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理想と現実

春が来た

明治神宮にある標本木の桜の開花宣言が先日行われました。
私の職場は山の中にあるのですが、ここ数日、ホトトギスの鳴き声が聞こえてきます。また、自分や、それぞれ関わる人達の気分の浮き沈みが激しいと思うこの頃で、「あぁ春が来たな」と感じています。

保護猫への寄付

実は今の猫をお迎えする前は、保護猫のお迎えを希望していました。
そういう話をすると「すごいね」と言ってくれる方もいますが、自分はそこまで保護猫に対して「可哀そう」とか「今まで報われなかった分、大事にしたい」という気持ちがあったわけではありませんでした。
猫を飼う前の事前情報を集めているうちに『保護猫を引き取って欲しい』という文字をよく目にしたため、お迎えするなら保護猫かな?という気持ちでした。

それで家族で保護猫活動をしているお宅にお邪魔して面会をさせてもらいました。充分に猫をお迎えする前の知識は備えていたつもりでしたが、結果的には不合格でした。
理由としては初めて猫を飼うため、逃がしてしまう可能性があることが心配、ということでした。でもその時の気持ちとしては、初めて猫をお迎えするなら保護猫は厳しいということ、ブリーダーかペットショップで購入するしかない、と思いました。
たまたま寄ったペットショップで、月日が経って大きくなった猫がいたので、その子をお迎えしました。
実際、保護猫をお迎えする時に、猫のお迎えの知識はあったのですが、今思うと保護猫の知識はほとんどありませんでした。
そういうところを見抜いた保護活動家さんはすごいなと思います。

最近、近くに保護猫カフェなるものができました。
条件は厳しいようですが、審査が通れば引き取ることもできるそうです。
私は月に1回程度、カフェへ遊びに行っているのですが、猫たちは本当に懐こくて、足の上に載って来てくれたり、すり寄って来てくれたりします。
遊ばせてもらっているお礼と活動を頑張って欲しいという気持ちを込めて、少しですが寄付を始めました。
クラファンで継続的な金銭の寄付もいいなと思ったのですが、私もそこまで裕福ではないので、できる時にできる範囲の寄付をしたいと思い、アマゾンなどを通して寄付しています。

今同居している猫の療養食や治療費代はバカにならないし、1年足らずで数十万ぐらいはかかっています。
また、お金だけの問題ではなく、世話や病院に行くための時間の確保やトラブルがあった際の柔軟な対応が求められます。
きっと保護猫カフェとなると、もっとお金はかかるし、もっと大変だと思います。
しかし、どんな形でも、他の動物でも、単純にお迎えしただけでは終わりません。
私は、この先も猫や犬と一緒に暮らし、責任をもって共同生活を楽しみたいと思います。

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