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アフリカの進歩がすごいなと思った話

私のパートナーはギニア人。
彼は数年に1回、数か月間の里帰りをします。
もうすぐ帰ってくるけど、今も里帰り中です。

里帰り中は短期的に遠距離状態になります。
テクノロジーの進化のおかげで、
連絡手段や状況も年々良くなってきています。

約10年前…
連絡手段が国際電話しかなく、お金もなかったので
週に一回数分の電話だけだった。

2,3年前…
メッセージアプリの通話機能を使って電話をすることが出来るようになった。電波状況が不安定だが、何度も接続を試して、週に数回通話することが出来るようになった。ビデオ通話は通信速度が遅すぎるのか、映像がザラザラな場合も多いけど、雰囲気はわかる。

現在…
アフリカでもスマートフォンが大衆に普及している。
都市であれば電波状況もそれほど気にならない。
ビデオ通話の映像もかなりクリアでよく見える。

ビデオ通話が可能になってから、家や街の様子を見せてくれるので
あちらの様子が見えるようになりました。
古き良き昭和の日本を見ているような雰囲気だけど、
本当に進化が激しくて、懐かしい風景と現代にあるものが
ごちゃ混ぜになっているのが不思議な感じがするし、興味深い。

ここ数年で進化しているのは電話だけではなく
●トイレ→ボットン便所(というよりむしろただの穴w)から水洗トイレに
●水→井戸や水汲みが必要な状況から水道が通って蛇口から水が出る
●冷蔵庫→冷たい飲み物が飲めるようになった。食材&料理の保存も可能に
●テレビ→大画面液晶テレビでケーブルテレビを見てる

進化していない部分としては
●給湯器はないので、温水は出ない。シャワーも冷水
●洗濯機は普及しておらず、毎日たらいに水をためて手洗い

あと、都市部は進化が速いけど、田舎は数歩遅れている様子。

数日単位で止まっていたのが数分~数時間で復活するようになって安定したようだけど、電気と水道は週に何度か止まります。
電化製品は使えなくて定着しづらいという背景がありそうな気もします。

こんな感じで、全体的には昭和中期くらいかな?という印象だけど、
昭和っぽい世界観の中でスマートフォンを持っている人が多くて、
みんな電話に向かって話しかけているのがとても不思議な感じがする。

文化や経済との兼ね合いもあると思うけど、これからもどんなふうに発展していくのかを見るのが楽しみです。

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