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Routine work

カタカナ語の「ルーティンワーク」としてよく使われています。
今日、このテーマで書こうと思ったのは下記の理由からです。
カニを食べるのが主目的で、北陸の温泉地に旅行に出かけました。
宿泊したところは、かなり有名で人気があり旅行会社からもおすすめの
ところでした。
予約していた部屋より新館のさらに広い部屋に、気をきかせて変更して
くれて喜んでいたんですが、そこで事件発生です。

部屋のトイレに入ると、気のせいか悪臭がするように感じたんですが、
トイレットペーパーのところに悪臭を発する汚物が付着しているのが
その原因でした。
フロントに電話すると、すぐに清掃用具をもった男性がきて作業に取り
かかり、次に支配人が謝罪に来てすぐ別の部屋を用意してくれました。
こちらはクレーマーではないので、叱責するような大人げない言動は一切
していませんが、支配人は謝罪事後対応にかなり焦っている様子でした。

部屋を掃除する人は毎日のように部屋の掃除やトイレットペーパーの交換
など、それこそ「ルーティンワーク」の毎日です。
トイレの掃除や点検に入ったときに、なぜ悪臭を感じとれなかったのか?
トイレットペーパーの先端を三角形に折り曲げて仕上げるときに、なぜ
汚物の付着に気付かなかったのか?
トイレから出てドアノブなどを不潔な手で触れているかと想像すると、
ゾッとして旅行気分も台無しです。

にするから雑用だ」とよく言われます。その仕事内容に関係なく、
単なる作業レベルとして毎日、同じことの繰り返しとしてやっているだけ
なのか、プロとして仕事に誇り責任感をもって真剣に取り組んでいるのか
の違いがどうしても結果に出てきます。
毎日のことなので、慣れというのが一番恐ろしいのかもしれません。

決して他人事ではなく自分自身の「ルーティンワーク」にもこのような悪い
意味での慣れがないか、常にチェックが必要だと痛感しました。
もし自分がこの支配人の立場だったら、再発防止策も含めて、どのような
対応を対お客様対スタッフにするべきかと考えさせられた一件でもありました。








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