見出し画像

ジンジャー愛好家。

 昨日は行きつけの病院に行ってきた。

 どうにも風邪のような症状が出ていたので万が一があってはならないと思って病院の門を潜った。

 行く前に電話をすると発熱外来は午前十一時からというので自宅で待機した。

 横になってウツラウツラしているうちに診療時間になったので足を運んだ

 待合室には私のほかには誰もおらず閑散としていた。

 受付で保険証を出すとすぐに体温計を渡されて熱を測るように言われた。

 脇に体温計を挟んでぼんやりしているとあっという間にピピッと電子音が鳴った。

 気になる体温はやっぱり平熱だった。

 ううん、でも体はだるいしなぁと思って待合室で待っていると先生からすぐに呼ばれた。

 お世話になりますとあいさつをするとどうしたの?とニコニコしながら話しかけられた。

 そこで体調がすぐれないことを伝えると聴診器で心音を図って喉を開けるように言われたのであーんと口を開けると金属の棒で舌を抑えて喉の具合を診てくれた。
 
 その結果、うーん風邪じゃないね。

 熱も平熱だし、強いて言えば気のせいかなぁとどこか楽しそうに言われた。

 私はでも体調は良くないし…と言おうとしたが診察をしてもらったら何だか体の具合が良くなったような気がした。

 どうする点滴していく?と聞かれたが時間がかかるのでいえ大丈夫ですと答えた。

 それからもし具合が悪くなったらまた来なさいと言われて診察はものの五分で終わった。

 薬も出してもらわなかったので受付で支払いをしてそのまま帰宅した。

 時計を見るとお昼前だったのでもう一度布団を敷いて横になった。

 それから少し寝てから冷凍うどんを茹でて梅干しを落とした梅うどん食べて再び布団と一体化した。

 夕方に結構な量の汗をかいて目が覚めた。

 喉も痛くなく体調はたくさん寝たので回復したようだった。

 そこでとりあえず晩御飯の買い物に出かけた。

 行きつけのスーパーで鶏肉とネギとレタスを買った。

 後は家にある食材を使うことにした。

 帰宅して非常に念入りに手洗いとうがいをしてお風呂に入って体をしっかりと温めた。

 ホコホコになった体で簡単な晩御飯づくり開始。

 鶏むね肉を半分に開いてから細切りにする。

 それを摺り下ろしたショウガと醤油、酒、砂糖のタレに漬けてよく揉んでおく。

 漬け込んでいる間にネギを大量に小口切りにする。

 冷凍庫から凍らせているお米を解凍しておく。

 レタスを包丁で真っ二つにして水洗いして手で一口サイズに割いておく。

 そこにアツアツに熱したごま油を回しかけて塩を振って一品出来上がり。

 メインはショウガに漬けこんだ鶏むね肉。

 フライパンに油を敷いて両面を焦がさないようにしっかりと焼く。

 仕上げに漬けだれを回しかけて味を見て濃くなければ刻んだネギを大量に乗せて出来上がり。

 昨日の晩御飯はこれで完成。

 お酒は念のため休肝日にした。

 何だかんだ理由をつけて毎日飲んでいるからたまには飲まない日があってもいいだろう。

 居間にご飯を運んでいただきます。

 まずはレタスサラダから。

 これは食べる直前に海苔を揉んで振りかけるのがポイント。
 
 よくかき混ぜるとなおよろしい。

 パクッと食べると油のコクとあっさり塩味が体に優しい。
 
 揉み海苔の効果も抜群でちょっと韓国風でもあるなと思いながらモグモグ。

 麦茶で喉を潤してからメインの鶏のショウガ焼きを食べる。

 タレをたっぷり絡ませてモグッと口にするとショウガの爽やかな辛みがピリッとする。
 
 その後に鶏のパツンとした旨味と醤油味のタレのバランスが良くて食が進む。

 これは白米との相性も抜群で米が進んで仕方がない。

 何よりショウガ効果でじんわりと体が温まっていい。

 つい最近ショウガ料理についてnoteを書いたが身体が弱っている時にはこれに限る。

 そんな事を考えながらモリモリとご飯を食べた。

 少し残ったので今日の朝ごはんに鶏のショウガ焼き丼にして美味しく頂いた。

 昨日は夜も早寝だったので今日は元気ハツラツである。

 それにしてもお医者さんの言うことはもっともだと思った一日だった。

 さぁて、今日は何を食べようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?