展奇

イラストレーターです。たまに絵のことや、勉強で得た気づきについて書き連ねます。

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最近の記事

【お絵描き論】自分が描きたいように描け

絵を描けば描くほど「絵は難しい」と思う。 何を描いたらいいのか、どう描いたらいいのか……毎日悩んで迷っている。 それでも突き詰めて考えた結論はやはり 「自分が描きたいように描け」 である。 今回はその考えに至った要因を3つ述べたい。 ○要因1:AIの発達 AIに頼むと短時間・高水準の絵が出てくる。まるで絵の自販機。 数行の命令文、数秒の時間で一流イラストレーターの絵に匹敵するクオリティのものが出てくるのだから、同じ水準で勝負をしようとするのは人間では不可能だろう。 驚

    • 2023年 展奇の活動方針

      2022年の年初より現名義での活動を開始し、幸運にも多くの方からの応援、多くのお仕事を頂くことができ、多方面への感謝が絶えない。 こちらのツイートのように「フォロワー1万人」を目標に掲げて、主にイラストで活動をしてきた僕であったが、今振り返るとこの目標はあまり適切ではなかったように思う。 目標の数字が大きすぎるから、というようなことではない。 「フォロワー1万人」は、自分でコントロールのできない、己の外にある目標であるからだ。 1万人のフォロワーを得ることは、手段を選ばなけれ

      • 辛いときは逃げてもいい

        学校で勉強する意味が分からない、働くのが辛い、そういう方は今すぐ逃げてみるのもアリではないかと思う。 「親に怒られるから勉強する」 「世間体があるから働く」 僕はこういうのは大嫌いだ。 それは自分ではなくて他人の価値観に支配されているから。 僕は受験勉強から逃げ、ふつうの会社員生活から逃げ、恋愛から逃げ、東京から田舎へ逃げて今に至るが、なんやかんやで現状は幸せだ。 高校卒業後は3年間ニート生活だったし、大学はドイツ語学科だったし、就活もしなかったし、最初の会社にはゲーム友達

        • 頭をすっきりさせる3つの行動

          現代に生まれて本当に幸せだと思う。 やりたいことができたらすぐに実行できる環境もあるし、欲しいものが配達で翌日には届くし、アプリやブラウザでキーワードを入力すれば欲しい情報が3秒後には手に入る。 が、その一方で、なんだか色々なことを見たり試したりしているのに、気持ちがすぐれない、なんとなく頭がもやもやしたような感覚はないだろうか。 慢性的に眠いとか、何かをするのは億劫だとか、人付き合いが辛いとか、そんなふうに感じている原因は、もしかしたら「頭がすっきりしていない」からかもしれ

        【お絵描き論】自分が描きたいように描け

          「知ってる」という言葉で逃げる人生は今日でおしまい

          「あーそれ聞いたことある」 「もう知ってるよそれ」 こんなセリフを、口には出さないまでも、つい思ってしまうことがある。 色々なYouTuberの諸先輩方が 「こういうのがおススメ!」 「これが真理」 と教えてくださる色々な知識、知見、知恵、そういったものを見聞きして取り入れると、同じことに触れた瞬間『知ってる知ってる病』の発作が出る。「知ってる」と思うところまでは当然の反応。 しかし「知ってる、だから聞かなくていいや」とか「知ってる、でも自分には関係ない」という発想につながっ

          「知ってる」という言葉で逃げる人生は今日でおしまい

          才能という言葉に逃げないことにした

          自分にできないこと、力不足なことがあると分かったとき 「僕には才能がない」 「あの人はいいよな、才能があって」 ついそんな言葉を口にしそうになってしまう。 しかし、その「才能」は便利な逃げ口上でしかないことを実感している。 だから才能という言葉に逃げないことにした。 数年前、友人らと「将来こういうアニメ作ろうぜ!」と企画を立ち上げて絵を描いたり物語を考えたりしていた。 その時に友人の一人G氏から言われたのが 「お前の物語はつまらない」 だった。 盛り上がりに欠け、テンプレも

          才能という言葉に逃げないことにした