五十嵐 久@株式会社コーチビジネス研究所 代表

株式会社コーチビジネス研究所 代表取締役/一般社団法人 日本エグゼクティブコーチ協会 …

五十嵐 久@株式会社コーチビジネス研究所 代表

株式会社コーチビジネス研究所 代表取締役/一般社団法人 日本エグゼクティブコーチ協会 会長 国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ/中小企業診断士 “中小企業経営者一人一人にパートナーコーチを”との思いで、コーチングの普及とコーチの育成に務めています。

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依存人生から脱却しよう!

あなたは、いまなぜ、その仕事をしているのでしょうか? 「小さい頃からやりたいことだったから」 「たまたまご縁があったから」 「就職試験で、ここしか受からなかったから」 「お金のため仕方なく」 など、それぞれの目的や理由があって、今の仕事に就いていることでしょう。 同じ人生なのに、ある人は「会社へ行くのが楽しみだ」という人もいれば、「毎日会社へ行くのが辛い」と感じている人もいます。 出世街道を突っ走る人もいれば、なかなか出世できないでもがいている人もいます。 その違い

    • なぜ経営者にコーチが必要なのか?~コーチングは経営の安定と躍進への触媒剤~

      「俺にコーチなんていらないよ」 残念ながら、多くの経営者からまだそんな言葉を耳にします。経営者の皆さんのコーチングに関する誤解からきているところもあるのかなと思います。 「コーチ」というと、スポーツのコーチを思い浮かべる方が多く、やはり指導者のイメージが強いためと考えられます。 しかしながら、経営者の役割は、 ・社員一人一人の幸せを考え、 ・成長を促進させる社員のやる気を高め、 ・生産性を上げる社員を信頼し、 ・任せる後継者を育成する新たな戦略を考え、 ・常に経営を革

      • 背伸びをしてポジティブシンキングになる必要はない!

        コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 さて、 「コーチングは何でもポジティブに考えればいいんでしょ!」 そんな風にコーチングを考えている人もいますが、コーチングとは自分の力以上に背伸びをしてムリにポジティブシンキングをすることでもありません。 コーチングとはありのままの自分を認め、ありのままのクライアントを認めることが大前提です。 脳科学の世界では、たとえば他人に対して「バカ!」「最低だ!」などとののしると、脳はそれを全て自分のこととしてとらえるので、ネガティブな言

        • エグゼクティブ・コーチの視点

          コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 エグゼクティブ(経営者)は見ている世界が違う経営者や経営幹部層をコーチングするエグゼクティブ・コーチングと一般の人を対象にしたコーチングとは何が違うのでしょうか? エグゼクティブ(経営者)は、一般の社員とは見ている視点が異なります。30階建てのビルを想定してみましょう。 1階から見る景色と30階から見る景色では、当然違ってきます。何が見えるかは、何を通して見ているかによって変わります。 汚れた窓を通して何かを見ようとしても、目に映

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        • プロコーチ五十嵐久によるコーチングコラム
          16本

        記事

          メンタルトレーニングについて

          コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 メンタルトレーニングについてお話します。 メンタルトレーニングやイメージトレーニングと聞くと、スポーツ選手を連想するかもしれませんが、この考え方や手法はもちろんビジネスパーソンにも有効です。 コーチの中にも、このメンタルトレーニングの考え方を取り入れメンタルコーチと名乗って活動している人がいます。 ビジネスコーチングやパーソナルコーチングでも、もちろんこの考え方は応用できますし、クライアントの状況に応じて必要なスキルになります。

          受容と共感

          こんにちは、五十嵐です。 受容とは受容とは、クライアント(相手)の言葉、感情などを、自分の価値観で批判したり評価をしたりせず、そのまま、ありのまま受け止めることです。 そのためには、100%相手の味方になることが必要です。100%相手の味方になるということは、相手を絶対に拒否しないということです。相手からどんなことを伝えられても、拒否せず、いったん受け止めることが重要です。 私たちは誰かから話を聞くと、聞いたことに対して評価やアドバイスをしようとしたり、相手に議論を仕掛

          意図を読む力がないとリーダーは務まらない

          以前、国会などで「忖度(そんたく)」という言葉が話題になりました。 「忖度」とは、他人の気持ちをおしはかるという意味です。人間には意図のない行動はありません。 相手の気持ち、感情、意図は何かを察知することです。すべて私たちの行動は自己観からきています。 「自分はこういう人間である」 「〇〇という人は、こういう人である」 自己観とは、自分によって認識される自分と言い換えることもできます。 自己観には「相互独立的自己観」と「相互協調的自己観」がある「自己」は文化や社会的状況また

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          女性がコーチング・ビジネスに参入しやすい7つの理由

          こんにちは、五十嵐です。 元手が要らず、ローリスクで、時間や場所に縛られないコーチング・ビジネスは、女性が安心して始めることができる事業です。 1. 手元資金ゼロでも起業OK
 どんなビジネスを始める場合でも、最大の課題となるのが資金です。
 コーチという仕事は、自分の体ひとつで始めることができ、事務所も不要なので、初期投資がほとんどかかりません。必要なものは、パソコンと電話ぐらいです。 2. コーチング・ビジネスはリスクが非常に低い
 起業の最大のリスクは倒産です

