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サラリーマンがするべき節税できる投資 つみたてNISA編!!

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、積立型の「少額投資非課税制度」のことです。毎年40万円を上限に2023年までの間、「つみたてNISA」口座で購入する投資信託などの運用利益が非課税になるお得な制度です(通常は20.315%の税金がかかる)。つみたて投資に特化した仕組みで、少ない資金から始めることができ、投資初心者にも使いやすいです。

つみたてNISAのメリット

①運用利益が非課税

通常、投資で利益を得た場合、利益に対して20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAを活用すれば、最長20年間非課税で投資できます。ですから、本来差し引かれるべき税金分もまとめて、運用に回すことができるのです。

②売買タイミングの判断が不要

つみたてNISAでは一括投資は認められておらず、投資方法は「積立」しか選べません。ですが積み立てる頻度は幅広く、毎日・毎週・毎月・隔月・3ヶ月ごと・年に2回など、自分のライフスタイルに合わせて選べます。選択肢がいくつあるかは投資を行う金融機関によって違いますが、毎月の購入はいずれの金融機関でも可能です。よって自分の給料日などに合わせて、事前に指定した金額を自動的に引き落とすことができます。

売買タイミングを図って投資をするのはプロでも難しいですが、積立投資は、毎月淡々と買い付けていくので、投資タイミングの判断がいらず、買い付ける手間がかかりません。

また、積立投資を始めると、ドル・コスト平均法の効果が期待できます。ドル・コスト平均法とは、一定額の金融商品(つみたてNISAでは、投資信託・ETFのこと)を購入し続ける投資法です。投資信託の基準価額、ETFの株価は変動しますので、低い時には多く買い、高い時には少ししか購入しません。そうすると、平均購入単価を下げられます。この結果、相場が再上場した時に利益を出しやすくなり、損をしにくくなるのです。

③年齢上限がなく投資できる

「つみたてNISA」とよく比較されるiDeCo(イデコ)は、積み立てられる年齢が60歳までと決められています。仮に55歳の方がiDeCoを始められる場合、5年間しか積み立てることができません。ですが、つみたてNISAであれば、何歳から始めても長期積立投資ができます。

④長期の積立・運用に向いた商品を厳選

つみたてNISAでラインナップされている商品は、金融庁が「長期」「積立」「分散投資」に適していると判断した、一定基準を満たした投資信託・ETFです。具体的には、販売手数料が無料・信託期間(投資信託の運用が行われる期間)が20年以上・分配金を支払う頻度が毎月ではない・信託報酬などのコストが低水準などといったルールがあります。特に「つみたてNISA」は非課税期間が最長20年と長いため、手数料が運用成績に影響することを考慮すると、低コストで長期投資が可能なのは大きなメリットです。

ETFとは:証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、
「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。

⑤少額からコツコツじっくり資産形成ができる

証券会社によりますが、毎月積み立てる金額は、100円からと少額からできます。ただし、100円からできる金融機関は限られています。「投資」と聞くと資金がたくさんある方でないと始められない印象があるかもしれませんが、実は今の時代、お小遣い程度から始めることができるのです。無理のない金額で投資を実践しながら学び、余裕が出てきたら少しずつ投資金額を増やしていきましょう。

つみたてNISAの始め方

・つみたてNISA口座を開設する金融機関を決める

気にするべきは「金融機関によって取扱のある商品が異なる」ということです。購入したい商品を扱っている金融機関を見つけましょう。

・つみたてNISAの口座開設

つみたてNISA口座を開設する場合、証券会社であれば総合口座も同時に開設する必要があります。つまり、つみたてNISA口座は総合口座の中に別枠で作るようなイメージです。

投資初心者の方は特定口座の「源泉徴収あり」を選んでおくと手間が省けます。

・証券会社に入金手続きを行う

自動引き落としサービスを活用し、積み立てる金額を決める。つみたてNISAは年間40万円が上限金額で、月々約3万3,000円が上限になります。

・積み立てる商品を決める

つみたてNISAの商品は金融庁のお墨付きをもらった商品とはいえ、「何を選んだらいいのかわからない」と迷う方は多いのではないでしょうか。

つみたてNISAの主な商品である投資信託を選ぶ際のポイントは「投資対象」「運用コスト」「コスト」「過去の実績」です。

▼投資対象

投資信託は大きく「国内株式型」「国内債券型」「外国株式型」「外国債券型」の4つのタイプに分けられます。つみたてNISAの対象商品における「外国」とは、多くの場合先進国を指します。

▼運用手法

投資信託は、運用手法の違いによって「インデックス型」と「アクティブ型」に分けることができます。

インデックス型は、日経平均、米国株式のS&P500などのような代表的な指数と同じ値動きを目指して運用する商品のことを言います。インデックス型は市場全体に分散投資できるメリットがあります。また、指数に連動して運用するので、自動運用できるためコストも比較的安く、ファンドマネージャーの腕を気にする必要もありません。

一方、アクティブ型は指数/指標の値動きを上回ることを目指して運用されるものです。コストはインデックス型より高い傾向にあります。

▼コスト(手数料)

投資信託には主に3つのコストがかかります。購入時の販売手数料・保有している間継続的にかかる信託報酬・売却時の信託財産留保額です。このうち信託報酬は、それぞれの投資信託の財産の中から毎日差し引かれるため、投資信託を20年間保有すると、20年分の信託報酬を支払うことになるのです。そのため、似たような投資信託であればコストが低いものを選ぶと良いでしょう。

▼過去の実績(運用成績)

新規の投資信託以外は、運用が始まってからの資産や価格の推移を調べることができます。特に「純資産総額」と「基準価額」に注目です。一般的には純資産総額が50億円以上あると安定した運用ができると言われています。純資産総額を投資信託の口数で割ったものが基準価額です。基本的には、純資産総額も基準価額も増加傾向にある投資信託がいいでしょう。多くの人が買うことで財産が増え、その財産が値上がりすることで基準価額が増えるからです。

まとめ

つみたてNISAもiDeCoと同様にやらないと損!な投資の制度です!

こちらもiDeCoと同様にデメリットは記載していませんが、とにかくやりながらデメリットを知って一緒に勉強していきましょう!!!


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