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情シスに転職して約半年経ってたので振り返ってみる

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#一年の振り返り
#振り返り
#情シス

すでに、もう何をやってきたのか、よく分からなくなってきました。
記憶が混濁しております。
色々やったような気もするし、もっとできたんじゃないかという思いもある。

自分の振り返りのために、あれ俺詐欺にならないように気をつけて書いてみる。とか言いながら、さも自分の手柄かのようにえっへん、どうだ、と書いている気もする。

思い返しても、結局、自分一人で何かをやったなんていうことはなく、社内外、オンライン、オフライン、色々な人の助けや導きがあってここまで来れたんだよなあ。感謝。

本noteではある程度のぼかしや脚色も入っています。
また、所属組織を代表した言説ではなく、あくまで一個人の意見であることをご了承くださいませ。

誰がこれ読むんだろうな……自分か。

これを書いているのは誰なのか

※読み飛ばし可。

名前

a03と名乗っています。
読み方に特にこだわりはありません。
えーぜろすりー、えーぜろさん、なんでも良いです。
ヤスムラさんからは「えーさん」と呼ばれます。
情シスSlackなどにて「ええおっさん」「あおさん」の説も頂きました。

Twitterを使い始めるときに適当に名付けました。

ゲーム関係ではswift03の名前を使うこともあります。

略歴

デザインを学ぶ(昔のIllustratorやPhotoshop、まだ起動画面がビーナスだった頃)

バイトで学費を稼いでいた。高校以降は全部自腹。

陶芸を学ぶ(ロクロを回したり絵付けしたりしていた)
バイト(スーパーレジ打ち、湖○屋工場)

バイト
インターネット系、配送センターピッキング、チラシ配り、会社の事務作業などなど色々。

広告代理店にてタ○ンワークやリ○ナビの求人広告を作っていた。

学術研究団体(公益社団法人)にて、主にシンポジウムや学会、展示会の運営企画をしていた。
働きながら放送大学を卒業してやっと大卒資格を手に入れた。
この頃(特に2017~2018年)にSlackやGWS導入したり、テレワーク推進したりしていた。

公募してて受かったから一時的に国家公務員として外務省所属でG20サミットの仕事してた。

学会に戻り、国際会議やったり、コロナになってオンラインでの学会開催に四苦八苦していた。GASを書くようになった。

転職してベンチャーで一人目情シス。(100~150人規模)


改めてよくわかんねえ経歴だなあと思います。
キャリアとか生き方とかライフプランがいまだにわかりません。

何故情シスに転職したのか

  1. スカウト(?)されたから

  2. 現状維持に危機感、不安があったから

  3. 給与が上がりそうだったから(実際ちょっと上がった)

  4. 将来の食い扶持に困らなそうだっから

  5. 情シス向いてるよの言葉を真に受けたから

  1. もともと、転職活動をしている中で、当初はイベントマネージャー的なポジションを探していました。特にそれにこだわりがあったわけでも無いんですが。で、現在の転職先との接点は、情シスポジションではない職種でカジュアル面談をしたのが始まりでした。
    そのポジションでの面接では、カジュアル面接のあとも採用面接まで進みはしたものの、なんやかんやあってその話は無くなりました。そうこうしているうちに、実はまだ求人票も何も無いのだけど、情シス探しているという話になり、そこからまた面接が進み、内定を頂戴したのでした。本当に転職するかどうか、かなり悩みました。結局、経験が積めるだろうと踏んで転職することにしました。この決断を、これからの自分の行動で正解にしていきたい。

  2. 学会組織では10年以上働いていて、転職前はもうだいぶやり切ったというか、このままでいいんだろうか、自分は他でも通用するんだろうかと漠然とした不安があった。

  3. 給与の爆増を求めていたわけではないが、やはり転職するからには給与が下がることは避けたかった。

  4. 一人目情シスという修羅の道(?)ではあるものの、経験値としてはプラスになると踏んだ。経験はなかなか買えないと思った。世の中の市場としても情シスニーズの高まりがあると思った。

