金返せ泥棒。(親ガチャに失敗したその3)

自意識過剰のうちの毒母だが、一時期リバーサル(カメラ)をやっていて、二言目には「お金がかかる、お金が無い」だった。

「そもそも、あちこちに写真を撮りに行くお金があるのなら、それ我慢したら」と毎回喧嘩をし、私に金の無心ばかりした挙句、借金なすりつけた本当のクソ親で。(今でもその癖は抜けていないので絶縁になっている)
デジカメも持っていたので、デジカメと併用しなさいよといっても、聴く耳を持たず、私から奪い取ったチェキも、他の方からプレゼントしてもらったミラーレスもすぐ壊すという、物さえ大切に出来ない人でした。

それが、昔、ある日の事、私の写真が目に触れることがあり、いつものようにああでもないこうでもないと、ケチを付け始めた。

私も写真は結構撮るほうで、コスプレやら絵の資料にと、当時の部屋には写真が散らばっていたので、私が撮影したものと思い込んだようだが、
実はイベントにお越し頂いていた 某プロの方がチェキやポラで楽しく遊び心満載で撮影してくれたものだった。
この頃には、もうこの馬鹿さ加減が面白かったので、適当に相槌打ちながら、ケチを一通り吐き出してもらった後で、

そのプロの方と一緒に写った写真と共に、「それ、プロが撮ったものだけど?」と言ってみた。

「プロはそんなもので写真はとらない!」と必死に言い張る親。
すでに顔は真っ赤で悔しがっている。顔にもすぐ出るのでお察しだ。
「写真の中のプロの手に、ポラロイドカメラ写ってるでしょ?それで撮ってくれたよw」
「ポラでこんな写るはずない!」
「いや、プロだしw」
「あ、後ね、画家は画材を選ばない、むしろ描けないモノ(多分紙とかキャンバス以外)に描けないモノ(多分、絵の具やインク以外)で描こうとする。カメラも一緒って言ってたよ」
(私は写真より画家を目指していた方なので、意味がわかった)
その時の狼狽っぷりは、失笑というか嘲笑ものだった。
お前のせいでこっちは虐げられて性格が歪んでるんだ。
笑うしかないだろうが。

後でわかったことだが、この毒親の腕前は、リバーサル500枚以上撮って使えるのが1枚か2枚だったそうだ。

これには呆れた。

金をゴミ箱に投げ入れてるようなモノよ。
しかも人から巻き上げた金で。
人のカバンの中から財布を出して、そこから抜き取った金。
今度はあそこに写真を撮りに行く、ここに撮りに行くとのたまってたのは、遊びでしょうね、そうですね。

趣味は自分ができる範疇でするから趣味なんだ。
金返せや。泥棒。

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