦しめる呪縛のように見えてきました。
おじいちゃんの為、生きてる間に見せてあげたいと幼少期から練習を続けて来た彼ですが、これが本当にごじょー君のやりたかったことなのかどうかが、怪しくなってきました。
ごじょー君にとって、頭師はおじいちゃんの為、自分でも綺麗なひな人形を作って、喜ばせたいと言う純粋な願いから来ていますが、本人の性質もあって、彼をコミュ障に至らしめた原因でもあるだけに、本当にこれでいいのかと思う場面が多いと言うか。
そうなると頭師を推進する埼玉県にとっては大きな痛手と言うか、観光産業に大打撃になりそう・・・。
「将来いい人形作りてぇんなら。人形だけを見てちゃあダメだぞ。いろんなもん見とけよ。いつか、必ず身になるからな」
五条薫さんより
じいちゃんはこう言ってますし、もしも、頭師だけを必死にやり続けていたら、それはそれで、良い頭師になれたかもしれません。それでもいいとは思うんですけど、これがごじょー君の意志かどうかは、また別な気がします。
何より、海夢ちゃんと出会ったお陰で彼には友達が出来て、共感してくれる人が増えただけに、世界の視野は広まっている気がするんだよな。
そもそも、あのまま、頭師になると言う夢だけを追い続けていたら、なる前に本当に自○か過労○しそうな位、自身を追い詰めていただけに、本当にこれが彼のやりたいことなのかは、疑問符が浮かびます。
そう思った最大の理由は最近、練習が最近出来て無いと言う所。最近はコス衣装制作が忙しかったし、終わった後に相当なショックを受けているだけに、本当はすごい迷いが出ているんじゃないかと考えてしまいます。
勿論、確定では無いし、根拠も薄いし、なれるよなんて言われたら、頭師になるしかないと思うので、なって貰わないといけない気もするけど、まだ高校一年なんだよね。
色んな選択肢の中から、未来を選べるこの時期に於いて、本当にその選択が正しいかなんて、分からない年代し、本当にやりたいことかどうかも、曖昧な状況で、何より、コス衣装と言う世界を知った彼がこのまま、頭師にならなきゃと思うかどうかも、怪しいんだよな。
絶対に本心だと分かっていても、おじいちゃんの為が全面に出て来る余り、自分の気持ちを蔑ろにしてる気もするだけに、本当に頭師になるのが、正しいのかどうかが、今後問われる場面が来るのかもしれませんね。
ただ、今回一番しんどかったのは、泣いたことを忘れてしまうごじょー君の夜泣きが悲し過ぎるって・・・。事故のトラウマの所為で、此処まで尊厳破壊された挙句、同世代から、自分の好きを全否定されて、殻に籠るように、ひな人形の練習に没頭することで、自分の好きなものを肯定してくれる人は居ないと決め付け、友達を作らず、独りぼっちになったごじょー君。
どんだけ、尊厳破壊すれば気が済むんだよ。もう、許してくれよ。
もう、許してくれ、ほんまに！！！
それもこれも家族描くのが面倒くさくて、殺した原作者の・・・。
果たして、ごじょー君と海夢ちゃんは気持ちを理解し合い、気持ちを重ねることが出来るようになるのでしょうか？
まぁ、僕自身の願望もあるんで、其処は察して貰えると嬉しいです。
第五節 お知らせ
なんと、着せ恋が再放送で帰って来ます。
今や同じ年代に放送されたリコリス・リコイル、SPY×FAMILY、最大にして覇権になり上がった魔王こと、ぼっち・ざ・ろっくに大差をつけられてしまった本作ですが、また会えるのが、やばみなんだけど。
因みに昨年はBS日テレで再放送やったりと何だかんだ、毎年やってるんだよなぁ。これを機会に原作勢、アニメ勢、円盤持ってる勢、観てない勢含め、良い布教の場になって貰えると嬉しいです。
僕自身、このアニメを見て、原作を買い、此処までのクソデカ感情爆発のblogを書くレベルにドはまりしたので、アニメであのヤバヤバのパワーを浴びて貰えるとガチで嬉しいんだけど！
放送はBS11にて、7月9日の25:00からとなっておりますので、是非とも、拡散の程、宜しくお願いします。
その着せ替え人形は恋をする中華飯店のお知らせが発表されました。
グッズも沢山販売されており、どれも可愛いので、後はメニューが気になりますね。
大阪の方ですけども。絶対に行かなきゃ、○ねない。
しかし、福田先生の仕事量が多すぎて、心配になります。どうか、お体ご自愛くださいませ。
東京はmotto cafe 池袋店にて、2024年8月1日(木)〜2024年9月29日(日)の予定です。先着予約制らしいので、お店にそのまま行かないように。
大阪はmotto cafe 大阪店にて、2024年10月9日㊌→2024年12月1日㊐の予定です。
今回の原作の内容がしんどいだけに、こういう情報はとても助かるし、未だに二期放送時期すら未定なだけに、こうやって延命措置を施してくれる運営には感謝しかありません。
ただ、忘れてはいけないのは、そもそも、着せ恋は一期で終わる予定だった所を、まさかの決定と言うの希な作品と言う背景もあるので、無理を言ってはいけません。
アニメも色んな予定の上で成り立っていて、4年先まで予定が詰まっていると言われる世界なので、その部分を理解した上で待ち続けてあげましょうね。
最終節 最後に
もしも、その着せ替え人形は恋をする中華飯店に行く時は僕と一緒に行きませんか？1人で行くの辛いんよ、しんどいんよ・・・。
席は取りますから、お願いしますよ、本当に。
冗談か本当か、分からない話はさておき、着せ恋だけでこんなに長文書いてしまうつもりは無かったんですけども、どうか、身の回りにいる着せ恋同志の方々にお声かけ頂けると嬉しい限りです。
このアカウントを通して、僕個人の着せ恋に関する情報を更新していきたいと思うので、是非とも、宜しくお願い致します。
最後になりましたが、少し読んだだけで、ワンピ以上の文章書いてしまう僕もどうかと思うんですけど、ヤングガンガンのお勧め作品あったら、教えて下さい。このままだと報われないので。
それでは、長くなりましたが、フォロー、スキ、コメントお待ちしております。
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