ふなしゅー

06pu04の日記 フィクション

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最近の記事

スマホの画面叩き割りたい

画像フォルダが仕事の画像と、アンプのセッティングの画像で埋まっていく 今年の夏はBBQもした、海にも行った、実家にも帰った、写真も撮った だけどそれを凌駕するほどの、腐れ仕事に使うための画像の量 LINEもSNSも、もう全部がつまらん 短い動画で快感を摂取しすぎて3分程度のMVすらもう誰も見ていない スマホを見るたびにイライラする、こんなものがなければと何度も思ったことか 久しぶりに改めて聴いたけど、この曲はめっちゃBUMP 野田さんもバンプめっちゃ好きだっただろ

    • 高いよ

      電気代が、高いよ。 確かにエアコンはつけっぱなしだし換気扇もずっと回してる。それにしてもおかしい。 隣の家が俺の家の電気を盗んでるんじゃないかと思ってる。 あとはセブンのおにぎり、この間まで2個で200円だったのにもう2個で350円もする。 効率よく腹を膨らませられるのがカップラーメンだなんて信じたくないよ。 今も近所のがきんちょたちは100円玉を握りしめて駄菓子屋にいくんだろうか、もう100円じゃあ、うまい棒もろくに買えないだろうに それとも、もう子供たちは駄菓子

      • 暇を潰して三千里

        宿泊先のホステルから少し眠いままにMoran駅へと向かった。 というのも、昨日はホステルで韓国のビールを少し飲み過ぎてしまったからだ。 500mlのクラフトビールが4本で12000ウォン(1200円ほど)、これがどこのコンビニでも買えてしまうのだ。 酒、飲まずにはいられない。つまみはチキン。揚げチキン。これを食わずに韓国に来たとは言えない。 当然のように美味かった、物価が安いわけではないとはいえ、日本よりも高いクオリティで美味いものが食えるならば食わない理由はない。

        • iPhoneですら俺の顔を忘れる

          お前は、覚えることが得意なんじゃないのか? 高3の時から使っていたiPhone7がとうとう壊れた。 世ではiPhone14が出回っているというのにまだ7を使っていた。 こいつを買った時は当時の最新機種だったのに、今ではこいつを使っていると馬鹿にされることもあった。 ていうかなんで古い機械を使ってるとバカにされるんだろう。お前らはビンテージギターなら喜んで褒めちぎるのに。音も大してわからんくせに。 新しくiPhoneを買って、引き継ぎをした。ホームボタンがないため操作

        スマホの画面叩き割りたい

          地元の公園で昼間から酒飲んでるおっさんの経歴

          あいつらはどういう経緯でそこで酒を飲んでるんだろうか。 もしかしたら学生時代はそこそこ優秀で、割とモテていて、実家も太く、就職にも困らず順風満帆な人生を送っていたかもしれない。 地元を離れて都内に就職、彼女もいて結婚秒読み…何も疑うことはない人生、きっとこれからもそうだ…。 ところがそこでふいに不景気がおしよせ、リストラの嵐。青年はそこに巻き込まれる。 頼るあてがあるのは実家。 実家に帰ったはいいもののもう両親はどちらもはたらいておらず、数年のうちに要介護、その介護を続け

          地元の公園で昼間から酒飲んでるおっさんの経歴

          3年たったら

          僕は4月から新生活を送るわけではなく、今までと似たような毎日を続ける予定だ。 生活の区切りとして4/1を特に意識していないままに4/1を迎えた。いつも通り過ごした日だった。 1月に引っ越して以降、自分のモノを捨てまくっていた。要らないものを抱えているとどこにも行けない気がするし、単に部屋の収納が少なくなったからだ。 多分、持ち物の半分くらいは手放した。 部屋はだいぶスッキリとしたし、過ごしやすくなった。 ただ、前のバンドのTシャツやら、会社員時代に使っていたスーツやら

          3年たったら

          人間ディレイ、フィードバック

          ディレイというエフェクトがある。 一度出した音を覚えて、その音を何回も繰り返して鳴らし、決められた時間や回数に到達するとやめると言った代物だ。 バンドマンは、特にリードギターはよく使う。ディレイを使うと、バンドの中に埋もれず、フレーズの音抜けがよくなったり、残響感を出したりして、フレーズを印象づけることができる。 俺には今、ディレイがかかっている。 正確には、他人に言われた言葉にディレイがかかって、俺の中で無限に鳴り響いている。 他人に言われた言葉はわりとすぐさま忘

          人間ディレイ、フィードバック

          天使の愚痴

          僕はあの子が好きというより、この街が好きというより、あの子といるこの街が、この街にいるあの子が好きなのだった。 道路にはみ出した飲み屋の外席で、「最近あいつがさー」となんだかちょっと嬉しそうにあの子が悪態をついていた。 社会になじめないのを人のせいにすることもなく、自分のせいにすることもなく、なんとなくアルコールと人の多さでぼやかしてくれる。そんな街が好きだった。 信じられない人の多さと治安の悪さが、まだこの中に居られる僕は若いと思わせてくれる。思えなくなったら、どうな

