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【若林源三解体新書】◇番外8 ~繋がる未来で、今度こそペンライトを振ろう~

先日、鈴村健一さんのライブに行ってきました!!

私にとっての鈴村さんは、アニメで若林くんの声を出してくれる、とっても大切な人。
ですが、伸びやかで力強い歌声も大好きなのです。
鈴村さんご自身の曲も、他のアニソンもうたプリソングも、見つけては色々と聴いて鈴村ボイスを堪能しています。

その鈴村さんのライブ、死ぬまでに一度くらいは行ってみたいなと前々から思っていました。

そして、今年『 ぶらいと 』というアルバム発売とあわせてライブツアーが開催されることを知り、そのうちの東京公演なら行けそうだったので、e+(イープラス)で申し込んでみました。
抽選だったので、どうせ当たらないよね???
と、本当にあまり期待せずに。


すると、
当選してしまったではありませんか


…… え、当たっちゃった??  

え、なに、

私、鈴村さんの生声聴けるの?
え、マジですか????!!!


と、当選してから、ライブという現実に激しく動揺する私。


こうしてとってもとってもとってもとっても楽しみな予定が入ったものの、ライブの日は年度末・年度初めという悪魔シーズンまっただなかの4月2日。

日々に忙殺され、前日になってようやく現地への交通手段とチケット入手方法の検索にたどり着きました。

チケットは、コンビニに行って紙のチケットを発券すればいいよね?と思っていたら、全然違いました。
電子オンリー
e+のアプリをダウンロードして電子チケットを入手せよ、というもの。

えー電子かあ~、電子チケットのことは知ってますが、紙か電子かの選択制だと思い込んでいました。
紙のチケットをスケジュール帳に挟んで持ち歩くのが好きな私にとっては、ちょっと残念。

ですが、仕方ありません。

アプリをダウンロードしてチケットを表示してみると。


…… え?なにこれ、
前から〇列目!?(一桁です!!!)

そんなにいい席取れちゃっていいんですか!?!?

と再び衝撃。

一般発売で申し込んだので、席は後ろの方だろうなと諦めていたのですが、うぁああああああーーーーーーーと、仕事で疲れた心と身体(苦笑)に一気に熱いテンションがみなぎりました。
胸熱ってやつはこういう感情です。

紙ではないので、
記念にスクショしました♪♪♪ 


───────────────


さて、当日。

…… はて、何を着てゆけば???


たまに行く演劇鑑賞で服装に困ったことはないのですが、声優さんのライブは初参戦、アーティストのライブも20年以上ご無沙汰です。

20年以上前の当時は普通の若者でしたので(笑)、普通の若者のオシャレで何も問題ありませんでした。

でも、声優さんのライブ。
絶対私よりも若い方で溢れ返っている。
彼女達に合わせようと思ったら痛々しい……
そうかといって、年齢相当のオシャレ(?笑)をしても、絶対に浮く気がする。

うーん、わからんと思いつつ、厚手のジャージ素材でサイドにスリット入りのロングワンピースと、ひらひらフレアスカートに見えるパンツの重ね着、ヒールのあるアンクルブーツという、多分どうにか今っぽくデザインのものに決定しました。

(これが、現地で色々と間違いだったと発覚します。)



さて、現地で迷子になることも見越して早めに出発。

大空翼君の楽しそうにサッカーするワクワクにも負けないワクワクで家を出ました。
こんなにワクワクワクワクワクワクワクワクしながら出かけたのは久しぶりです。

そして、想定どおり若干道に迷いつつ、無事に会場である豊洲PITに到着。


豊洲PIT



会場周辺にいるライブのお客さんとおぼしき方々、想像どおり皆さんお若い!!!

私が一番年上なんじゃない?鈴村さんと実は同じ歳なんだけどさ、鈴村さんもめっちゃ若く見えるしさ………、と一人で若干落ち込みを感じながら、いやいや、鈴村さんはきっと様々な層のお客さんを喜んでくれるはず!と脳内で勝手に鈴村さんのお人柄への信仰を深めつつ、会場入りしました。

(その後、よく見たらいろんな世代の方がいらっしゃいました! 笑)



会場の外見で抱いた感想は、

ハコ(会場のこと)、ちっさい!!!


