勉強が嫌いだった私と、哲学者の言葉「知は力なり」

これは、フランシス・ベーコンの言葉です。

ベーコンは、中世の宗教的世界の中に在りながら、科学によって知識を得ようとした人です。

人の知識は、様々な偏見や先入観の影響を大きく受けていますね。特に、中世においては悪しき慣例や誤った学説が多いけれど、それを覆すだけの科学力がまだ無かったのだと思います。

彼は、自然界において一般的・普遍的な法則という事実が存在すると考えて、そこから観察を続け、実際の自然の秩序からを真理を見つけ出すことに成功したのだそうです。具体的に何がわかったのかはわかりませんが、人間は自然の真理を知ることで自然を支配し、人間の生活に役立てられることが分かったので、「知は力なり」という言葉を残したとのこと。知るって、素敵な事!

私自身は勉強が嫌いでしたね。本を読んだり、文章を書いたりしたかったし、「生きていく術」を知りたかったのを覚えています。教科書に書いてない、例えば「といだお米に水と少しの氷を入れたらお米が美味しく炊ける」みたいな、生活の知恵とでもいう事を知りたかったです。

でも両親ともに教師だったので、点数を取ることを望まれていましたから、机についてから、いわゆる「内職」をして、原稿用紙をノートの下に敷いて文章書いてましたが、なぜか母親は見抜いていましたよね…(監視カメラでもあったのかしら?時代的にそんなのないはずですが)

今でこそ、辞書や地図帳の面白みがわかるようになりました。自然も、本も、いろんなことを教えてくれます。その知識とあの文章が繋がって、面白い発見がされたりもするでしょうし、私という「人間」も分厚くなっていくことを感じます。

結局今、私は「勉強って面白い!」と思いながら、ありのままの私としての在り方を探求中です。(結局、私にできることってこれだわぁ…と思っています)

なんでもいいんです。興味があることを続けること、「知る」こと。まずここから初めてみたら、あなたが魅力を感じるどこかに行き着きます。それが、あなたの力となる「あなたの真理」かもしれませんね。

あなたがあなたらしく、あなたのこころを大切にして欲しいです。

あなたと共に

花音と一緒に…

やすらぎを感じて生きたっていいじゃない?

花音



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