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ニッチで生きる薬屋さん

この業界に「君臨」しまして、ハヤうん十年!

すっかりドップリ!の中で、気付けば私もベテランの仲間入り…下に続く若い人達に「町の薬屋さん」を何とか絶やさないでいただきたいと、日々奮闘中です。

そんな中でのコロナ…店頭に足を運んでくれるお客様が減る中で、それ以外での「情報発信」をしていく必要に迫られているのは、我々業界も同じです。にもかかわらず70代ともなりますと、なかなか「IT」の速度に追いついて行けないんです。zoomに繋げなかったり、webサイトが見れなかったり、まだYouTubeの登録も出来ない方も多い。

昨日も70代のお客様と話をしましたが、せっかく「スマホ」を持ったはいいけど、通話とライン以外は使ってないのでガラケーに戻ろうと思っているとのこと。「えっ🤯ガラケー?今ですか?」

それを聞いて、「高齢者にSNSでの発信はまだまだ厳しい!」と実感した次第です。しかしながら、実は高齢者の方が身体のことでは悩んでおられる。しかも悩みは多岐に渡り、根深いものがあります。ここはジレンマです。

先程いらっしゃった60代女性のお客様も「鬱病、椎間板ヘルニア、高血圧、過敏性腸炎、骨粗鬆症、不眠、甲状腺炎」過去に「子宮癌」を患っておられる。色んな薬を飲んでるせいか「一日中身体がしんどい…」と疲れ切ったような表情でお見えになりました。

このような、どこに行っても治りきらない高齢の方に是非「漢方薬」を使って頂きたい。私達の役目は「西洋医学」で取り残された患者さんを救う「ニッチ」な職業です。「主流」にはなれないけれど、やっぱり「無くてはならない」職業だとも思っています。

早くご高齢の方にも、SNSやブログやYouTubeを見て欲しい。昨日はまずYouTubeの見方をご指南させて頂きました。

私達も「情報発信」の仕方が、徐々に従来の「新聞広告」から「webサイト」に切り変わってきております。いわゆるご高齢の皆様にも、是非このような情報に触れられる世の中になって欲しいものだと思っています。


漢方相談スミレ





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