昔行ったことがあるライブ会場は、東京ドームと横浜アリーナです。
それと比べるなよ、という話ではありますが……

さらに、ライブ会場内に入場すると、

───────── うわっ!!!!
いい意味で狭い!!!!

その、前から〇列目………!!!!

思ったよりすぐそこに、ステージが!!!!
なんだこの最高の距離感!!!

ひゃーーーーーーー!!


一人での参加&いい大人なので、一見は無言・無表情のままでしたが、内心一人で大騒ぎです。
味わったことのない新鮮な感動が感動を呼び、ライブが始まる前から「これでは、本物の鈴村さんが現れたらどうしよう」と、ドキドキで壊れそうで1000%ラブな動悸が止まらず。

……なのですが、早めに会場に行ったおかげで、席に座っていると会場の雰囲気に少しずつ慣れ、ドキドキも若干落ち着いてきました。

開演時刻の6時が近くなり、客席がどんどんと埋まってゆきます。


あらためて、他のお客さんの様子を窺うと、

……… 今回のツアーで販売されているTシャツや、以前の鈴村さんイベントのTシャツらしき姿の子達。
そうでなくても、トレーナーやパーカーなどの動きやすそうな服装の子達。
そして、足元は、スニーカーかヒールの無い靴がほとんど。


ようやく、大昔に行ったアーティストのライブの記憶を思い起こしました。

そうか、基本、立ちっぱなし。
一緒に踊ったりするよね、相当動くよね

そういえば、「ライブにハマってダイエットになった」って誰かの言葉をネットで見かけた気がする。

実は、最近のイベントといえば映画又は演劇しかなかった私には、『 イベントは座って落ち着いて見るもの 』という感覚がすっかり染みついてしまっていたのです。
たぶん、ライブは2時間近く立ったまま。
デスクワークが主で、さらに運動不足で疲れやすい私には、ちょっとハードルが高く感じてきました……

…… やばい、厚手の服とかヒールとか、絶対やばいよね!?

期待感とは全く別の動揺に襲われている私の右隣の空席に、女性が慌ただしく駆け込んできて座りました。
ライブに間に合わないかも!!
と、一生懸命走って来たのでしょうか?
うんうん、私もありますよ……
お芝居(演劇)に遅れるんじゃないかとヒヤヒヤしながら電車を乗り換えたことが過去に何度も………と自分を振り返り、彼女に対して同志のような親近感を勝手に覚えた、この次の瞬間。

その女性、バッグからすらりとペンライトを2本取り出し、さっそくスイッチオン。

え…………ペンライト………?!

女性の手元から目をはなして周囲を見回すと、

…………えっっっ!!
いつのまにか、
みんなペンライト持ってる………!!!!!

文字通りほぼ全員、です。
過去の鈴村さんのイベントやライブで買ったものらしき、ブルーに光るペンライトをみんなスタンバイ。


鈴村さんのライブには、ペンライト必須でした。


ペンライトは持っていなくても、代わりに腕に光るブレスレットを装着している子も。

本当に何の道具もないのは、私調べですが私の周囲は私だけ。

大昔に行ったライブで、ペンライトは必須ではありませんでした。
ペンライトはどちらかといえばアイドルのコンサート・ライブで使うもので、当時の安室奈美恵やTMレボリューションやチャゲアスのライブにペンライトは必需品ではなかったのです。
持っているお客さんもいたのかもしれませんが、自分も一緒に行った友達も持っておらず、そして全く困りませんでした。

(なお、ライブ終了後にネットで検索したところ、鈴村さんのライブではペンライトの色はブルーが基本だそうです。
確かに、ほぼ全員薄いブルーのライトでした!)


