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煩悩を焼き滅ぼし願いを叶える「護摩祈祷」の効果とは?


先日、横浜にある弘明寺にて、護摩修行(祈祷)をしてきました。🔥🔥

知人に、護摩修行はとにかくすごい!

と聞いたので、早速やってきました。
8、18、28日と8がつく日にやっていますが、
横浜の弘明寺をすすめられたので、参加して参りました。

護摩行自体は自宅近辺で参加したことがあり3回目ですが、今回は初めて護摩木を投じました。

いやぁ、すごかった。

最初は余計な考えごとなどもしていましたが、坊様方の真言や詠歌、太鼓、法螺貝などの大合唱のなか、
火が🔥ゴウゴウと焚き上がり、40分間の儀式の中、トランス状態に入りました。
その後、一人ひとり、願いなどを書いた護摩木を火に投じ、不動明王様にご挨拶し、最後に坊様に気合と祓いを背中にしていただきます。

行く前は少し疲れていましたが、終わったあとはなんだか祭りのあとのような、
若干放心状態、そして体は軽くなったような心持ちでした。(全集中したあとって感じです)
やたら汗もかきました。

【護摩修行とは?】

梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。

護摩供の歴史は古く、約3000年ほど前からインドで行なわれていた呪術の修法で、ペルシア密教が起源と言われています。

煩悩…🫥
そう、私たちは煩悩の塊です。(少なくとも私は)
護摩修行ではこの煩悩を、燃やしてくれるわけです。
(ありがたや)

護摩修行では、
護摩木という特別につくられた薪に「願い」を記し、その薪を焚いて神仏に祈ります。

燃え上がる炎「天の口」が食するのが供物で、この供物が納めた護摩木

護摩木は供物として焼かれるのです

願いを書いた護摩木を火に投じることで、煩悩にまみれた願いを清らかな願いに変えてくれるわけです。
(ありがたや)

また、護摩木には願い事を書く護摩木と、供養のための護摩木があります。

_φ(・_・
これを生きてる人に例えましょう。

エゴ丸出しで、これお願い!といわれても、なんかこの人の願い、叶えたくないなぁ…って思いますよね。

このエゴの部分を燃やしてくれるわけです。物理的に。
願いにまとわりついていた余計な邪念を振り落としてくれるとゆうイメージでしょうか。
また、先祖供養をすることで、より浄化され、祈りが届くといわれています。

そもそも、

火って儀式ではかなり使われますよね。

火のエネルギーは、活力を司ります。
直感力や想像力を授け、邪念を燃やし浄化する力を持っています。
新しいことを始めるときの一歩を踏み出す後押しをし、
最後までやり遂げる気力と体力を与えてくれるともいわれています。

火を前に祈りを捧げることで
クリアな気持ちで願いを潜在意識に叩きこむので、成就が加速するのではないか、というのが持論です。

シャーマンなど先住民たちも、地球の大地や自然の精霊達と繋がり、感謝を伝える「火の儀式」があります。
火は再生のパワーがあり、浄化や変容を促すと考えられてきました。

いらなくなった思考や感情、習慣を火に託して燃やしてもらう。そうすることで、心が癒やされ魂が喜ぶ。
とされています。

まとめると、護摩修行とは…
1.あらゆる邪念や余計な思考を火に託して燃やす。
2.魂がクリアになり、純粋な気持ちで祈りを捧げられる。
3.祈りが仏を通じて神(自分の内側に宿る神)に届く。(加速した状態)
4.願いが叶いやすい自分になる。
という循環になっているのではないかと。

はて、
結果はいかに。