見出し画像

依存人生から脱却しよう!

あなたは、いまなぜ、その仕事をしているのでしょうか?

「小さい頃からやりたいことだったから」
「たまたまご縁があったから」
「就職試験で、ここしか受からなかったから」
「お金のため仕方なく」

など、それぞれの目的や理由があって、今の仕事に就いていることでしょう。

同じ人生なのに、ある人は「会社へ行くのが楽しみだ」という人もいれば、「毎日会社へ行くのが辛い」と感じている人もいます。

出世街道を突っ走る人もいれば、なかなか出世できないでもがいている人もいます。

その違いはどこから来ているのでしょうか?

同じものや、同じチャンスを与えられ、同じようなスタートラインに立っているにもかかわらず、どうしてこのような違いが生じてしまうのでしょうか?

「能力がないから?」
「学歴がないから?」
「生まれ育った家庭環境が良くなかったから?」
「貧乏でお金がなかったから?」
「上司に恵まれなかったから?」
「身体が弱かったから?」

…様々な理由が考えられるかもしれません。

選択の基準が、人生の結果を創り出している

ただ一つ言えることは、「あなたの選択の基準が、あなたの人生の結果を創り出している」ということです。今の自分は、すべてあなたが選択してきた結果です。過去の人生の岐路ともいえる選択の場面を思い起こしてみましょう。

その時々に選択をしてきたあなたの「基準」はいったい何だったのでしょうか?
自分にとって何が大切だったのでしょう?

どんな価値観に基づいて選択してきたのかが見えてくると思います。価値観とは、その人が「何を大切にするか」を示すものだからです。

私たちは、ほとんど無意識のうちに、価値観にしたがって優先度を決めています。新たなビジネスに参入するかどうかの重要な判断も、「正しいか、正しくないか」よりも、「やりたいか、やりたくないか」が最終的な決め手になります。

この「やりたい」という自然な気持ちが価値観です。

未来は価値観によって創られる

何らかの選択肢があったとき、どの選択肢を選ぶかによって、未来の姿は異なってきます。

もしも、論理的な分析によって未来が予測可能であるとすると、誰かによって描かれたシナリオをただ演じるだけのものとなってしまいます。一人ひとりの選択によって未来が違ってくるからこそ、創造性が発揮できます。創造や変革は、これまでとは異なる未来を創り出すことです。

未来が自分の選択によって決まり、選択は価値観によって行われるものだとすれば、未来は価値観によって創られると言えます。

そのため、「どうなりたいか」という未来のビジョンを見定めるためには、「何をやりたいか」という自分自身の価値観を理解していることが必要です。未来を観るためには、自分を知らなければならないということになります。

ところが私たちは自分の本当の価値観を認識していないことが多いです。

なぜなら、価値観には、内発的動機に基づく内発的価値観と外部の環境など外発的な動機に基づく外発的価値観があるからです。


内部的価値観と外発的価値観の違いについては次回ご説明いたします。

フォロー、スキ、お待ちしております。
********************
株式会社コーチビジネス研究所 代表取締役
日本エグゼクティブコーチ協会 会長

五十嵐 久(いがらし ひさし)

【実績】
● パーソナル・コーチング
経営者、起業家、士業等を対象に延べ180人、4,300時間

● プロコーチ養成講座
プロコーチ育成 320人

● 研修・講演等
経済産業省、内閣府、地方自治体、商工会議所、中小企業診断協会、
大学、中学校、保育園、金融機関、食品メーカー、サービス業等多数

【メディア出演等】
NHKおはよう日本、フジサンケイビジネスアイ他
「覚悟の瞬間(とき)」

【主な著書・執筆】
「コーチング・ビジネスのすすめ」(合同フォレスト)
「社長の想いを軸にするパートナー型コンサルティング」(同友館)他多数

株式会社コーチビジネス研究所 公式HP
株式会社コーチビジネス研究所 Facebookページ
五十嵐 久 Twitter
五十嵐 久 Facebook

【女性のためのエグゼクティブコーチ入門プログラム】
https://coaching-labo.co.jp/coachbusiness/
LINE登録で5日間学べるプログラムです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?