え………どうしよう……
私だけ、めちゃめちゃ浮いちゃうかもしれない………

一瞬で私を押しつぶす、圧倒的な不安感。
内心オロオロしていると、ライブ開始の合図となる音楽が流れ始めました。

今更ペンライト購入なんて絶対無理だし、もうどうにかするしかないっ!
と変な覚悟で鈴村さんの登場を待ちました。



そして。

ステージに鈴村健一さん君臨

ここで本当なら、会場が『キャーーーーーーーーー!!!!!』となるであろうに、このご時世なので、声出しは一切禁止。
発することができる音といえば、拍手や手拍子のみです。


キャーの声出しは禁止でしたが、気がつけば、お客さんは一斉にStand Up.
まるで「一同、起立!」と号令をかけられた、卒業式の学生のよう。

あ、やっぱり立つよね?そうだよね?

と、予想どおりの展開に、私もそんなに遅れを取らず立ち上がりました。

1曲目のナンバーが始まり、周囲のペンライトが一斉に揺れます。

会場いっぱいに圧をかけて響く、生のバンドの迫力。

そして、

鈴村さんの生声だっ

・・・・・・!!!!!!(涙)


本物の鈴村健一さんが、わりと至近距離で歌を熱唱しているのです。

思えば、こんな貴重な空間、今までどうしてもっと積極的に参加しなかったでしょう。
演劇は、DVDや放送よりも生で劇場で見るのが一番良い。
歌をメインとするライブだって同じです。
そのことにどうしてもっと早く気付かなかったのでしょう、私。

とにかく今日この場に来られたことを感激しつつ、リズムをとること自体は得意なので、エアーペンライトをひたすら振り始めました。

しかし、そうは言っても鈴村健一ライブ初参戦。
動き方のお作法はまったくわからないので、周囲のお客さんの様子もちょっと観察させていただくことに。

……… 右隣の女性、
全身全霊で動き、熱くペンライトを振っています

ああ、鈴村さん大好きで何度もライブ参戦してるんですね……
わかります、わかりますよ!
ペンライトの振り方が全然違いますよね!!
『 同志 』だなんて勝手に思っちゃって、ほんとすみませんでした!!

と思いながら、彼女を視界の隅で捕らえて見よう見まねで腕だけをそれっぽくエアーペンライトを振り続けました。

その一方で、反対側の視界の端に入る、左隣の隣の席の男性。

私の右の女性と同じくノリノリでライトを振っていましたが、よく見れば、この男性と女性、ペンライトの振り方が違います。
両者とも曲に合わせつつ、上の方で回すか、下から上に振るか、みたいな若干の動作が違うのです。
また、同じ曲の同じ箇所でも、ドラムのリズムに合わせて振るか、又はメロディーの流れに合わせて振るか、みたいな違いもありました。
いずれも鈴村ライブのプロのようでしたが、そうかといってお二人の動きは統一されているものでもありません。

さらに周囲を見渡せば、ある程度まとまって同じ動きをしている人達もいれば、そこまで動かし方にクセもなく何となく無難に振っている子も。

同じ曲を聞きながら動いているので、テンポやリズムがバラバラということはありません。
ただ、サビの部分は会場全体がほぼ同じ動きをするものの、それ以外はみんながぴったり同じ動作ということはなく、どれが正しいというものでもない様子でした。

『 ああ、リズムがそれなりにあっていれば、サビの部分さえそれなりにみんなと揃っていれば、あとは好きなように動けばいいのね 』
と、ここから自由になりました

ロベルト本郷の『 サッカーは自由だ 』という言葉と同じく、ペンライトの振り方は自由です。

そして、当り前ですが会場のお客さん全員、視線はステージに釘付け。

私がペンライトを持っていようが持っていまいが、動きが多少、いや、だいぶ怪しかろうが、誰も私なんて見てはいないでしょう。

ここから非常に気が楽になりました。

曲と周りの邪魔にならないように、好きに振ったら良いのですね、
ペンライトは

ここから、私も気楽に曲に合わせて腕を動かせるようになりました。

そもそも、手に何も持ってないという致命傷は忘れることにしました。)


数曲を熱唱し、ここで鈴村さんのトークが入ります。


舞台の上の鈴村さん。

終始、笑顔・笑顔・笑顔、ずーーーーっと笑顔❤でした。


『 みんな、来てくれてありがとう!
今日は思いを一つにして、めいいっぱい楽しみましょう! 』

というオーラに溢れる笑顔を見せ続けてくれました。

席が遠くだったら、これが『 笑っているような顔に見えた 』という表現になってしまったかもしれませんが、席が前方なので、鈴村さんの表情一つ一つがしっかりと見えます。 

