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習い事 何にする?

私の結論は、スポーツと音楽です。もちろん、本人がやりたいことならなんでもいいと思いますが、ひとまず親から勧めるものとしてはこの2つです。
また、始める時点で考慮すべきは経済状況や距離です。
習い事にはめちゃくちゃお金がかかるものもありますし、地域で行っていて、多くはかからないものもあります。ひとまずは、無理しなくて済むものを試しましょう。
距離に関しては、小学生になっても送り迎えが必要なものは、長く続けた場合に負担になります。お子さんが一人っ子で親に時間的な拘束がない場合は気にする必要はありませんが。
また、本当に好きで好きで没頭している場合は、金銭も時間もなんとか親が頑張るというのもありですよね。

なぜスポーツと音楽?


習い事の目的は、人生の楽しみを増やすことだと考えているから。そして、人生の楽しみをもっている子は、勉強が必要になれば、頑張るのを見てきました。
だから、本当に嫌がるならやめていいと思うし、気に入ったものに出合うまで
色々試してみて構わないと思います。
手軽なものとして、スポーツと音楽を書いたけど、華道や茶道などが身近で好きならそれも同じです。

スポーツを挙げたのにはもう一つ理由があります。長く生きていく上で、運動をしていくことは身体作りや健康のために重要だと年を重ねて、あらためて感じているからです。今は、運動をする子としない子の二極化が進んでいます。本当は勝ちを目指すようなスポーツばかりではありません。楽しめるものに出合ってほしいです。学校体育で体験できるスポーツは限られていますから、好きなスポーツに出合える機会を増やしてほしいということです。

音楽は、楽器が演奏できると楽しいからです。ピアノなど王道もいいですが、練習は慣れるまでは結構大変で、好きでない子には苦痛でしょう。でも、今ならドラムでもギターでも管楽器でも、安価なものからあるし、家でできる電子楽器もあります。地域の和太鼓などは、年齢層が様々な人と仲良くできますし、子供は大切にされます。小学校の金管バンドなどがあればそれに入るのが、一番お手軽かもしれません。最近は、児童館に中高生用のスタジオがあるところもあり、バンド活動などもしやすくなっています。実物以外にも、スマホやタブレットなどで音楽を作ることだってできます。楽譜が読めない人向けの講座もYouTubeなどに上がっており、月謝が払えなくても学べます。

塾や英語は?

それも、本人が行きたくてたまらないなら趣味と一緒です。行ってください!
ただ、私は、勉強は最後は主体性がないとダメだと思っています。
本人が希望しないのに、塾だ英語だと小さいうちから無理やり通わせている子は、一握りの子を除いて途中でエネルギー切れします(中学受験まで、持ちこたえても、入ってからついていけなくなり不登校や転校とか…)。それは、数多く見てきた私の実感です。
塾は、私がやらせるなら、短期決戦かなと思います。ドラマ「2月の勝者」で言えば、サッカーをやめて塾に通い始めた子のイメージです。

みんながやっているから?

長男が幼いとき、あるママ友が幼児向けの通信添削をするか迷っていました。「みんなやっているし、値段も安いし…。」という話を聞いて、そう考えるのかと思いました。私は「みんなと同じことやったら、みんなと同じになっちゃうじゃん。」と感じたからです。
それぞれの子供には必ずその子なりの良さがあって個性がある。これは、学級担任をしていていつも思うことです。「みんなと同じ」にとらわれる必要なないと思います。

私はどうしたか?

