継続から習慣へ

継続は辛い、習慣はプレミアムを生む😆と言う話

　もう30年以上も前の話だ。ボクは、会社に車通勤をしていた。皆がそうなので、それが当たり前だった。渋滞の中、１時間近くかけていた。

　下の息子が上の息子と同様に私立高校へ進学した。いずれも、県内で御三家の高額授業料だった。共稼ぎならば、なんとかなると思った。しかし、家内のやりくりを知った。
　そこで、車を売り払い自転車通勤に変えた。これを継続すれば、大学に進学した際も家計の助けになると思った。下の息子が大学を卒業するまではと。
　最初は強い意志で雨の日も風の日など辛さに耐えた。しかし、始めて３年くらいからただ自転車に乗り会社に行くと言う習慣となった。皆目、辛いなどと思うことは無くなった。
　また、気がつくと渋滞のない道で通い、30分と半部の所要時間だった。また、野鳥観察も身につけていたので、ストレスどころか楽しい通勤時間となった。

　60歳で定年し、新しい勤めとなった。初めは、車で通った。とあるきっかけで、公共交通機関で通い始めた。その頃、noteを覚えた。おおよそ１時間半かかる時間のうち、バスの１時間をnoteを書くことにした。これも、初めは継続であった。
　このnoteは、800字で原稿用紙２枚を目指した。無理に描き終わる必要はなし。取組むことを旨のとした。初めは、題材と表紙を考えることに時間がかかった。継続すると自然と多くのそれらが湧いてきた。
　今では毎日、主にバスの中で書いている。人には露出を出来ない恥ずかしい話は、下書きに保存してある。休みの日は、手直しなどをして楽しんでいる。
　と言うわけで、辛くもあるはずの継続が習慣となると、苦はまったくなくなるとボクは思う。お腹が空くように、また眠くなるように、考えて行動する必要はまったくなる。

　それどころか、実は継続にエネルギーはいらない。ひたすら続ければ、プレミアムある習慣になると信じる。

かわせみ💎