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記事一覧

世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 -②

前回の続きになります。例によって気になった内容をピックアップしていき、気の向くままに書い…

tomandfrieda
1年前
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世界のニュースを日本人は何も知らない3 - 大変革期にやりたい放題の海外事情 -①

「世界のニュースを日本人は何も知らない」 なんて挑戦的なタイトルでしょうか。 実はこのシ…

tomandfrieda
1年前
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多様性の科学 ~画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織~①

ちゅ、多様性。 なんて歌がヒットするくらい、「多様性」という言葉を聞かない日はありません…

tomandfrieda
1年前
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未来に先回りする思考法

今回は佐藤航陽さんが書いた「未来を先回りする思考法」という1冊について書きたいと思います…

tomandfrieda
1年前
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勉強するのは何のため?

何年か前に読んだ本ですが、Kindle Unlimitedのリストに入っていたので、久しぶりに読み返して…

tomandfrieda
1年前
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貧乏国ニッポン ~ますます転落する国でどう生きるか~②

前回の続きになります。 「安さ」だけではない、日本の転落日本の国際的な地位は急激に低下 …

tomandfrieda
1年前
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貧乏国ニッポン ~ますます転落する国でどう生きるか~①

教育に従事していると視野が狭くなりがちです。企業に勤務されている方であれば、自分たちの業績が世界情勢に左右されることもあり、世界で何が起こっているか、また日本の今の立ち位置はどこか、というのは比較的理解されているのではないかと思いますが、教員はあまり世界に目を向ける機会がありません。 しかし、私は勤務している学校で「グローバル教育」を担当しており、常に世界を見ながら仕事しています。職場では30人近い外国人の教員を束ね、海外の中等・高等教育機関と常に連携し、自分自身も仕事で年

スマホ脳

いきなりですが、質問です。 私たちは一日に何回スマホを触っているでしょうか? 答えは・・…

tomandfrieda
1年前
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テレビが伝えない国際ニュースの真相 ~バイオ・サイバー戦争と米英の逆襲~②

前回の続きとなります。 米中覇権争い前回世界中で存在感を高める中国について書かせていただ…

tomandfrieda
1年前
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働き方5.0:これからの世界を作る仲間たちへ

久しぶりに落合陽一さんの本を読みました。 上記の通り、新型コロナウィルスのパンデミックに…

tomandfrieda
1年前
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世界2.0~メタバースの歩き方と創り方~②

前回の続きになります。 国家戦略としてのメタバース 前回の投稿で「メタバース」のような”…

tomandfrieda
1年前
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世界2.0~メタバースの歩き方と創り方~①

メタバース おそらく一度は聞いたことがある言葉かと思います。この言葉が一躍有名になったの…

tomandfrieda
1年前
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勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき②

前回の続きになります。 先日本書ならびに今回記している「関西中学受験ツアー」に関する記事…

tomandfrieda
1年前
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勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき③

前回、前々回の続きになります。 コズエ前回の投稿の最後に、『「良い受験」とは、子供も親も受験を通して成長し、受験の結果に関わらず、「受験をしてよかった」と思えること』と書かせていただきました。コズエのケースはまさにその「良い受験」だと思えるものです。 コズエは前述のアユタやハヤトのようにサピックスや早稲アカのような中学受験の大手塾ではなく、「うのき教育学院」という中規模の塾に通い、志望校の合格を目指します。 ちなみに本書で出てくる登場人物たちは実在する子供や保護者たちで