心の壁
ひとりの先輩に思いを寄せた。 女の子がいた。
女の子は、学生の頃に、恋をしていた先輩がいた。その先輩は、周りからも人気があり、愛されていて、笑顔が素敵で優しさのあるアイドルのような存在だった。
桜の木の下で、美術部だった私は、その先輩が外でスポーツしている姿をみて、デッサンをしている。
月日が経ってそんな私は、社会人になり、たまたま仕事の付き合いの場で、運よく会社の飲み会があり、そこで当時の先輩に再開した。
そんな先輩は、図書室で設計の読書(当時の私には難しくて分からないけど)夢である、一級の建築士になっていた。 そして、、、
まさかの車椅子の姿である。 そんななか、私は、その事実を少しずつ受け止め、先輩にまた恋をする物語。 ちょっぴり切なさの残る。 消したくても、消されない記憶は、私の心の中にある。
恋愛という幸せのゴールは。 始まったばかり。
ぜひ、一度みて下さい。