リアル店舗の経験価値①今なぜ、経験価値なのか?
こんにちは 松岡です。noteメンバーシップとの共有記事として、先日のメンバーからの共有情報も参考にして、「リアル店舗の経験価値」について、検討していきます。第一回は「なぜ今 経験価値なのか?」についてです。
よろしくお願いします。
【内容】
⑴ Eコマースシフト
⑵ モノからコトへの消費シフト
⑶ さらにシフトするコト消費
⑷ リアル店舗の見直しと「経験価値」
⑴ E コマースシフト
日本のEコマース(消費者向け電子商取引)の市場規模は、20.7兆円(2021年)に上り、全国の百貨店売り上げ合計4.41兆円の約4.5倍規模になります。特にコロナ禍に伴う行動制限により、前年比7.35%と大きな伸びを見せています。さらに小売全体におけるEC化率は8.78%超で世界平均の18%に比べると、まだまだ伸びシロを感じさせます。また品目によってもEC化率は異なり、書籍や家電など40%前後を占める分野もあれば、食料品のように3%程度に留まる分野もあります。
小売業におけるEコマースシフトを前提にした体制づくりの必要性を痛感します。
ここから先は
588字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?