ハーフが一生向き合い続けるモノ
片親が、または両方の親が外国人。もしくは親の都合で外国と日本両方の環境の中生まれ育った子供。言語習得や多文化理解の面では恵まれていると言われるけど、本人はその環境についていくのに多大な努力をしている。
しかし、いくら努力した所で、過程で失った物、コンプレックス、思考パターン、周りから押し付けられる期待/偏見/差別などスティグマは一生消えない。産まれた瞬間から死ぬまで付き合い続けなきゃいけない。
私自身も、私の妻も、似たような境遇の知り合いも皆そう。
片親が外国人なお陰で、「英語ペラペラなんでしょ!」と周りから言われ続けた。英語の先生にまで言われた。そんな目で見られ続ける12歳の少年は中1の英語の授業をどんな気持ちで受けていたか。
もちろん親が外国人であるだけで英語ネイティブにはならない。
確かに周りの日本人と比べたら少し英語が出来るかもしれない。発音がいいかもしれない。でもネイティブが聞けばネイティブの英語ではない事は明らか。周りの期待と自分の実力のギャップからコンプレックスがどんどん大きくなる。「ハーフなのに英語が話せない。」
英語が嫌いになる。英語の先生も友達も嫌いになる。こんなハーフの自分を産んだ親も嫌いになる。中学生の時、僕は母親に言った。「僕は絶対!外国人と結婚しない!自分の子供にこんな苦労をさせたく無い!!」
前に進むには向き合うしかなかった。大学に入って、嫌いな英語を勉強した。お陰で今は外国で英語を使って仕事をしている。非英語ネイティブからは英語上手だねと言われる。そんな事はない。今でもネイティブが聞けば僕の英語は変。その度にコンプレックスが騒ぎ出すが、以前よりかは手名付けられる。
私がこれを書くきっかけを与えてくれた、しまきさんのツイート。
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