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ネオニートになりたい女子大生

昔、「ネオニート」になるからと就活をしない女子大生とマッチングアプリを通して会ったことがあります。
「ネオニート」つまり、次世代的なニートを彼女は目指しているようでした。
具体的には、毎日マッチングアプリで男の人を呼んでご飯を食べて生きていく計画らしかったです。
今も何人かの男の人と定期的に会っており、ごはんを奢ってもらって過ごしているようでした。

「ネオニート・・・!すごいね!!」

お説教おじさんにはまだなりたくなかったので、その場では特に何かを言ったりはしませんでした。
ただ、おそらくその計画は難しそうだなぁとは思ったのでした。

年齢を重ねて見た目が、、みたいな話もあるかとは思いますが、一番問題なのは「男性側もどんどん結婚していく」という部分ですよね。
たとえ彼女が依存先を分散して、複数の男性に支援してもらっていても、年齢を重ねるにつれて彼らが結婚する可能性は高くなります。昨日まで会えてた人が急に会えなくなる、みたいなこともよくあるのかなと。
相手の結婚後も関係を続けたとしても、会うことができる時間はかなり限られます。
まあ、それは彼女も理解済みで、早いうちに結婚してやろうと思っていたのかもしれません。
ただ男性も多少相手のスペックや収入は気にするので、いままで「ネオニート」として生きてきた女の子と結婚しようと思う人は少ない気がします。YouTuberとか、アフィリエイターとかならまだいいとは思うんですけどね。。!働く意欲があるわけなので、実績さえあれば伸びそうですし。

無敵な年齢

その女子大生は、大学四年生だったのでおそらく22歳くらい。22歳って無敵な年頃ですよね。適度に大人で、でもやっぱり子供で、社会を理解した子供みたいな厄介な時期かもしれません。
自分も22歳くらいのときはちょっと無敵な感覚があったなぁと今振り返れば思います。
自分の場合は、就活をしたり就職をしたり、回りが結婚していったりするなかで、自分は無敵じゃなかったと気付く瞬間がありました。

マッチングアプリの弊害

マッチングアプリは簡単に異性と出会うことができます。特に女性は無料で、男性からのいいねもめちゃくちゃきます。普段の生活だとありえない感覚ですよね。学生の頃ってモテるっていっていも同時期に2、3人にアプローチされるくらいかと思うのですが、マッチングアプリだと、それの10倍以上のアプローチが一気にきます。そして甘やかしてくれる相手も多いです。

今回あった女子大生も、マッチングアプリでの体験がなければ普通に就活して、働いていたかもしれません。「すぐに異性を呼べる」とか、「ご飯をおごって貰える」みたいな体験が、簡単に人生を狂わせるのねと思っちゃったお話でした。まあ最近だと「レンタル何もしない人」とか、「プロ奢ラレイヤー」とか、いろんな人がいますからね。キャラを確立さえすれば、そういう道もありかもしれません。というか自分もなれるならネオニートになりたい。

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