平衡移動の原理について
何故、理論化学の分野「平衡移動の原理(ルシャトリエの原理)」を、無機化学のマガジンで説明するのかといいますと、ハーバー・ボッシュ法を理解するには、「平衡移動の原理(ルシャトリエの原理)」について理解しないといけないからです。
ここからは、全て「平衡移動の原理」に統一しようと思います。こっちの言葉の方がよく出てくると思います。
まず、反応には二種類あります。
可逆反応と不可逆反応です。
普段僕たちがよく見るのは、不可逆反応です。字の通り、逆には反応出来ない反応です。
こういうものですね。
そして、平衡移動の原理に関係してくるのは、可逆反応の方です。
可逆反応は
こんな反応です。
このように、両方に→がある反応ですので、両方向き反応します。
では、どのようにすれば、右向きまたは左向きに多く反応させるのか。
ちなみに、この反応の向きの量を変えることを、平衡移動といいます。
それは、3つ方法があります。
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