  5. 言語化上手いし、やってきたことは情シスだよ、オッケー大丈夫!いけるいける、という言葉を真に受けました。また、前職でなんやかんや情シスっぽいことも多少はしていたわけで、仕組み化したりドキュメントを書き残したり、SlackやGWSの導入、リモートワークの導入やZoomによるオンラインイベントに取り組んだことも活かせるかなと。


転職してから半年間で何をやったのか

正確にいうと半年以上、7~8ヶ月くらいかもしれないけど。
やっていることをどうにか分類すると、単純化すればおおむね以下の3分類になるかと思う。

  1. 日々の定例系統

    • ヘルプデスク(社内問い合わせ対応)

    • キッティング

    • アカウント管理

    • セキュリティチェックシート

  2. 業務改善系統

    • 社内ツール整備

      • GWS

      • Slack

      • etc.

  3. 監査認証対応系統

    • 規程、マニュアルの整備

    • 監査対応

日々の定例系統


ヘルプデスク
日々の問い合わせについては、受付窓口体制を整えて、どのような問い合わせが発生しているのか定量化、集計できるようにした。

キッティング
Jamf Proなんもわからん状態から、self-serviceでゼロタッチキッティングに近いところまで持っていくことができた。

アカウント管理
これはもう人力では限界なので、bundleで可視化したり、Okta等IDaaSやIdPしっかりやらないとな〜っていうところ。

セキュリティチェックシート
PやISMSを取得すればある程度の質問をスキップできるとはいえ、しんどみがある。


業務改善系統

プライマリドメインの変更

ここ半年で一番分かりやすく大きなトピックはドメイン変更でした。
転職後に、まずは分かりやすく、かつ全社的にインパクトもあり、これからの業務効率を考えたときに真っ先に取り組むべきものはこれだろうと捉えました。


社内ツールカオスマップやネットワーク図の作成、ひとりリーグオブ情シス

世界の吉田さんのnoteやクラウドネイティブさんのネットワーク図、情シス繋がりで拝借した資料などを拝読したり、リーグオブ情シスを見ながら写経したり、見様見真似で作成しました。

このへんが課題だよね、と文字ベースでは合意できていたものが改めて図として俯瞰でき、次の打ち手を考えるためにも、大変良い、と思っています。外部の人と打ち合わせしていた時に「わかりやすいですね!」って言ってもらえたのが嬉しかった。

Slackの社内運用ルール策定、整理

たとえば、チャンネル名称に一定のルールを設けて、ドキュメントとして書き起こしつつ既存チャンネルの整理を行いました。
整理した後に、分かりやすくなった!と直接御礼のメッセージを貰えたのは嬉しかったです。

あと、脱出チャンネルの運用も始めました。ToDo管理に役立っています。

GAS

事業部サイド、現場サイドで使うちょっとしたもので、ちょこちょこGASを書いたりしていた。

監査認証対応系統

従業員ライフサイクル(入社、異動、休職、復職、退職)に応じた取り決め、ガイドラインを作ったりしました。

また、監査認証や、日々の対応にあたっての根拠となる規程やガイドラインの策定に頭を悩ませています。

前職で規程やガイドラインを作ることにはある程度慣れていたのが良かったかもしれない。一方で、公益法人での仕事が長かったため、企業で求められること、企業での作法にはまだいまいち自信がない。


書いたコード

業務上、全ては公開できないが、いくつかはnoteに書いたりgithubにあげたりした。大抵、ネットに先人の工夫が紹介されているので、それに乗っかっていることが多い。また、社内の優秀なエンジニアにペアプロしてもらったり、ノンプロ研の皆さんのアドバイスを頂戴していることは付け加えたい。


半年間で実績解除したもの

上長の退職、組織変更

色々なタイミング、条件、状況があり、半年間でガッチャガッチャと変わりました。ベンチャーっぽ〜いって思いました(?)