何という幸運でしょうか。


そして、最初のMCで鈴村さんはこんなことを言ってくれました。

「みんな、一緒に歌いたいよね。
だから、僕は今日、決めてきました。
思いっきり声を出してうたっちゃいましょう!!」

え、いいの??声を出して歌っちゃっていいの???ホントに!?
と、しっぽを振る犬の気分でいると、

「・・・心の中でね。
心の中で思いっきり。
家に帰ってから、近所迷惑にならないように声を出して思いっきり歌ってもいいから(笑)。
でもね、心の中のみんなの声が、ちゃんと届くんです。
ちゃんと聞こえるんです、伝わってくるんです」

だよなー、だめだよねーと思いつつ、『 それでもちゃんと伝わるから 』との優しいお言葉に胸を打たれ、心のしっぽを振ったまま心の中で思いっきり歌っちゃうことを決意しました。


そうして、続きのナンバーが始まりました。

心の中での声出しにもエアーペンライトにもすっかり慣れました。

もう、大好きな曲を大好きな声が、しかも生で熱唱しているんです。
会場のお客さん全体が同じ音楽に包まれ、その一体の空気の一部になるのがたまらなく気持ちイイんです。
心の底からリズムが溢れ、歌詞ことばに打たれ、もう身体を動かさずにはいられません。


曲は次々と進み、ライブの中盤位で私の大好きな曲達のターンに。

私の大大大好きな「月のうた」「太陽のうた」、そして一番大大大大大大好きな「My Life、Summer Life」。

この「My Life、Summer Life」の中に、

好きなこと 好きだと
なぜに 言えない
誰にも内緒で叫んじゃおう!
oh yeah! oh yeah! oh yeah! 

という歌詞があり、

『 あーーー~~~~~
まさに今のこの会場だよね!!!!
声には出せないけれど、みんなが心で叫んじゃってるよね!!!
なんてタイムリーな歌詞なの!!!!!
もうもうもう、鈴村さん、
大好き!!!!! 』

という、上がり切ったテンションを超えた、さらに滅茶苦茶なテンションになったのを今でもはっきり覚えています。

最初のペンライト持ってない不安なんてどこへやらだし、他のお客さんの動き方なんてもう眼中にありません。
他の人がどこでどうリズムを取ろうが、マイビートは譲れない!!とよくわからない感情にインスパイアされながら、心と体の底からライブを楽しんでいました。
こんなに熱いボルテージの何かに完璧に巻き込まれたのは、生まれて初めてと言ってよいくらい。


こうして、最高潮のテンションを迎え、高揚感を保ちつつもその後はバラードも織り交ぜながら、ステージは続きます。

会場は熱い、動いているから暑い、そしてヒールの靴では足が痛い。
動きやすい服に平らな靴、それがライブの正装か!!!!と身をもって知りました

そして、服装と同じくらい大切なのが水分補給。
みなさん、ふとした隙に、一瞬椅子に座ったりしゃがんで足元の自分のバッグからペットボトルを取り出し水分摂取。
こんな時は、水かお茶かスポーツドリンクが最適ですよね。
コーヒーとジュースのペットボトルしかなかった私、大失敗でした。


───────────────────

こうして、幸せと動揺が入り交じりつつ、楽しい時間はあっという間に90分以上経過となり。
一度は最後の曲となりましたが、その後はお決まりのアンコールとなりました。

アンコールの合図の拍手は、ただの拍手ではなく決まった叩き方の拍手。
鈴村さんが一度舞台の袖に下がると、すぐに特定のリズムが後方のお客さんから鳴り響きました。

拍手とみんなの期待にこたえ、
再びステージに登場した鈴村さん。


「アンコールって、ちゃんとその拍手なんだね」

と笑ってました。
何のきっかけで始まったことがわかりませんが、微笑ましい定番なのですね。

アンコールでは、鈴村さんが想いを存分に語り、その語りに繋がるように思い入れの強いナンバーが流れます。

途中のトーク、そしてアンコールでのトークを含め、鈴村さんの言葉でとても心に刺さったのは、次の二つのような話です(鈴村さんの話したとおりの言葉ではありません、要約です。)

