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【飲食店夫婦経営】10年間旦那と働いてて、当たり前だと思っていた事。



これは、
今私たち夫婦に
実際起きている問題です。


私たちに起きている問題とは‥?


そう、それは、
レストランの
オーナーシェフである旦那が
右腕を痛めてしまった事です。



痛める‥というより、
ただしくは、腫瘤ができてしまったんですね。


で、今の状態は、検査待ち。
「おそらく良性だろうけど、万一のため、
ちゃんと調べよう。」
というのが医師のお言葉です。


痛みはというと、
ガマンしているようですが
やはり見てるといつもと違う‥。


本当に‥。
こんなにショックなことは
ありません。


コックにとって、
命のように大切な右腕ですから!

で、ついでに、
もうひとつショックな事が
ありました。


もし、今、突然。
旦那と一緒に働けなくなったら‥?



あんまりね、
ネガティヴな想像はしたくないのですが、
そんな風にも思ってしまったんです。


いやいやいや、
それは、困る!
まだまだ、ふたりでやりたい事が
山のようにある!


で、
そう思ったときに、
気づいてしまったんです!


【旦那と毎日ふたりで、
健康で働けるってことって、
めちゃくちゃ幸せなことなんだ!】




もちろんね、
お互いいつもいつも、
機嫌がいいばかりではないし、
ぶつかり合う事もあるし、
二人でいることに疲れる事もあるんです。


そう、
ふたり、っていうのも、
けして楽なことばかりじゃなくて‥。



これまでも、
ふたりでいる大変さを
何度も乗り越えてきたことも、ありました。



だったら、
一緒に働けなくなったら、
ひとりでやれば?
って、そう思いますか?



う~ん、なんていうんでしょ?

うまく言えないのですが、
そういう次元じゃ、ないんです。
そういう話では、ないんです。


二人で必死にお店をつくって
お店を守って、あっという間に10年です。


そう、ふたりで、つくったんです。


例えば、
この10年を、
私たちの共有しているこの10年を、
誰かに分かって貰おうなんて‥。



それ、きっと、無理なんです。



私たちの気持ちは、
私たちが選んだ10年からしか、
分からないんです。


その10年の中には、
思い出すだけで、涙が滲みそうな
こんな事もありました。


もう、何年も前の話ですが‥。

お客様がぜんぜん来なくて、
泣きながら旦那が、
私に電話してきたあのとき。


電話受ける私もキツかったけど、
電話するほうも、
嫌だっただろうなぁ。(笑)


そして、
こんなこともありました。


アルバイトさんが
間違えて定休日に受けてしまったご予約を、
私たちも気付かなくて‥。


お客様に、
謝って、謝って、
お詫びの品を旦那と
一緒に買いにいきました。


そして、ふたたびそのお客様が
ご来店下さり、
笑顔でお店をあとにされたときの、
あの、安堵感。


あのとき私たちを襲ったのは、
反省と、自分への悔しさと、
お客様への申し訳ない気持ちです。


何もかもが、
入り交じって、けして言葉にはできない、
あの、気持ち。

きっと、
分かり合えるのは、旦那だけ、
旦那には、私だけ。


そう、それがふたりとも、
分かっているんです。


これって、どちらかと言うと
【戦友】としての共有感です。
(一緒に戦ってきた仲間、という気持ちですね!)


そんな風に、
嬉しいことも、
辛いことも、
仕事のことも、子育ても、家庭も、
ケンカしながらでも、
乗り越えてきたお互いが、
急に一緒に働けなくなったりしたら‥?


困るなあ‥。


そんなにさみしい事、他にない。


そう、
つまり、です。


毎日健康で、一緒に働けるって、
本当にありがたい事。


心から、それを実感しました。


それに、
私たちには、まだまだやりたい事があるんです!


もっともっと!
お客様を驚かせたり、
楽しんでもらったり!


そう!
お店を盛り上げるのは、
私ひとりでは、できません。

だから、はやく、治りますように!


ちゃんと、治して、
大丈夫になったら、また一緒に
走りだそう!


旦那にそう言いたいのは、
山々ですが‥!

プレッシャーになると、いけないので‥。
心の中でだけ、言うことにしますね!


今日も読んで頂いて、ありがとうございました!












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