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オーストラリア女子サッカートップリーグと私

How's it going? みなさんこんにちは!
大宮玲.央奈です。

今回はオーストラリアの女子サッカーのトップリーグであるW-Leagueについてと、私の現状についてお話ししようと思います。

W-Leagueの少しだけ複雑な話

トップリーグであるW-Leagueはオーストラリア全土のリーグになります。
全9チームで構成されていて昇格も降格もありません。
3〜4ヶ月の短期間リーグとなります。

さて。
W-Leagueのチームは1チームに4人しかインターナショナルスポット(外国人枠)がありません。
オーストラリア以外の世界各国からたったの4人です。
それ以上は契約さえできません。
例えばパートナーがオーストラリア人で何年もオーストラリアに住んでいて、さらにその選手がパートナービザを持っていたとしても外国人枠を使うことになります。

なでしこリーグでは出場枠は3つですが、契約に上限はありません。
日本人選手は新しい刺激をもらえますし、特に海外からくる選手にとっては挑戦しやすい環境です。
なでしこリーグに来る海外選手が少ないのがもったいないよ〜(泣)


シーズン全部は契約できないけれど、代表選手が抜けてしまったり怪我人が増えてしまったりする何試合かに出場できるゲストプレイヤー
1試合だけ出場できる単発契約のようなもの

上記のような契約方法もあるみたいですが、なかなか実態がわからず難しいところ。

そしてトップリーグであるW-Leagueのインターナショナルスポットは、みなさんも容易に想像できると思いますがヨーロッパで活躍している選手や各国代表選手たちが埋めていく傾向にあります。

そのため、オーストラリアに来なくとも代理人を通して内々で決まってることがスタンダードです。
男子の海外移籍を想像してもらえたら良いと思います。


ちなみにW-Leagueのひとつ下のリーグでNPLWという州ごとのリーグは、インターナショナルスポット(外国人枠)は2つです。

私の話:10月〜11月

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オーストラリアのメルボルンはロックダウンが長く続いていました。
その中でW-Leagueはプロリーグということもあってか10月くらいから練習が許可されていました。
有難いことにプレシーズンをスタートさせていたメルボルンヴィクトリーというチームに練習参加をさせてもらっていました。
そうです、以前本田圭佑選手がいたチーム!

メルボルンヴィクトリーでは私が練習参加する時にすでに外国人枠3名が埋まっていました。残り1枠を4人(GK1人含む)で争うことになりました。

半年以上ぶり?の練習初日は血豆はできるわ筋肉痛になるわ散々でした。
帰り道バスを待つベンチに座るのも一苦労、バスの乗降も一苦労、すぐ筋肉痛くるなんてまだまだ若いな〜なんて思いながらも、もはや怪我に近かったと思います(笑)
でもそんな筋肉痛にさえ嬉しいと感じてしまうくらいサッカーができる喜びを感じました。

約1ヶ月練習参加をして、結果。。。
GKが怪我しているためGKがサイン。
まさかの結末でほんとにびっくりしました。
そう言われた当日はさすがに少しショックを受けましたが、それでも1ヶ月W-League昨年2位のチームでやってきて、自分のプレーは通用するということがわかったし参加して本当に良かったと思ってます。

友達もできたしね!!

私の話:11月〜現在

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メルボルンヴィクトリーの監督にも、もし体動かしたかったりしたら練習にはそのまま来ても良いからねなんて優しいことも言ってもらいました。
でもやっぱりW-Leagueでプレーしたいな〜と思っているとまた有難いお話で、メルボルン・シティの練習参加のお話をいただきました。

メルボルン・シティは近賀ゆかり選手が所属していたチームで、昨シーズンも圧倒的な強さを見せて優勝しているチームです。
そりゃトライする選択肢しかないでしょ!ということで、11月中旬から参加しています。

あ、そうそう。
私が練習参加をしている間に吉良知夏選手がサインしました!
もうめっちゃくちゃ嬉しい!!
日本人選手はコロナウイルスの影響でほとんど帰国してしまったし、早くリリースでて欲しくて、早くきてー!って思ってた。(笑)
リリース記事はこちら


そして話は戻って、、
シティーグループ&オーストラリアで1番のチームということもあって施設も天然芝のグランドも本当に素晴らしいです。


少し前にTwitterでもツイートしたように、開幕まで1週間ちょっとのプレシーズンマッチで(対戦相手はメルボルンヴィクトリー)ボランチとしてスタメンフル出場しました。
その時の記事がこちら

自分的な手応えも良くて、今のビザの期限ももうすぐ切れてしまうので契約への気合いも高まってきていました。

そして先日23日の水曜日、開幕1週間前のトレーニングマッチ。
スタメンどころか出場さえできませんでした。
私のかわりに普段サイドバックをやっている選手やセンターバックをやっている若い選手が交代でボランチに入ったり、正直めちゃくちゃ悔しかったです。

何が起きたか?
世界一のチームから選手が来ることが決まったとのこと。まだリリース出てないし、本当かどうかは知らない。(笑)
そしてインターナショナルスポットは埋まった、もしくは私との契約は考えていないことを察しました。

結果が全ての世界で言い訳をするつもりはないです。
実力が全ての世界で、どうしても契約したい!と思わせることができなかった自分の実力不足です。

メルボルンヴィクトリーでの経験もあったので、いい意味でこんなもんだなと思えてる自分もいます。
海外移籍ってきっとタイミングとかそういうのも大事なんだなとも思う。
でも、私が諦めない限りは挑戦できるからね!

ただ、ただひとつ。
みんな気にしてくれていたり、期待してくれていた人に嬉しい報告ができなかったのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
違う形でまた喜んでもらえるように頑張る!!
ので懲りずに応援してくれたら嬉しいです。



何故だかわからないけど、今シーズンNPLWリーグはキャンセルされてプレーしていないにも関わらず4チームもオファーを頂いてる状況です。
次の1年が自分に何が大事なのかしっかり考えてチームを決めて、そこで結果を出してW-Leagueのチームからもオファーをもらえるようになる!

コロナウイルスの状況にもよるけれど、
ようやくオーストラリアでサッカーができる。
ようやくスタート。


どんな状況でも下向かないで、自分に向き合って頑張ると決めた海外挑戦。
まだまだこれからだーーーーー!!!


人生楽しまないとね^^

はいっ、と言うことで今回も読んでいただきありがとうございました。またね〜!
Have a good day!

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