「曲は、聞いた人が、感じたように受け止めてもらえればいいなと思ってます。もちろん、曲にこめた自分なりの想いはあるけれど、聴いた人それぞれが、それぞれ感じるように受け止めてくれれば」


「こんな世の中だし、みんなそれぞれ色々なことがある、でも前に先に進むしかない。
僕も、ツアーが始まる時は『最後までできるのかな』と思ったけれど、今、こうしてここに立っている。
小さなことでも、目の前のことを一つひとつやっていくしかなくて、
それが、未来へ繋がるんだなと感じます。
一人一人、今できることをしながら、明日からまた進んで。
そして、いつかまた、その先に繋がった未来で必ず会いましょう!」


─────── 等身大の、リアルな言葉。

綺麗事だけじゃなくて、誰もが抱えているようなネガティブな気持ちもきちんと汲み取って、それでも、
『 それぞれ一つずつがんばって行こうよ、必ずその先に繋がるから 』
と。

ノリノリの楽しいことや、いい事ずくめのポジティブだけじゃ暮らせない。
そういう人もいるかもしれないけれど、少なくとも自分はそうじゃない、と私は常日頃ひしひしと感じることが多くて。

だからこそ、鈴村さんの言葉はリアルに響き、勇気づけられました。

勇気をくれるってこういうことです。


アンコールの最後、本当に最後の最後の曲となったのは、「SHIPS」。


さあいこう 長い旅路さ きっと
錨ををあげろ!
覚悟なき者よ さらば
雄たけびあげよう!

深い霧 悪戦苦闘はつづく
答えは今日も見えない
不条理に見えるものの中に光る
宝物探す毎日だって
楽しめば冒険者です

荒れ狂う大海原に
白旗上げる日もあるだろう
敗北は終焉じゃない
幕開けへと変えるんだ

その声で覚悟を示せ!
もっともっとボリュームあげろ!
そう 視界は澄み切っていく
顔上げろ 冒険者達よ
希望という名の船 いつの日か
新世界へ

だれもが皆 冒険者さ
聞こえるだろう この叫びが ほら
果てない旅 一人じゃない
響かせるのさ
その叫びを 今

「SHIPS」より抜粋


こんな言葉の曲を最後に、ライブは幕を下ろしました。


──────────────

───────────

───────

────


本当に、ライブに行って良かった。

ありがとう、
ありがとう、
ありがとう、鈴村さん。

楽しい時間をありがとう、
元気な笑顔をありがとう、

最高のワクワクをありがとう、
一体感をありがとう、

そして、前へ進んでゆこうと思える気持ちをありがとう。

『 SHIPS 』
今日からまた新たな未来への船出。


死ぬまでに一度くらい会えたらいいな、
と思っていたけど、

もう一度、鈴村さんに会いたい。

私なりに、この先を生きて、

いつかまた、鈴村さんのライブで、

今度こそ、ペンライトをちゃんと手にして、

大好きな曲を鈴村さんの生声で聴いて、

今日の右隣の女性や左側の男性に負けないくらいに、
ちゃんと1曲目から堂々とペンライトを振って、

曲のシャワーを浴びて、私の中で私の受け止め方で、今日みたいに私の感情を感動で埋め尽くして一杯にして。


そんな未来に、繋がるように。


つまずきそうになったら、ライブのことを思い出しながら、頑張って進んでゆくから。


辿り着いたいつかの未来で、
鈴村さんと、ライブの他のお客さんと一緒に、最高の共感で痺れたい。





帰り道の夜風は、ライブの熱を優しい気持ちへと変えながら冷ましてくれる柔らかさ。

ああ、春になるんだな。


そんな、2022年4月2日土曜日でした。


────────────


最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。


よかったら また遊びにきてください!





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…気になって最後まで見ていただけたら私は充分です……ありがとう(*^^*)💙💚💜