価値

最近ノートパソコンを購入し自主テレワークをしています。

美味しい料理に価値はない

これは必ずしも「美味しい料理=価値がある」ではないということ。

では何に価値があるのか?「お客様が求めるもの」にあると私は思ってます。
これには、もちろんお店であれば料理以外の設備や内装、皿などなど外的要因も関係してきます。

つまりいくら美味しい料理を作ってもお客様がそれを求めなければ価値はないということ。当たり前といえば、当たり前。ただ、自分の作りたい料理や表現に固着し過ぎてる人も中にはいます。つまり自己満っていうやつです。

不味い店はない

美味しいのラインは価格によって上下します。1000円には1000円の美味しさや設え。10000円には10000円の美味しさと設えがあります。そしてこのラインはお客様が決める。お客様の満足度が価格を上回っていれば、価格や価値に納得してもらえると思います。大手家具会社ニトリのいう「お値段以上」というやつです。

そして今この世の中には不味い店はほとんど無い。では、何に付加価値を見いだすか?それは「突出した美味しさ」だったり「安さ」だったり普遍的な美味しさ以外のもだったりするわけです。

つまり「価格に応じた一定ラインの美味しさ+α」だと思います。αの部分がレストランのような非日常を感じられる設えと料理なのか。サイゼリアのような提供の速さや安さなのか。それともまた来たくなるようなコンセプトや仕掛けなのか。+αの部分はその人その店で違ってなんでもOKだと思います。

飲食店が飽和状態にある現状の中で人気店や長くやってる店はここがきっちりしていると思います。

技術は武器生かすも殺すも環境次第

最近よく言うし、よく思うこと。技術なんて武器でしかない。それを生かすには環境が必要であるということ。
もちろん環境があってもそこで勝負できる技術(武器)がなければ、チャンスを逃してしまいます。チャンスを掴めるだけの技術は最低限必要です。

しかし、技術(武器)があっても戦う場所(環境)が無ければ宝の持ち腐れで終わってしまいます。
そしてその環境作るには武器を利用してビジネスを成立させなければなりません。つまりお金を稼がないといけません。その為には自分の技術を生かす環境作りや組織作りが大切だったりするわけです。それを下積み時代から逆算してどう考えるか?が大切なのではないかなと思います。

組織

組織作りは誰かと何かをやる上で重要になってきます。自分の足らないところを補い合える人と組んでも有り(シェフとソムリエやシェフとオーナーのような関係)もちろん1から10まで自分でやるのも有りです。飲食業界も機械の機能性の向上や働き方の多様化が進み1人でも仕事ができるようになりました。
しかし、ほとんどの場合誰かとやらないと成立しない仕事です。

よく言う何をするか?よりも誰とやるか?というやつです。もっといえばどんな組織(チーム)にしたいのか?が重要であると思います。
今現在の私の考えでは「環境>組織>技術」というところでしょうか。これは父の2社あったうちの1社が倒産し今は1人と気の合う友人と仕事をしている姿を見るとよく思います。

父は建築業だったのですが、技術(武器)をもった人(組織)を抱えていましたが、不況の煽りを受け仕事の依頼がこなくなりました。つまり建築業でいう現場。働く場所(環境)が無くなってしまいました。

その影響からか大人になった今「環境>組織>技術」であるとそう思います。

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