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          エグゼクティブ・コーチングへの誤解「業界経験のないあなたに何故経営者のコーチができるのですか?」

          こんにちは。五十嵐です。 残念ながら、日本ではまだエグゼクティブ・コーチングの素晴らしい本質とその効用が理解されているとはいえないのが現状です。 エグゼクティブ・コーチングについて話をすると、 「〇〇業界関係の職業に関わった経験がない人が、どうして経営者のコーチができるのでしょうか?」 と多くの人から聞かれます。 曰く、 「この分野にそれほど造詣が深いわけではないのに、どうしてコーチができるのか」 ということですね。 エグゼクティブコーチの役割経営者に行うエグゼクティ

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          心理学とコーチング ~フロイト、ユング、そしてアドラー~

          心理学を学ぶにあたって、必ず登場するのが、フロイト、ユング、そしてアドラーです。3人とも医学者であり、心理学の源流は「精神医学」と言われています。もっともアドラーは眼科を専門として医学課程を修了しています。そして内科の医院を開業していますので、このあたりも精神科医の2人と違う理論を打ち立てた背景といえるでしょう。 3人は独自性の高い理論を打ち立てた心理学の巨人です。フロイト1956年~1939年、ユング1875年~ 1961年、アドラー1870年~1937年の生涯を送ってい

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          自己一致は、理想の自分になるための必要条件

          こんにちは、コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 表面だけの魅力はいつか剥がれるこんな企業に勤めたいと思う理由の一つに、まずはその外見が魅力的であることです。 例えば、東証一部上場企業、100年以上続く老舗、TVなどでも取り上げられている急成長企業、研修や福利厚生が良いなど、「安定」「成長」「安全」が視覚的に見えるものに人は魅力を持ちます。 しかしながら、その表面がメッキであった場合、期待値が高い分だけ、それに惹かれて集まった人の落胆は大きいものです。 これは、実は、

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          世界中の賢人が解明しようとして、それでもわからないのが「人の心」。 「人を理解するのは実に厄介ごとである。常にモヤモヤ感を覚えてしまう。それを少しでも腑に落ちるよう助けてくれるのが心理学である」 https://www.facebook.com/1441412849443498/posts/2508247106093395/?sfnsn=mo

          世界中の賢人が解明しようとして、それでもわからないのが「人の心」。 「人を理解するのは実に厄介ごとである。常にモヤモヤ感を覚えてしまう。それを少しでも腑に落ちるよう助けてくれるのが心理学である」 https://www.facebook.com/1441412849443498/posts/2508247106093395/?sfnsn=mo

          コーチって何をする人ですか?~コーチングの活用方法~

          こんにちは。 株式会社コーチビジネス研究所の五十嵐です。 「コーチって何をする人なんですか?」 「コーチングどのように活用できますか?」 などの質問を受けることがあります。 コーチとしての活動(コーチングをどのように役立てているか)は、コーチによってさまざまです。 ビジネス分野を中心に「エグゼクティブコーチ」「ビジネスコーチ」としてやっている人もいれば、「子育てコーチ」「キャッシュフロー・コーチ」「教育コーチ」「占いコーチ」「人生設計コーチ」などの名称で、活動している

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          やりたいことが見つからないという人へ

          こんにちは。コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 コーチングをしていても、時々「何かやりたいんですが、やりたいことが見つからないんです。」という方がいます。 メタ認知認知心理学の中で、もっとも注目されている概念に「メタ認知」というものがあります。 「メタ認知」とは、自分の感情を冷静に観察し、「今、自分の状態はこうだ」「自分はこんな感情を持っている」と気づく力のことです。 なんとなくモヤモヤしたり、イライラしたりしていても、 「モヤモヤしている自分や、イライラしている自分

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          もしも小学生がコーチになったら?

          こんにちは。 コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 ①「お父さん、空はなぜ青いの?」 ②「お父さん、どうして勉強しないといけないの?」 「お母さん、どうして学校へ行かないといけないの?」 あなたも子どもの頃、こんな質問をしたことありませんか? あるいは子どもから、こんな質問を受けたこともあるでしょう。 子どもの質問を聞いていると、子どもは名コーチだと思うことがあります。コーチの質問は、相手のための質問であることが基本です。 コーチが知りたいことを質問するのではなく、そ

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          2歳の子にコーチングしたら〇〇〇〇が治りました… ~理想の子育てコーチング7か条~

          こんにちは。 コーチビジネス研究所の五十嵐久です。 以前、コーチング講座に参加されている受講生の方から 「2歳の子にコーチングしたら、指しゃぶりが治りました・・・」 と言って喜んで報告してくれました。2歳の子へのコーチング?体験というのは、私も初めてで、びっくりしてしまいました。 「指、美味しい?」 「保育園でもみんなやっているのかな~?」 と、赤ちゃんの顔をしっかり見て問いかけをしました。 すると赤ちゃんは、 ちょっと怪訝な顔をして「指しゃぶり」を止めたといいま

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