漢方ソムリエ

「漢方専門店」を始めて「ン十年...」ますます「漢方」にのめり込み惚れ込む60代です。…

漢方ソムリエ

「漢方専門店」を始めて「ン十年...」ますます「漢方」にのめり込み惚れ込む60代です。「漢方薬」の素晴らしさを後世にも伝えたくて、色々なところで活動しております。 あなたが一般の方であれ、医療従事者であれ、この世界を知ることで「驚きと感動」を覚えるに違いありません。ようこそ!

最近の記事

ニッチで生きる薬屋さん

この業界に「君臨」しまして、ハヤうん十年! すっかりドップリ!の中で、気付けば私もベテランの仲間入り…下に続く若い人達に「町の薬屋さん」を何とか絶やさないでいただきたいと、日々奮闘中です。 そんな中でのコロナ…店頭に足を運んでくれるお客様が減る中で、それ以外での「情報発信」をしていく必要に迫られているのは、我々業界も同じです。にもかかわらず70代ともなりますと、なかなか「IT」の速度に追いついて行けないんです。zoomに繋げなかったり、webサイトが見れなかったり、まだY

    • 患者力

      当店のお客様が、プール仲間のお友だちをご紹介してくれました。 「ご紹介」となれば、一層気合いが入ると言うもの...さて ご相談内容は「血糖値が下がらない」 「経口糖尿病薬」を長年飲んでいますが、もう「インシュリン」を使うギリギリの数直に到達してしまい、主治医には「痩せなさい」と言われるが、甘いものを控えてもなかなか痩せません。プールで運動をしたり、農作業も毎日しています。 もうどうして良いか分からない...と仰います。しかも10日後には検査があります。 「じゃあこの

      • 過活動膀胱の治験例

        40代後半の女性のお悩み。 トイレに行きたいと思うと、「切迫感」でトイレまで持たない。1~2時間しか持たない為、通勤や仕事にも制限が出る。 大量に「失禁」することもある。下腹部が張ってガスが出る。 4~5年前から始まったと言います。どんなに辛かったでしょう。何とかして差し上げたい...強く思いました。 その他に「正常眼圧緑内障」で、視界の回りが暗いとのこと。 ハウスダストによる「アレルギー性鼻炎」もある。 病院に行けば尿を止める薬が処方され、又は鼻水を止める薬が処

        • 目と脳...

          パソコンと「一日中にらめっこ」のお仕事をされている方、けっこういらっしゃいますよね? 私は「漢方専門店」で、「漢方薬での治療を生業」としている者ですが、50才を過ぎると、目のカスミや乾燥、異物感、目の重さ、充血、目の奥の痛み...等の、いわゆる「ドライアイ」や「正常眼圧緑内障」「白内障」でお悩みの方が多くなってきます。 現在治療中のA様。三ヶ月ほど前から急に、目の回りから黒くボヤけてきて、視界が狭くなるいわゆる「緑内障」の疑いのため、ご相談に見えました。急性の割には「頭痛

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          コロナで増えた?心身症

          女性に多いですが、「自律神経系」の症状を訴える方が増えているようです。抑鬱状態からイライラ、頭がぼ~っとする。耳鳴り、メマイ、肩凝り、頭痛など多伎に渡ります。 こんな症状は春に多いものですが、今年は「コロナ禍」にあるせいか、いつまでもそれが続く傾向があるようです。 「漢方治療」ではお得意の分野のはずですが、実際やってみるとけっこう難しい!いつも「皮膚病」や「痛み関係」の方が楽だな~と思いながら治療に当たっています。 何故難しいのか?考えてみました。まず「患者さんの訴え」

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          コロナで増えた?心身症

          摩訶不思議な病気...

