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川越で1人、仕事の喜びをじんわり噛み締める日

人の人生の転機に関わることの多い仕事をしている。時に依存されたり、時に自分のせいにされたり、心が落ち着かない日も昔は多かった。そんな日々にも慣れ、他者との関わりに感情が揺さぶられる日も少なくなってきた。

それは一見良いことのようにも感じるが、一方で人から感謝されたり誉められたりすることにも鈍感になってきたともいうことだ。なんだか少し寂しい気もする。

そして昨日、久しぶりに仕事で嬉しい出来事があった。今日朝起きたら空がカラッと晴れていて、空気が澄んでいて凄く気持ちよかった。なんだか、古い街並みを散策したいなと唐突に思い、すごく久しぶりに川越に行くことにした。

お腹ぺこぺこ。1人で観光地ど真ん中のお店に並ぶ勇気が出なかったので、駅前のラケルで大好きなオムライスとローストビーフとふわふわのパンのセットを食べた。

私にとっては夢のプレート!

そこから、食後のコーヒーを求め、いざ観光地に。
どうせなら家の近くでは飲めないような、珈琲にこだわっているお店に入りたいなと思い、こちらに辿り着く。

どこでもいいですよ、と言われたので特等席のようなこちらをチョイスした。目の前の食器棚が死ぬほど可愛い。1人じゃないと座れない席なのも良い。

スペインで買ったお気に入りの鞄と

そこでメニューを見ながら、お店の人としばし談笑。どれがどんな珈琲か教えてもらいながら一緒に選ぶ。1人でお店に入ると、よくお店の方に優しくしてもらえる。人当たりのいい顔でよかった。

どれを飲もうか迷っちゃうね

コーヒーを待ちながら、昨日の出来事を忘れないように書いておきたいと思った。該当の人がこの文章を読むことは無いと思うが、多少フェイクを入れようと思う。

とある文章の添削をし、フィードバックと共に「私ならこう書くかな」という例文を書いて返却した。返却された人が私の言葉を見て、感想と気付きをメモしてくださっていた。

・フィードバックを受けて、当事者として自分だけの物語・人生との繋がりを書きたいと思った。他の人や社会がどう思っているかではなく、自分がどう思い、どうしていきたいかを書いていく必要があると気付いた。
・じゃすみんさんと自分の文章の違いとして、文章の先に「一人の人」が感じられるかどうかがあるとおもった。人となりが滲み出るような、そんな文章を書きたい。

フィードバックを正解の型として受け取られ、私に言われるがままの言葉や文言に変えられることも最近多かったので、スタンスや向き合い方の部分で気づきを得てもらえると思ってなかったのもあった。だから、余計に嬉しかったのだ。

レトロな本との組み合わせが絶妙

じんわりと仕事のことを思い出しながら中深煎りのあぶりブレンド4とベイクドチーズケーキを食べた。ああ、美味しいなぁと言葉が漏れる。家の近くにあったら毎日来たい。

1時間ほど席で絵を描かせて頂いた。今日のノルウェージャン様もとっても可愛くイケ猫であった。これでやっと去年からオーダーを受けていた大型発注をほぼほぼ完走した。描けなくなった時はどうしようかと思ったけど、ちゃんと立て直せてよかった。気分を変えるために色んなカフェで描かせて頂いたのが功を奏した。

完成ではないけどほぼ出来た!

こうして私の休日は幕を下ろした。とても充実して清々しい1日だった。ぼんやりと彷徨うように歩いた川越の街並みは、日頃の喧騒を忘れられてとてもよかった。人に溢れてガヤガヤしてて、私がいるような、いないようなそんな不思議な感覚になった。

寒すぎて出先でマフラー買ったが組み合わせかわゆい。

また明後日から、仕事、頑張ろう。

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