上長その1は、大変優秀な方で、尊敬し頼りにもしていた人でした。私を採用してくれた人でもあったので、精神的にも堪えるものがありました。今思うとだいぶ甘えていたなあ。

上長その2も、視座の高い、視野の広い考えを学べました。

全体的にちょいちょい組織変更はあるのですが、中でも情シスをどういった位置付けにするのかや、組織変更および上司の退職に伴ってレポートラインが変わるなど、状況を受け入れはしつつもそれなりにストレスを感じていたみたいです。

猫によるPC破損

しょうがないよね、猫だもんね。
怪我がなくて良かったよね。
๑•̀ㅁ•́ฅ✧


今後やっていきたいこと、必要なこと

何かやっている気もしつつ、何も出来てねえ気もするし、一つ解決するとそれに連動した課題がまた出てくるし、どう手をつけていくのか優先順位がわからないし、どうやっていけばいいのか最適解も正解も分からないまま日々模索しています。

抽象的な話にはなるが、今の状況を例えるならば、畦道ではあるもののやっと道筋をつけられつつあるように思う。

ここに取り掛かる前段階については、私の入社前に参画されていた優秀な業務委託の方がかなり課題整理やヒアリングを進めてくださっていた。私はそこに乗っかっていけば良いだけであったので、それは幸運でもあった。反面、その点を自分で経験できていないのは弱みである。

これまでは道も何もなく、まずは道を通すために地権者を確認し、地面を掘り起こし、地面から不発弾が出てきたり、区画の境界が曖昧だったり、時にはバラックからの立ち退きを求める必要もある・あった。交差点に信号をつけて、交通の流れを良くし、事故が起きにくい道を整備していく必要があると考えている。

「別に今、それで困っていないし」「今それやる必要ある?」「それよりXXXに投資すべき」といった声もあるだろうし、それが正しいときもあるのだとは思う。経営リスクとセキュリティリスクのバランス、関係者との折り合い、予算の兼ね合い、事業や職場への貢献、自分の糧となりうるか、様々な事柄を加味しながら、模索は続くのだろう。
面白くもあるし、つらくもある。

暇な情シスになりたい

情シスが暇な会社は、良い会社だと思うんだけどな〜。


情シスSlackへの貢献

日々、お世話になっています。

自分からgiveできるものはあるのか。
note書くぐらいしか出来ないなあ。

いつもありがとうございます!

自分の強みと弱み

強み

わかりやすいスキル的な意味では
英語とGASでしょうか……。
英検準一級取れたのは良かったです。次は一級だ。
英語のドキュメントを読んだり、社内チャットや問い合わせチャットも英語で行うことができています。発話によるコミュニケーションはまあまあってことにしてください。翻訳ツールも使いますけどね。

勉強を続けること、言語化はある程度強みなのかもしれない?

弱み

よわよわメンタル。
自信の無さ。
説明力やロジカルさ、事業にフィットした提案力がまだまだと痛感しています。

副業や趣味

GAS講座

ノンプログラマ向け初心者GAS講座のTA(ティーチングアシスタント)を務めました。「教えることは二度学ぶこと」を実感しました。
「気持ち悪いぐらい説明してくれる」との褒め言葉(?)を貰いました。オタク特有の早口長文コメントですいません。

LINEスタンプ作成

情シススタンプと、デイリー使いのスタンプを作りました。
パートナーが「いいねー( •̀ㅂ•́)و イイネ!!」と使ってくれているのが嬉しいです。情シスSlackでも好意的な反応を頂けて嬉しいです。


次に転職するときは

今すぐどうこうって訳ではないですが、ぼや〜っと考えていること。

  • 年収600万円以上

  • 基本はリモート、出社は時々とか、チームビルディングで

  • たまに出張あると嬉しい

  • 休みやすいこと、休みがあること

  • ある程度裁量が欲しい

  • ITやセキュリティへの投資意欲がある

  • 経営層にエンジニア畑の人がいる、理解がある

  • 英語を使う機会がある

  • 褒めてくれる、労ってくれる



よく頑張った!ってことにして、来年も引き続き精進したいです。


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