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今週のキングダムPART63第703話「逆手の大戦略」


 今後の指針が何だか、掴めて気がした中での、前回の休載。今回は咸陽王宮を主軸にした今後の戦略についてのお話と大乱戦の予感についての記述について、宜しくお願いします。今週も詳しく知りたい方はヤングジャンプ

 

今回の感想戦


通過難し

 咸陽では、武城と平陽に入城し、勝ちが見えて来た予感を感じ取る本営の文官達。
 そんな意気揚々としていた文官達の前に、王翦からの伝令が届きます。その内容を読み上げる昌平君から語られるその内容は「二城と邯鄲の間に李牧の長城有り。通過難し」というものに、先ほどまでの意気揚々さは消え、焦燥に駆られる文官に。昌文君は焦るなと気持ちを切り替えます。

 しかし、文章にはまだ続きがあり、『これを逆手に好機と見る。宜安を攻め北にフタをすべし』という言葉が続きます。流石は天才・王翦だけあって、よくもまぁ、予測が出来るなということで
 これだけの内容を読んで、嬴政は王宮にいる王達が脱出する経路を潰す為の作戦と予測します。昌平君も、同様の予測を立てていたようです。
 これから、邯鄲を攻めたとしても、王宮の一族が逃亡してしまったら、元も子もない。彼らは、次の機会を伺い、すぐに復活。また、闘う。そんな闘いが続けば、如何に前線を広げる秦と言えど、ジリ貧は止む無し。
 
 その為に出来ることは宜安を攻めるという一手しかない状態に。その場所を地図に広げ、確認すると北の大地の果てに存在し、そんな所に逃げ込まれた場合、次に行く土地は雁門。李牧が治めてた土地とということになります。そうなれば、楚戦に傾けられる力が削られてしまいます。
 それを避けるには宜安に向かい、蓋をするしかないというのが、王翦の考えのようで、その提案を昌平君も同意、すぐさま、贏政も、決定を下し、宜安攻略は決定します。

陥落

 一方、趙で闘っていた秦国軍。武城にて、王翦将軍の配下である田里弥軍の部下・山秀という謎の男が活躍していました。エリートばかりの王翦将軍に於いて、熱血漢で、変なヤツ。
 そんな彼の活躍を楽しむ倉央と糸凌。田里弥軍で笑えるからという理由らしいけど、何故、此奴が出て来たのか?桓騎軍の前回のアイツ含め、よく分からないキャラが出て来たけれど、これが果たして、次の展開に役に立つのか?
 そんな活躍を経て、武城は陥落。倉央と糸凌は今夜は良い部屋でお前たちを抱くといつものアレ。意外と2人の猥談好き。抱きまくるのかな?

 一方、桓騎率いる平陽も10日後に陥落。時間は係ったのは、彼らの士気の高さともしかしたら、また、虐殺されるのでは?という恐怖からの徹底抗戦があったから。
 何とか、落とせたものの、平陽の民たちは、誰しもが、泣き叫んだという。平陽を焼いてる桓騎様の姿は、本当に悪党でしかない。

 そんな桓騎軍は、全てを飛信隊に丸投げし、自分達は財産の徴収に専念。結果として、危害を加えることは無く、捕虜達の対応に追うことに。
 李信達の助力により、女子供は解放された。そんな彼らは正義の軍としてのイメージが強かったのか、安心した様子。何故か、羌礼は噛まれてたけど。顔つき悪いから。

決戦へ

 平陽・武城を陥落させた2軍はそれぞれの軍の再生に追われ、2か月後、咸陽にて軍総司令昌平君が号令が行われました。その後、長城を迂回しながらも、閼与を落としさらに北上、その後、新たに編成された軍が現れ、大規模な趙国討伐軍が編成され、いよいよ、宜安攻略の必殺の大規模軍が誕生。いよいよ、北の地で大規模な決戦の火ぶたが切られようとしていました。

まとめ


 何か、完全に李牧のペースにハマってるような気がしてならない今回。王宮内の完勝ムードは一転して、暗雲が漂ってる気がしてなりません。
 まぁ、この後の歴史を知ってるからなんですけども、誘導されてるとしか、思えない程、この宜安という土地が彼等にとって、都合の良い土地なんでしょうね。
 そんなことが分からない王翦や昌平君では無いでしょうが、それ以上の手を討てないのも、実情。それだけ、李牧の長城というオブジェクトが邪魔ということなんでしょうね。
 
 個人的に気になる点は山秀という謎キャラの登場もですが、この闘いの後に控える楚攻略というワードがここに来て出て来たことでしょうか?
 それだけ、この闘いに終わりが見えて来たことにも、なるんでしょうけど、そう簡単にはいかないんだろうなと分かる位、今回の闘いは大荒れの予感がする。

 忘れそうになりますが、秦国が天下統一するまでのタイムリミットがあるわけで、あと、どれ位だったかも、忘れてしまいましたが、未だに一国と同盟結んだのみですからね。時間は限られているわけで、その中で、先に進むには、この闘いで何としてでも、李牧率いる趙国軍を倒さないといけないということです。
 それを精査した上で、今回の闘いは、正に李牧様のワンサイドゲームになってしまうのかと思うと不穏でございます。秦国も何かしらの手柄を挙げるかもですが、それにしても、今回の闘いはどうなることか?

 それとは、別に信達の趙国民が抱く感情をこのような形で出てくるのは、何か、嬉しいですね。例え、敵国とは言えども。
 やはり、この物語の主軸に於いて、大切な存在なキャラなんだと思いますわな。

最後に

 とある雑誌にて、ネット配信の視聴回数で、キングダムが上位陣に入ってました。今は円盤の売り上げよりも、配信の再生回数が重要視される時代。これはとても、嬉しいです。
 しかし、その中での上位に居たのは、鬼滅、呪術、そして、東卍リベといった国民的人気作品の中にあるのは、嬉しい反面、たまに疑心暗鬼を生じることもあります。本当に人気なのか?周りの人は全然知らない?キングダムって、何?という意見が多いです。
 前にも書きましたが、Twitterでキングダム嫌いな理由を聴いたら、絵がグロい、気持ち悪い、好きなキャラが居ない、話が複雑等、未だに僕自身、キングダムは大人気みたいな空気感になれてません。

 果たして、いつになったら、僕の周りやフォロワーさんに広めて行きたいですわ。どうか、来年も宜しくお願いします。
 こんな自己肯定感低めキングダムクラの文章を最後まで読んでくれたら、スキとコメントお待ちしております。
 キングダム同盟とフォローも宜しくお願いします。めざせ、天下の大将軍!!

 それでは、皆様、御武運を!!!


 

 


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