いつかの旅 心の調整には動物を見るといい 猿と水族館
会社で嫌な事が重なりすぎて汚い言葉を吐かずには消化できそうもなかった。こんな日が何日が続き私の心の中の呪いスイッチはいくつか発動されてしまった…アイツ次に小銭落とす時は絶対500円玉…今日会社の机に家の鍵忘れて家の前でそれに気づけ…次占い見た時最下位が3回続きます様に…
だめだ呪いすぎた…そう思って浄化の旅へ出かけた。
猿を見る。猿の社会を勉強する。今日見たのはまずC軍。
ボスはブラック。毛並みが綺麗!そして飼育員の評判がすこぶる悪い。群れの戦いとなった時一番先に逃げるのだそうでボスに相応しくないんだそうだ。猿の世界は完全なる年功序列。群れにいる時間が長いとどんなに仕事が出来なくても上に上がっていくのだそうだ。私がプチ呪いを繰り返した上司の様だ…
コイツ初めてあったのになんだか憎い(笑)なんとなく上司に似ている。ブラックには罪は無いがお前はとにかく飼育員さんに評判が悪いぞと心の中に直接訴えながら見つめてみた。
飼育員さん曰く猿には、触らない。見つめない。逃げない。と言うのが鉄則なのだそう。ブラックをつい見つめて心に直接話しかけてしまった。
子供の猿達が水遊び🐒出産シーズンは春の終わりから夏にかけて。その時期だと生まれたてのへその緒付き赤ちゃんが見られるそうだ。
C軍で飼育員さんに人気なのが3位のスケサン。喧嘩があると止めに入り群れ同士の争いでは一番前に立つ。喧嘩も強く責任感もある頼れる男!実力も能力も性格もNo.1に相応しいんだそうだ。ただ猿社会は年功序列。ボスのブラックが憎い…(笑)
年功序列はしっかりしており飼育員さんが2匹の猿の間に餌を投げる。餌を撮る方が序列が上なので序列が下のとなりに餌を置いても絶対に上の人がとって食べるのだそうだ。
なんだかそんな話を聞いてるとどこの社会も一緒なんだと思えてきて自分の中にあるイライラがバカらしくなってくる!
猿の社会を勉強して心のトゲトゲが少し短くなってきた。次は道路挟んで向かいにある水族館へ向かう。
入るとちょうどショーが終わった所。セイウチのいずみちゃんが居たので写真を撮る。猿の世界が会社社会ならココ水族館は芸能界。それぞれの個性を活かして芸を追求しお披露目する。芸という努力を重ね極めた人がスポットライトを浴び拍手と愛情と餌を受け取る事ができる。
入り口から入って大きな水槽。ここには椅子があるのでゆっくり過ごせる。コロナ禍の影響もあり管内の椅子の数はかなり少ない。
疲れたのでカフェでマロンソフトを食べる。ハチミツもかかっててあまーい!おいしーい!
おこぜが綺麗!芸術的!
最近クラゲが人気ですよね!ぷかぷか浮かぶ姿が優雅!左側から色が変わる…
イワシの大群見ると昔絵本で読んだ絵本を思い出す?1匹だけ色が違う魚の物語。大きな魚が来たときに群れになってもっと大きな魚だと思わせ威嚇する時に1匹だけ色が違う劣等感を持っていた主人公が目になるって話
とどが大きい。セイウチより大きい。存在感が半端ない!
という事で猿のまるで会社の様な世界を見て、水族館の芸能界の様な厳しい世界を見て過ごした一日。いろんな事があるけれどきっとみんな我慢しながら過ごしてるんだろう…
上手に力を抜きながらやっていかないとなぁと思う。自分の機嫌くらい自分で取らないと…。イライラした時は視野を広くするといい。責任感も広くしてもっと良く→失敗させてみて育てようグライに考える。
我慢する人はいつも我慢するしか無いのだ。仕方ないと受け入れてそれを回避する手段を手にしないとなぁ
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