May

高知から、憧れの地金沢へ。 刺繍・曼荼羅・リメイク・デニムクラフト・レザークラフト・フ…

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高知から、憧れの地金沢へ。 刺繍・曼荼羅・リメイク・デニムクラフト・レザークラフト・フェアアイルなどなど、色々描いたり作ったりしてみる日々。

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ふたり揃いの つっけんどん

  「行水のあとで洗った 揃いの浴衣 干せば ほんのり 照らす月」         初めての揃い   初めての合わせ歌   初めての夜       口に出すのも 恥ずかしくて ほんの少しの つっけんどん     それもまた 見透かされているようで 思わずこぼれる 笑みふたつ         歩こうか 歩きましょうか         夜風が気持ちいいね   汗ばむ指を そっと差し出す           今度はあなたが 恥ずかしそうに ほんの少しの つっけんどん      

    • 君の好きなところ

      私がケタケタ笑うと 嬉しそうに見つめ返してくれるところ。     そして、 何度でも同じようなこと言って 何度でも笑わせようとしてくれるところ。     私の姿が見えなくなると、 とたんにキョロキョロ探してくれるところ。   大勢の中でも、 すぐに見つけてくれるところ。     私を見つけると、 なぜか真顔で静かに頷いてるところ。 私がグラスを持つと、 無意識に同じ様にグラスを持っちゃうところ。           いつも私を見ていてくれているところ。 ひそかにずっ

      • 秋の夜長の職務質問

        去年だったか一昨年だったか。 夜、作業をしてて 気分転換に真夜中のお散歩へ。 秋の夜風に 気持ちよく吹かれながら、   ちょっとした、公園というか 通り抜けできるよう、整備された 小道といいますか。     ちょっと暗いけど、 大通りのすぐ横。 夜でも、そんな危険な場所でもない。 そこで一服し、 さて、 戻って続きに取り掛かりましょうか。             と、腰を上げ歩き始めると なんか、後ろから気配がする。   暗いのと、目が悪いのとで よく見えんけど とりあ

        • ふたりでお茶でもしましょうか

            私はね あなたと過ごすお茶の時間が とっても好きなのですよ。     気づいていないかもしれないけどね。           「お茶でもしようか」     と、誘ってくれるその言葉も   携帯を取り出し、 お仕事の諸々を片付ける向かい側で 外をぼんやり眺めたりする 静かな静かな時間も。           そして、 時々 ブラックコーヒーをすすり、 サンドイッチ、半分こしましょうか。 と提案すれば、 嬉しそうな笑みを見せてくれたり。           束の間の

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        ふたり揃いの つっけんどん

          宇野重吉さんと幼い私

          なんか、何故だか急に 宇野重吉さんのことを思い出す。   宇野重吉さんとは、ご縁があり 小さな頃にお会いしたり、 お手紙をいただいたり。 当時の私は、 チェッカーズのおかげで 歌番組めっちゃ観てる子だったのでね、 息子さんの寺尾聰さんは、 TV観て、赤いソファの人だと 認識しておりましたが 宇野重吉さんのことは知らず。 宇野重吉さんにお会いしたことに、 両親がとても驚いてて、 お手紙が届いた時は、 めっちゃ慌ててました(笑) 昔話の朗読をされてて、 何巻もあるカセッ

          宇野重吉さんと幼い私

          月見マックシェイク

          どうも こんばんわ。 芋栗田 南京子です。     月見マックシェイク。 もう、お芋ですわ。 冷たい飲み物なのに、 冷たいものを食している気がしないくらい お芋です。   スイートポテトみたい♡ 私とほぼ同時に カウンターで注文してた 制服姿の女の子。   オーダーは、 白玉とあんこの月見パイ。     隣同士で 商品も、ほぼ同時に受け取り なんかわからんけど不思議な連帯感で 目を合わせて           「うむ。」             と、お互いうなずき合

