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ここまでのまとめ
「やりたいこと」がない子を考える(14)
さて、ここまでをまとめると、「やりたいこと」とは「快感の再現」をしようとすることによって生じるのではないか、ということでした。
「カミナリで撃たれたような衝撃」レベルの「快感」が人生を変えてしまうのは、「快感の再現」ができる人生を歩もうとするためです。
逆にいうと、「やりたいことがない」というのは「再現すべき快感」がないことによって生じると考えられます。
したがって、教育において「カミナリで撃たれたような衝撃」レベルの、「強力な快感」を感じる体験が必要になるわけです。
大きな方向性はわかったわけですが、これを実際に行うのは大変なことです。
この体験は偶然の要素が大きい上に、一人一人前提条件も興味関心も違うため、やろうと思ってなかなかできるものではありません。
しかし、この体験が起きやすい状況をつくることはできます。
どのようにすればいいのか。
再び、フロイトの快感原則をもとに考えてみましょう。
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