          ある日突然、「右手親指」が後ろに反らなくなった...と言う男性のご相談。しかも何週間か前から、右足の「前頸骨筋」の辺りに「違和感」を感じると言う。 つま先を上げる時に力が入らなくて少し歩きにくい...とのこと。やはり右半身の違和感と言えば、直ぐに頭に浮かぶのは「脳梗塞の前兆か?」私だけではなく、ご本人も「ヤバイ病気かな?」と思ったそうです。病院で検査を受けるべきか否か...?電話がありました。 直ぐに「脳梗塞」のチェック!!両手の平を上に向けて30秒キープ。「どうだった?

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          漢方の極意はヒラメキ!

          私たちの漢方薬局の仲間内で、度々話題に上がるのが「漢方って直感だよね~!?」って話。最後はこれですね!いつも思います。 エッ?って思われる方も多いかも...正直「学歴」とか「理数系が得意」とか全く関係ないし、むしろ必要なのは「国語力」「想像力」「直感力」のようです。 さっきも「指の間の湿疹」で、ジクジクの汁が出ると言う方がいらっしゃって、「胃腸の水をさばく」漢方薬をお渡ししたところです。 何故?って思われるかもしれません。これも「理論的」ではないですね。漢方の概念なので

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          メンタルブロックを外すには?

          人生は90%が「運」で決まる...と言われています。 「エッ!?そんな馬鹿な!」とおっしゃるかもしれません。生まれつき「貧困家庭」に育った私は運が悪いの?生まれつき「虚弱対質」で生まれた私は運が悪いの? 言いたいことはよく分かります。ごもっともです。しかし誰もが100%恵まれた環境で育つ訳でもなく、順風満帆の人生を歩む訳ではありません。傍目からは分からなくても、誰でも自分の人生に疑問を抱いていると思います。 私はここで、「松下幸之助」のような人生を歩みましょうと言ってる

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          「うつ病」の漢方と食事について...

          さて今回はいよいよ「うつ病」によく使われる「漢方処方」について書いていきたいと思います。

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          「うつ病」のもうひとつの治し方

          コロナ後、憂鬱な気分や落ち込み、気分の上がり下がりが激しい。時おり悲しくて涙が出てくる。やる気が無くて、朝布団の中からなかなか起き上がることが出来ない。気分が重い。 頭痛やメマイ、吐き気等の体調不良を感じる。人によっては体の痛みになったり、床についてもなかなか眠れない。 心療内科で治療しているが、これでいいのか不安😭💔そんな悩みを抱えている方も多いと思います。 私も長い間「漢方治療」の仕事に携わって来ましたが、「鬱病」はとっても多いんですよ。あなただけの悩みではありませ

          「うつ病」のもうひとつの治し方

          コロナでも風邪でも治し方は同じ

          この日曜日、仙台で「漢方研究会」を開催致します。 同業者向けの「実践講座」です。 この夏を逃すと10月以降は、勉強会を継続するのは難しいのではないかと「危機感」を持っています。 是非、東北の薬局薬店の皆様!ふるってご参加下さい! さて、このページは同業者向けにちょっと「専門的」な内容にさせて頂きます。どんな勉強会なのか、ちょっと覗いてみて下さい!ホンとに「触り程度」ですが... 「コロナの治しかた!漢方薬の使い分け」まずは何と言っても「太陽病」...風邪の初期ですね

          コロナでも風邪でも治し方は同じ

          コロナ?大丈夫‼

          通っている幼稚園近くのコンビニで「コロナ感染者」が出てしまったんですって!そこの幼稚園に通っているお子さんが、一昨日から乾いた咳をして、熱は37.3℃。お母さんからお電話がありました。「何を飲ませたらいいですか?」 漢方薬は大好きなお子さんなので、いつものようにヨーグルトにマゼマゼ...スプーンで美味しく食べてもらえば「あら不思議!」 「2回」食べただけで、お熱も平熱に下がり咳も無くなっちゃった! 漢方薬の速効性には、いつも頭が下がります!  「神様、仏様、漢方様!!」

          コロナ?大丈夫‼