3人平等にしたいので、ある程度兄が基準となりました。(詳しくは後述)
3人ともやらせたもの:体操、水泳、ピアノ、実験教室、夏期講習体験
体操◎:イメージ通りに体を動かせるようになるので、後からどのスポーツにいっても役に立ちました。柔らかくなるので、怪我も少ないです。
水泳◎:体力がつく。天候に左右されない。本当に逆三角形の体型になる(笑)
ピアノ○:一人でも一生楽しめる。(駅ピアノ弾こうかなと思える。)練習をある程度続けないと上手くならないから、家にキーボードかピアノが必要。当初は親の働きかけも必要。
実験教室○:好きならおすすめ。うちは、そのおかげか、親は文系ですが、みんな理系志向。


長男:
・11ヶ月から保育園。
・3歳から、週1回土曜日に体操
・1年生からは毎日学童。コマやメンコにめちゃめちゃハマり、上手くなりました。お兄さんたちと遊ぶので、ドッジボールも強くなりました。
・1年生夏に学年で「浮けない男子ラスト1」になった本人からの希望で水泳。(しばらく順番待ちでしたが、2年生の夏には間に合いました。)
・2年生春、近くにできた月1回の実験教室の体験に行き、そのまま行くことに。
・2年生の終わりに、母の希望で「習い事は、あなたの自由だけど、一つだけお願い。絶対将来楽しくなるから、ピアノを習って。」と言うと、わかったと言ってくれました。(ただし、その前に、発表会とかも強制でなくて楽しみのために学ぶことを許してくれる先生を見つけました。)
・3年生後半くらいから、野球チームに入りたいと言い始めるが、下に2人もいて、仕事もあって、私が当番が無理と思い、ずっと許可しなかったが、本人の熱意を感じたので、4年生後半から入団。(体操は、本人が平日に通うように。)
・5年生から学童がなくなり、夏休みがあまりに空くので、塾の体験夏期講習に行く。(本人も周りに塾通いが多くなり、どんなところか興味があったので)
終了後、先生方から秋からの入塾を勧められたが、本人は、「今回は昼だったからいいけど、夜は眠いから無理。行かない。」ということでした。当時の我が家は、末っ子(8歳下)に合わせて9時半消灯でしたから、確かに。
・中学生になったのを機に、習い事は全て終了し、部活(野球)に専念しました。が、中学でピアノがめちゃくちゃ上手な男友達に出会ったことで、2年生くらいから、またピアノで好きな曲を弾くようになり、一人暮らしのプレゼントはキーボードがいいと言うくらいの趣味となっています。

次男:
お兄ちゃん好きだったので、ほとんど同じ。途中で引っ越してしまい、ピアノが中途半端に終わったのが申し訳なかった…。ただ、本人は歌う方が好きらしく、兄がいた時はピアノに合わせて熱唱するのが定番でした。
ただし、野球だけはさせず、もう一つ好きだったバスケのチームに入れました。兄はなんでも割と得意だったので、どこでもついて行って可愛がられてはいましたが、全て兄の2番手になって欲しくなかったからです。あと、じっとしてられない落ち着かない子だったので、バスケの方が向いていると思いました。これは、正解でした。部活もずっと続けています。
学童終了後の5年6年は、夏休みの夏期講習は行かせました。(当時は、体験は1万円かからなくて、申し訳ないくらいでした。)

長女:
3歳から体操。
5歳からピアノを習うも、引っ越しで1年でやめてしまった。
1年生になり、宿題が終わると、家にある紙にそのプリントを書き写してまたやっているのを見た長男が「俺は全くやりたくないけど、こういう子には公文でもやらせたら。」と言うので、初めて公文という選択肢を考え、体験に。本人大喜びで、国語と算数を始めた。
2年生から水泳。
3年生から実験教室。
3年生の終わりにピアノの先生が見つかり、再び習い始める。
5年生で、学童が終わって、塾でもいく?と聞いたら、「ダンスに行く。」とのこと。友達が塾通いで習い事をやめていくなか、体操水泳ダンスと、どこに向かうのかな?という感じでした。
公文は、国語が読む文章が難しく(興味がもてないように)なり、英語に変更。
夏休みは、夏期講習の体験に行きました。
中学入学を機に、ピアノ以外はやめました。部活はバレーボール。







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