          月見マックシェイク

          The Checkers

          愛がダダ漏れた39年。   リアルでデビューを知る世代で、 たぶん最年少組くらいな私。 「Song for U.S.A」の カーリーと同い年です。 そんな幼い子が、 39年も、変わらず好きで居続けられるのは、 ヒーロー達が 変わらず守り続けてきてくれたから。 人間くさい リアルなヒーロー達。     それでも、 見させてくれる夢や 与えてくれる愛情は、 とてつもなく大きく超越したモノ。 ありがとう。   これからもどうぞ 大きな愛で包み込んでいてくださいね。 その

          The Checkers

          Mayと申します

          メインはFacebookで更新しておりましたが、 noteの方も、 少しずつ書いていけたらな。と 思っております。       18歳から25年、 高知でずっと夜のお姉さんをしておりまして。 色々重なったタイミングを ここぞとばかりに利用して、   お店を閉め、思い立ったが吉日。 えいやっ!!と ずっと来てみたかった金沢へ やってまいりました。   こちらに来て約半年。 そろりそろりと、いろんなことを試してみたり 新しいことにチャレンジしてみたり、 しておる次第でございま

          Mayと申します

          ハンガリー刺繍バッグ

          ハンガリー刺繍バッグ

          One for you

          鼈甲色の月を なぞる指で紡ぐ 二十六夜の フェミニンな匂い香     互いに呼応し合う音が 永遠を見つけ 辿り着き 重なり ゆらめきあって ひとつに交ざる         この一杯を味わったら 私もゆくから   胸に あなたを抱いたまま 深い眠りの中へ           Mm… ねぇDarling 聴いていてくれる? 私の夢物語を       Mm… ねぇ Darling 不思議な運命 私の夢物語は       Mm… そう Darling 知っていたで

          One for you

          Coffe Aroma

          風が 花の香りを運んでくる ピンクの水面 柔らかな陽射し 大きな伸びに クシャミをひとつ         シーツに包まる 君の寝息が 頬をゆるませる           髪をなでたら 珈琲を入れよう 贅沢な時間を 君にあげよう   目覚まし時計も 今日は お休み 鼻歌まじりで 漂わせるアロマが 気づかずにいた 胸の奥を 目覚めさせてゆく       こんな朝も いいもんだね           おはよう さぁ 目を開けて 僕を見つめて     おはよう

          Coffe Aroma

          Dande Lion

          あなたでした 願うことで 繋がることを知ったのは       あなたでした 照れ臭さにまいりそうになりながら 仕舞い込んでいた箱を また取り出せたのは         たんぽぽのような あなたでした 果てしない愛で 支えてくれたのは       たんぽぽのような あなたでした 誓った夢に 手を伸ばす勇気を 歌ってくれたのは             やさしい雨に 濡れた日も 窓の向こうに 見上げた星も   大きな瞳に浮かぶ 透明な雫も     いつまでも 鮮やかにとめどない

          Dande Lion

          みをつくし

            「かにかくに 物は思はじ 朝露の 我が身一つは 君がまにまに」         あぁ こういうことなのだ 言葉で紡げない 果てにある魂の共鳴とは     妖しのようだった それを知るまでは どこかで待ち続けていた それが 身に起こることを       怖かった そのまますべて 認めることが           あらがえないものがあると知った今 もう あれやこれやは どうでもいい     ただただ 静かに静かに 感じるままに 導かれるままに そよいでゆけばいい      

          みをつくし

          月光

          「夕闇は 路たづたづし 月待ちていませ 我が背子 その間にも見む」       私の元への路を 明るく照らせ 月の光よ   あの人が迷わぬように 転ばぬように 手に取り損ねぬように     夕闇は 路が覚束ないから 月を待っていらっしゃい あなた     待ち侘びたその時にも きっと あなたの姿は 私を包み込んで 決して離さない           私に見せてほしい 月の光よ 輝きを背に こちらを見据える あの人の 素晴らしい姿を 私を射抜く あの人のまっすぐな瞳を

          月光