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なぜ、結局「えびすじゃっぷ」は炎上したのか。

はじめまして。もん@といいます。
普段はTinderやマッチングアプリに関する記事やレポを書いてます!
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えびすじゃっぷとは?

「えびすじゃっぷ」は、早慶出身の男性3人組Youtuberです。
初投稿でマッチングアプリTinderに関する動画を出すと100万再生を達成。その後、Tinderや相席居酒屋などで女性をお持ち帰りするような動画を数多くアップし、ファンを増やしていきました。最近では、お持ち帰り動画を投稿することはほぼなくなり、3人の日常生活を切り取ったような動画や、バラエティ風の恋愛・エロ系企画を動画化していました。


Youtuber達による緊急事態宣言下の飲み会が文春に取り上げられ炎上

テレビニュースにも取り上げられているので、ご存知の方も多いと思うのですが、いわゆる大手のYoutuber達が緊急事態宣言下に誕生日パーティーという名の飲み会を開催、その様子が文春に撮られ社会的な問題として様々なメディアに取り上げられました。

その飲み会に参加していたYoutuberは様々でしたが、Youtuberのファンから見ると炎上の要素が多く孕んでいるメンバーだったのでした。具体的には、

・「息子を夫に預け別居中の母親」

・「元看護師」

・「コカ・コーラ×オリンピックのイメージタレント」

・「Youtube事務所UUUMの社員」

・「元コロナ患者」        ・・・などです。

多くのファン達が頑張って自粛をしている中、インフルエンサーである彼らたちが30人規模で集まり深夜まで飲み会を開催。その結果、ファンたちを失望させ、謝罪動画を公開したり、活動休止を発表するグループも出てきました。

えびすじゃっぷの炎上への対応

今回取り上げる「えびすじゃっぷ」のメンバーも、この飲み会の参加者でした。彼らは、飲み会に参加したことに加え、「路上で立ちションをしている姿」を撮られており、多くの批判を集めていました。

そして、彼らの批判に対する最初の対応はこのツイート。

普段からイケイケの動画を出している彼ららしいツイート。ファンの方はこのツイートを面白がっていました。

そして、その後グループのチャンネルで今回の報道に関する動画をアップロード。内容としては、「飲み会に参加したこと自体は正直反省していない」「自己責任でやればいいと思うので、今後も飲み会はする。」「立ちションについては反省している」という内容でした。

そして、動画内で交番に行き立ちションについて警察に自白。事の成り行きをしらない警察官から、「わざわざ警察に来るなんて真面目だね」と褒められ許されるという動画内容でした。

他の参加者とは違う対応で、一時フォロワーが増加。

えびすじゃっぷの動画は、ただ謝罪するのではなく自分の考えを説明し、反省するところは反省するという内容だったため、ファンを中心に多くの高評価を獲得しました。

しかしその後動画はファン以外にも広まっていきます。さまざまなメディアにも動画が取り上げられていく中でえびすじゃっぷの動画は炎上、動画は低評価ばかりになってしまいました。現在高評価が約3万に対して低評価が約7.5万という状態です。

なぜ結局「えびすじゃっぷ」は炎上したのか?

えびすじゃっぷが炎上した一番の理由は、「回りに迷惑をかけているという自覚がない。」という点かと思っています。

彼らはもうすぐ30歳に近い年齢なのですが、考え方が大学生のままYouTuberになってしまったアラサーグループという感じがしてしまいました。普通の社会人は外で立ちションはしませんし、全く面白くありません。

今回の報道に対するえびすじゃっぷの主張を要約すると、

「自己責任で飲み会もやればいい。」というものでした。

それを聞いて、彼らは、「回りに迷惑をかけている」という自覚がないのだなぁ、とすごく残念に思いました。

もし、彼らがコロナに感染してしまったら、無関係な医療従事者に対して迷惑をかけてしまいます。身近な人をコロナに感染させてしまうリスクも高まります。

そして彼らは、飲み会ではっちゃけすぎたためか「立ちション」を行った結果、飲み会に参加したYouTuber全員に対して迷惑集団の仲間というイメージを作り上げてしまいました。報道されるメディアによっては、飲み会そのものではなく、マナー違反な立ちションが許せないと批判されているケースもありました。

また、えびすじゃっぷや同席していた多くのYoutuberの収益は、Googleからの広告収入や、スポンサーとなってくれる企業のPR案件で成り立っています。今回の騒動に関連したYoutuberに、広告費を払って商品を宣伝してもらいたいと思うまともな企業はいないはずです。以前暴力事件や未成年へのわいせつ行為を行い逮捕されたワタナベマホトは、Youtubeからアカウント停止を受け、全YouTube動画を削除されてしまいました。

えびすじゃっぷも他のYoutuber同様に企業とのコラボ商品を販売していましたが、今回の騒動を受け、企業側は販売停止を発表しました。企業側からすると大迷惑ですよね。

また、えびすじゃっぷのメンバーは活動が親にバレていたりします。家族や親戚はこの報道を見てどんな気持ちになるのでしょうか。

えびすじゃっぷは割と好きだったんですが、今回の行動や報道後の対応にはかなりがっかりしました。

社会性を失ったYouTuberは淘汰されていく時代に。

先程もお伝えしましたが、YouTuberの収益源は、「Googleからの広告収入」「広告主のPR案件による収益」「自身のグッズやイベントなどの売上」が主です。

つまりは、基本的に「クライアントや広告主が居て成り立つビジネスモデル」ということです。そのあたりの仕組みを理解していないYoutuberは、今後どんどん厳しくなってくるでしょう。もちろんファンからのグッズ売上などは広告主がいなくとも成立しますが、社会性を失っているYoutuberにいったいどれだけのファンがついていくでしょうか。

「自己責任」を主張して周りに迷惑をかける人って、本人に自覚がないので一番どうしようもないですよね。


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