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『ADHDの傾向あり』と診断してもらえた時のこと

(えもう、終わり?)

心の中で
何とも言えない気持ちになりながら
診察室を出ました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんにちは。
福永洋子です。

今日は心療内科で
診断を受けた時のことを
書きます。

私は、自分がADHDだと分かったのが
44歳の時なんですが、

その12年前から
(多分そうなんだろうな…)
とは思っていました。

何気なく見ていたテレビで
ADHDのことが特集されていて、

そこで言われていた症状が
まさに自分のことそのままだったんです。

・あわてる
・忘れる
・時間が読めない
・片付けられない
・注意散漫
・過集中
・うっかりミスが多い
・優先順位を考えたり、
臨機応変に物事を行うのが苦手 

等々

当てはまることも1個や2個ではなく、
10個以上ありました。

その番組内でやっていた簡易テストも、
興味半分で

(そんなの引っかかるわけない)

と思ってやってみたら
きれ〜いに引っかかり、

その時

(やっぱりADHDなのかも

と思ったのを覚えています。

ちょうど一緒に見ていた主人にも

「お前、絶対これだと思う。
1回病院に行って調べてもらったら?

と言われ、何ヵ所か心療内科に
問い合わせてみたのですが

どこも予約がいっぱい
(半年〜1年待ち)だったので、
その時は検査もせず

そのままになってしまっていました。

それから2〜3年経ったある日。

新患さんの問診(整骨院)を
していた時のことです。

予定より時間がかかり、
主人もイライラしているのが
気配でわかります。

(早くしないと
早くしないと

と内心焦りながら
症状を聞いていたら、

パニック症候群のような感じで
いきなり全身からあぶら汗が噴き出し、
呼吸も苦しくなり、倒れそうになったのです!!

ハァーハァー言いながら
息も絶え絶え、
汗ダクで質問され、

患者さんも

(えっ?ええっ?!)

という感じに。

これはいよいよマズイと思い、
予約なしでもいける病院を
すぐさま探し、
次の休みに行ってきました。


待合室には私の他に

3人、患者さんがいて

それぞれ、ものすごく間隔をあけて
座っていました。
(まだコロナ禍じゃなかったですが)

私もちょっと離れた所に座り、
ふと壁を見ると

予約制でないため、
待ち時間がかなり
かかる場合があります

という内容の貼り紙。

(それだけ、しっかり
話を聞いてもらえるんだな

と、ちょっとドキドキしながら
2〜3時間待ち、

お尻が痛いナ〜と思っていた頃に
順番がきました。


診察室に呼ばれ、

先ほど書いた問診票を見ながら
院長先生が問診してくれました。

最初に

「夜は眠れますか?」

と聞かれ、

「はい!」

と答えたのは覚えています。

実際、一睡もできないっていうことは
たまーにしかなかったし、

頭痛や胃痛は毎日のようにあるけど
今は睡眠の事だけを聞かれてるから、
また後で言おう。

ぐらいに思っていました。

この先生に、
パニック症候群のような症状が
出たことをお伝えしたかどうかが
全然思い出せないのですが、

何せ、その後すぐ

「整骨院を開業して
今も続けられてるんだったら、
ADHDのわけがないです。」

と言われたのです。

(ええええ?!)

と思いながら

「でも本当にミスばっかりで困ってて、
(診断)テストを受けてみたいんです。」

と、お願いしても、

「いや、必要ないでしょう^^」

の答え。

眠れないとかだったら
お薬も出せますけど、
どうしますか?
というようなことを聞かれ、

薬は断り、部屋を出ました。

あまりにガックリきて
細かいところが思い出せないんですが、
この時の落胆たるや。。。

でもその後、
そこの病院に外から来ていた
通いの先生が話を聞いてくれて

「それなら1回
テストしてみましょうか。」

と言ってくれたのです!!


日を改め、

4時間ぐらいの診断テストを
受けました。

検査結果の説明を聞いて

「福永さんは決して
怠けているわけではありません。」

と言ってもらえた時、
恥ずかしながら号泣してしまいました。

自分がダラけてるから
できないんじゃないと分かって、
本当にうれしかったんです。

そして、話も聞いてくれない
あんな先生が院長なんて、
あの病院はダメだなと
生意気にも思っていました()


それが、つい先日

コレを書こうと当時を振り返って
気づいたのです。

毎日患者さんから
マイナスなことばっかり言われて
気も滅入っているところに

こんな能天気な(に見える)
患者が来たら、

もっと重症の人がいっぱいいるのに、
あなたは来なくてよろしい

と、そりゃあ思うなと。

もしくは

生活保護を不正受給して
パチンコやなんかに行っている人が
問題になっているように、

私も、もしかしたら

不正に障害者認定を受けようとしてる
ように見られたのかもしれない

とも思いました。

本当に、ちょっと逆の立場になって
色んな考え方ができるようになると、
変にガックリこないし
怒りすら湧いてこないな、、

と、つくづく感じます。

ですが、ここでもう1個
重要なことに気づいてしまいました。

が、長くなったので
また次回にします。。

読んでくださって
ありがとうございました(o^^o)


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