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College Life アメリカ大学への進学

2011年の8月、自分はケンタッキー州にあるLindsey Wilson College という大学へ入学しました。

今回はそれまでの経緯を詳しくシェアできたらなと思います。

始まりは2006年の6月でした。当時、三菱養和のJr.ユースでプレーしていた自分は、チームでドイツ遠征に行く機会を頂きました。

叔母がアメリカにいる影響もあり、海外志向が強かった自分はこのドイツ遠征が楽しみで仕方がありませんでした。

チームのみんながdocomoの携帯を片手にチームメイトとガヤガヤしている中、自分は旅行用英会話の本をひたすら読んでいたのを覚えています。

ドイツ遠征では他国との親善試合をしながら、ドイツ観光そしてワールドカップドイツ大会を観戦をさせてもらいました。

ドイツでの過ごし方は一つの大きな施設を貸し切り、バンクベッドでみんなで生活をし、そして朝から晩までサッカーをするという形でした。ヨーロッパの夏は陽がのぼっている時間が長い為、夜の22時までライトなしサッカーができてました。

色々な国の人たちと時間を共有し色々な文化を触れられたのは貴重な経験でしたね。

ただこの遠征で1番ショッキングで悔しかったのが、言葉の壁でした。

オランダ人、ブルガリア人、ドイツ人、スイス人、色んな国の選手と交流、試合をする機会を頂いた中、日本人だけが英語が話せない為、終始孤立していたのを覚えています。

向こうから話しかけてきても、なにをいってるかわからない為、笑ってごまかすを繰り返してました。

英会話の本で覚えた言葉をそのまま伝えたのですが、返答された意味がわからずそのままスルーしてしまいました。悔しかった。。。

そんな苦い思い出を胸に帰国し、家族に英会話に行きたいことを伝え、早速最寄り駅近くの英会話教室May Flower に通い出しました。

月日が流れ、高校2年になり養和のユースで練習をしている中、当時アメリカのPortland Timbers でサッカー選手をしていた養和のOBの西村卓郎さんがオフシーズンの為帰国し養和でトレーニングをしていました。

こんなチャンスは2度とないと思い、彼に声をかけ自分の海外志向、海外挑戦をしたい事を伝えると卓郎さんから、アメリカ大学への進学はどうかというお話を頂きそこから少しづつアメリカへ行きたいという気持ちが芽生えてきました。

ただその当時、今のように代理人会社も少なく、ましてやアメリカの大学にサッカーをしに行く選手の前例が少なかった為、情報収集に大学入学に必要なテスト、トライアウトの流れなど手助けをしてくれる人がおらず、全てを自分でやったのを覚えています。

高校を卒業してから、トライアウトの為に渡米をしアトランタで行われていたトライアウトに参加しました。

そこで6校からオファーを頂き、1番条件(奨学金)もよく、全米優勝8回を誇るLindsey Wilson への入学を決めました。

帰国後すぐに大学のコーディネーターの人と連絡を取り合い大学の入学の手続き、そしてVISAの取得に向け準備を開始しました。

このストーリーがアメリカ四年制大学進学するまでストーリーです。

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