          天使の愚痴

          俺はNUMBER GIRLを見た

          この一言を、言いたいがためにライブを見に行ったのかもしれない。 いや、そんなことはない。 自分の青春時代を振り返ると、いつでもそこにはナンバーガールがいた。四六時中、テレキャスを、アヒトのうねるドラムを、奥まった向井の声を聞いていた。 いや、実はそういうわけでは全くない。 俺がナンバーガールのOMOIDE IN MY HEADを最初に聞いた時に思ったのは、「売れなさそうな音楽やな…」である。 初めて聞いたのは確か高校1年生くらいだったと思う。当時の俺は邦楽ロックにハ

          俺はNUMBER GIRLを見た

          雲の上だって

          ひどく晴れている日だ。カーテンを締め切っている部屋の、布団の中にいるのに外の様子がわかるくらいには晴れていた。 飛行機に乗るために早起きした。アラームは不発に終わったけど、適度に緊張していたから予定より少し遅く起きるくらいですんだ。 成田空港はかなり遠いので、念入りに忘れ物がないかを確認して、余裕を持って家を出た。出勤ラッシュと被っていて、でかいキャリーをもっていることを申し訳なく思いながらも図々しく座った。 飛行機に乗るのなんて何年ぶりだろう...と道中で考えた。

          雲の上だって

          かいじゅうのいない街

          今、俺は、生まれてきたときとは真逆の姿で、生まれてきた時と同じかっこうをしている。端的にいうと、帰ってきた時の服装のままでベッドに横になっている。 気分が落ち込むのはいつも突然で、それは大抵1人の時で、大抵夜であり、大抵朝まで治らないものだ。 きっとみんな俺の曲なんて聞かなくなっていくんだろうと、なぜか唐突に確信めいて部屋の中、一人でどうしようもなく悲しくなる。 というか、そもそも、元から聞かれていないのかもしれないけど。 それでも聞いてくれていた一握りの人々が俺の知

          かいじゅうのいない街

          2022.10.13

          「100杯は酒飲めるわ!」 そう言って、強いお酒を何本もカゴにいれ、鼻息を荒くしながらドラッグストアの中を意気揚々と駆け巡ったのは俺だ。 だが実際はどうだろう、カゴに入れたその缶のチューハイを1本飲みきる前に、もうだいぶ酔ってしまっているのも、また俺なのだ。 ここのところ夜更かしが続いていたからか、体調はよくない。それでも一区切りついた日にはお酒を飲みたい。疲れていたとしても。 結果が今の僕である。 今日はどうしても何かを作って食べたかった。でも料理をするには元気が

          2022.10.3

          昨日は厚木で強い先輩方と一緒にライブをした。うまいじゃなくて、人気があるじゃなくて、なによりも強いという形容詞が似合う人たちだった。 一体、何回ライブをこなしてくればこれだけのライブができるのだろうと考えたけど、途方もない回数であることに間違いはない。 へこたれたり、やめたくなったり、逃げたくなったりするのは逃げずにぶつかってる証拠だろってグッときた。 打ち上げも強かった。打ち上げなんてもう腐るほど、何度も、それこそ飽きるほどにしてきただろうに、それでも心の底から楽しん

          2022.9.30

          フラフラのまま朝に帰宅した。 昨日の夜はライブハウスの鍋イベントでたくさんお酒を飲んだ。半分以上はもう覚えておらず、友達の家で目が覚めた。 タクシーでライブハウスから家に向かったことだけ覚えている。 初めて来た駅からいつもの駅までの道のりを検索する。 朝の仕事には間に合いそうだ。 なんでこんなにも誰かといるとお酒を飲んでしまうのだろう。家で一人でいると寂しいから、誰かといると楽しくて飲んでしまうのかもしれない。 通勤ラッシュに巻き込まれ、二日酔いの俺を乗せて電車が

          2022.09.25

          平日、仕事終わりに後輩がセッティングしてくれた飲み会を存分に楽しんだ。 その後、終電に間に合う様に解散したにもかかわらず、またしても気づいたら降りたことのない駅で意識が戻った。 うーわまたやってしまった、なんで俺は終電に乗れるのに降りれないんだ。 仕方なく近くのネカフェを探すと、徒歩10分だった。 台風が近づいてクソ大雨の中、酒臭いおれが10分も歩けるはずがない。しかも持ってるのは折り畳み傘だ。長靴も履いていない。スニーカーだ。なんなら冬服だすのを渋って半袖でいる。寒

          2022.09.15

          急転直下、夏真っ逆さま、ここ最近は死んでいる。 夏が終わってしまった寂しさと、これから来る冬に対する怒りで、気分は良くない。家に帰ってからは必ずバッドが入る。 最近はずっと頭が痛い。それなのに夜は遅くまで起きるし朝は起きられない。 ストレスが食に行くタイプなので1日5食。最悪。なるべく安くたくさんの物を短い時間で食べようとするそのマインドが既にデブ。頭も重いし、体がずっと重い。 3月くらいから8月までは「もっと素直に生きたいよな」のマインドで生きていた。ラブアンド、ピ