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もしも小学生がコーチになったら?

こんにちは。
コーチビジネス研究所の五十嵐久です。

①「お父さん、空はなぜ青いの?」
②「お父さん、どうして勉強しないといけないの?」
「お母さん、どうして学校へ行かないといけないの?」

あなたも子どもの頃、こんな質問をしたことありませんか?

あるいは子どもから、こんな質問を受けたこともあるでしょう。
子どもの質問を聞いていると、子どもは名コーチだと思うことがあります。コーチの質問は、相手のための質問であることが基本です。

コーチが知りたいことを質問するのではなく、その質問をすることで相手が考え、自分で気づき、行動が変わる、そんな質問がよい質問とされています。

子どもは、自分が知らないことを純粋に親や大人に聞いてきます。
それは子どもの知的好奇心です。

それだけに子どもの質問には、はっとさせられることがあります。

①「空はなぜ青いの?」と聞かれても、すぐに答えられない場合もありますね。
この時に、大人は自分が知らなかったり、忙しくて答えるのが面倒だったりすると、「そんなことはどうでもいいでしょ。」と、突き放してしまうことがあります。

こういう質問をされたとき、どうしたらいいのでしょう?

答えを知っている必要はありません。

答えを教えてあげることよりも、子どもの知的好奇心を満たしてあげるようにします。
「どうしたら調べることができるか」を子どもに問い、一緒に考えてあげます。場合によっては調べる方法を教えてあげます。子どもは答えを知りたくて自分で探すようになるはずです。

コーチングも同じです。

その分野に関する知識がなくてもコーチングができるのは、質問力があるからです。

②の「どうして勉強しないといけないの?」
「どうして学校へ行かないといけないの?」という質問も正解はありません。
「お父さんはこう思うけれど、あなたはどう思う?」と聞いてみます。
あるいは他の人の意見も聞いてみることを勧めてみましょう。

最終的には子どもが「自分で考えること」の大切さを理解することです。
私は自分の娘に「勉強しろ」などと一度も言ったことがありません。
ただ「学ぶことの楽しさ」は話してあげました。

「答えを与える」のではなく、子どもに自分で考える力をつけさせることが大切です。

「答えは相手の中にある」それがコーチングの考え方です。


フォロー、スキ、お待ちしております。
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株式会社コーチビジネス研究所 代表取締役
日本エグゼクティブコーチ協会 会長
国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ
五十嵐 久(いがらし ひさし)

【実績】
● パーソナル・コーチング
経営者、起業家、士業等を対象に延べ280人、5,300時間

● プロコーチ養成講座
プロコーチ育成 430人

● 研修・講演等
経済産業省、内閣府、地方自治体、商工会議所、中小企業診断協会、
大学、中学校、保育園、金融機関、食品メーカー、サービス業等多数

【メディア出演等】
NHKおはよう日本、フジサンケイビジネスアイ他
「覚悟の瞬間(とき)」

【主な著書・執筆】
「コーチング・ビジネスのすすめ」(合同フォレスト)
「社長の想いを軸にするパートナー型コンサルティング」(同友館)他多数

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