見出し画像

下書 ボクだけの玉手箱

 この短編小説は、"坊っちゃん文学賞"へ応募するための草稿です。賞を目指すのではなく、専門の先生に目を通していただくことを目的としています。ルールは、4000字以内のショートショートです。
 9月31日までに3作書く予定てす。この作品は最初の1作目です。また3作とも、心温まるゆたんぽのような作品を目指します。シニカルな要素は排除いたします。 

かわせみ💎巻頭言

◯のステージ
 「土食って虫食って、しぶーい」と頭の上から聞こえた。家から5分のバス停に向かう途中だ。このさえずりはツバメだ。バス停手前の電線の上に止まっていた。
 ボクはバス停手前の川にかかる橋の上で確認した。川は西から東へ向かい相模湾へ流れ込む。水源は箱根の下のボクが住む行政区の上部から流れている。いわば、市内を一気通貫した川だ。
 東から朝日がてり、川はキラキラと薄いプラチナ輝きさなからだ。他にも数話のツバメが飛んでいた。ツバメは捕食や給水に来ている。それらは、停止することなく行われる。いつ見ても、芸術的な感動を覚える。

つづく

かわせみ💎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?